概要
社名:讀賣テレビ放送株式会社(Yomiuri Telecasting Corporation)
毎日放送と並び数多くのアニメ作品を輩出。特に、宇宙戦艦ヤマト、名探偵コナンは代表作。また、情報ライブミヤネ屋や秘密のケンミンSHOW、ダウンタウンDXといった情報番組やバラエティ番組も制作している。読売テレビ2代目社屋の玄関前には2002年、コナンがヒットした功績として江戸川コナンのブロンズ像が建てられた。2018年秋にいったん撤去され(撤去跡には怪盗キッドからの犯行声明があり、「怪盗キッドに盗まれた」という体になっている)、2019年2月から3代目社屋前に少年探偵団と灰原哀を加えた新たなブロンズ像が建てられた。これまでのコナンのブロンズ像は3代目社屋低層棟の屋上に設置されている。
鹿児島県の鹿児島讀賣テレビと区別の為か大阪読売テレビまたは大阪よみうりテレビという表記が見られる。
アナログ放送時代の生駒山親局物理チャンネルはVHFの10チャンネルで、地上デジタル放送のリモコンキーIDもそれを引き継いだ。なお、全国的にリモコンキーIDに「10」を使うのは本局とテレビ愛知だけである。
歴史
- 1958年
- 2月12日:新大阪テレビ放送株式会社設立総会を開催。
- 2月13日:大阪讀賣新聞社(現・読売新聞社大阪本社)を中心に関西の財界の出資により、準教育専門局「新大阪テレビ放送株式会社」(NOTV)が設立。
- 8月1日:「讀賣テレビ放送株式会社」(YTV)に社名を変更。
- 8月28日:9時、大阪市北区岩井町2-36(のちに住居表示に伴う町名変更により「東天満1丁目8-11」に変更)から大阪第2局として本放送開始。それまで大阪テレビ放送株式会社(OTV。のちに朝日放送株式会社が合併、2018年4月から朝日放送テレビ株式会社)にネットされていた日本テレビの番組を移行させる形で開局。日本テレビ系列第1号局として「ステーション・ネット局」宣言を打ち出す。ロゴは大文字の"YTV"と斜体文字の「よみうりテレビ」の2種。
- 1960年6月10日:13時15分、大阪で初のカラーテレビ本放送開始(NHK大阪放送局、ABCテレビとともに)。
- 1967年11月1日:準教育局から一般局へ移行。
- 1978年10月1日:音声多重放送開始(日テレに続き2局目)。
- 1988年8月1日:大阪市北区東天満から同市東区(現・中央区)城見2丁目2-33の大阪ビジネスパークに本社を移転。開局30年を記念し、10マークの使用を開始。仮名表記の「よみうりテレビ」ロゴも使用。
- 1989年4月1日:クリアビジョン放送開始。
- 2000年7月1日:初のマスコットキャラクター「テレビヤン」がお披露目。顔がブラウン管テレビの形をしている。2002年9月1日に丸っぽくマイナーチェンジした2代目が登場。
- 2003年12月1日:地上デジタル放送「よみうりデジタルテレビ」放送開始(JOIX-DTV,14ch)。NEC製に代わり、東芝製のアナログ・デジタル統合マスターの運用を開始。
- 2007年4月1日:開局50年(2008年)になるのを前に「ウキウキわくわくキャンペーン」を開催。コーポレート・アイデンティティを導入し、黄色い"ytv"ロゴが登場。報道関係、NNNの発信元テロップを漢字で表記する場合は「読売テレビ」となる。3代目マスコットキャラクター「ウキキ」が登場。8頭身のサルをイメージし、12月1日にはウキキの弟でウキキより背の低い「ミニニ」が登場した。
- 2011年
- 7月24日:アナログテレビ放送終了。ytv開局当時の様子、東天満にあった初代本社の建物、生駒山のテレビ塔、大阪ビジネスパークにある2代目社屋を特別クロージングで流し、23:59:59に停波。
- 10月3日:日本テレビ系列局の全番組ステレオ放送化により、これまでモノラル放送だった読売テレビの番組をすべてステレオ放送に変更。
- 2014年8月28日:大阪市中央区城見2丁目2-33の2代目社屋から南西に約400m先にあるシアターBRAVA!(MBSが所有。2016年春に営業終了)の跡地(大阪市中央区城見1丁目3-50)に新たな社屋を建設することを発表。3代目となる新社屋の敷地は大阪城の北東側にあり、敷地面積は2代目社屋の1.5倍に広がる。
- 2016年10月27日:新社屋建設工事が着工。
- 2018年4月2日:開局60年を迎えるのを機に、4代目マスコットキャラクター「シノビー」とその相方「ニン丸」が登場。ytvの「社員」ならぬ「社忍」として、番組、映画、イベントのPR活動を行う。ウキキはシノビーに取って変わる形でマスコットキャラクターの役目を終えた。
- 2019年
- 1月31日:3代目社屋建設工事が竣工。
- 9月1日:3代目社屋からの放送を開始。
- 2020年4月:2代目社屋をパナソニックがすべて借り上げ、社内カンパニー「コネクティッドソリューションズ社」を移す。
読売テレビ開局のきっかけ
1953年、日本テレビ放送網株式会社は東京での開局(8月28日)に先立ち、大阪にも放送免許の申請を電波監理委員会に行ったが、当時大阪では2波しか割り当て電波がなく、NHK大阪放送局と大阪テレビ放送株式会社(現:朝日放送テレビ株式会社)の2局に免許が与えられ、「日本テレビ大阪放送局」の免許は却下された。理由について「東京地区を代表する日本テレビが大阪で電波を出すのは"越境"である」とのこと。日テレを率いる正力松太郎は札幌・名古屋・福岡にも放送免許の申請を行ったが、大阪と同じく「越境」という理由で却下された。
1950年代当時大阪に進出したばかりの読売新聞は、朝日新聞や毎日新聞などと販売部数で競い合った。OTVは朝日新聞・毎日新聞とABC・新日本放送株式会社(現在の株式会社MBSメディアホールディングス)によって設立されたテレビ局であることから、当時の大阪讀賣新聞社(現在の読売新聞大阪本社)社長・務臺光雄は「部数を伸ばすには自社系列のテレビ局が必要」と確信し、大阪讀賣新聞社が中心となって関西の財界などの出資によるテレビ局を作ろうと決心。
放送局の社名は「新大阪テレビ放送株式会社」。New Osaka TelevisionからNOTVと略した。1957年2月に設立の発起人総会を実施。社屋は大阪市北区岩井町(のちの東天満1丁目)の東本願寺天満別院跡地に建てられた。1956年10月に放送免許を申請し、1957年10月に準教育局として新大阪テレビ放送に予備免許が交付された(10チャンネル。JOIX-TV)。1958年2月12日に設立総会を行い、同年8月1日に「讀賣テレビ放送株式会社」(YTV。よみうりテレビ)に社名変更、同月28日にOTVにネットされていた日テレの番組を完全移行させる形で、関西地区で2局目の民放テレビ局として開局した。これにより、OTVの編成の都合により関西で流れなかった日テレ番組のスポンサーの不満が解消し、読売新聞の西日本における部数増に貢献した。
強い独自性
以上のような経緯を経て開局し、当初は日本テレビによる株式保有率が少なかったことから、NTV系列体制確立後も独自・独立性が強い。これは『ルパン三世』(第1シリーズ・PART3)、『名探偵コナン』などのアニメ枠、『ウェークアップ!ぷらす』など全国ネット対象にもなる番組まで制作して実績を上げている。他方、地元である上方落語協会との関係を重視しすぎて日本テレビの『笑点』のスタッフとトラブルを起こしてしまったこともあり、この関係で関西地区での同番組の収録がない(上方落語協会自体は笑点との間に軋轢はない)。
コールサイン・チャンネル
コールサイン | JOIX-DTV |
---|---|
チャンネル | 14ch(生駒山大阪デジタル) |
リモコン番号 | 10 |
読売テレビは大阪地区のアナログテレビ放送の第10チャンネルで、デジタルテレビ放送のリモコン番号にも引き継がれた。1957年、すでに開局していた大阪テレビ放送株式会社(現:朝日放送テレビ株式会社。第6チャンネル)、すでに設立されていた大関西テレビ放送株式会社(現:関西テレビ放送。第8チャンネル)に続く大阪地区民放3・4番目のチャンネルをめぐり、ytvの前身の新大阪テレビ放送(NOTV)は新日本放送(のちに毎日放送となり、現在の株式会社MBSメディアホールディングス)、近畿教育文化テレビ、関西教育文化放送と競合。NOTVは兵庫県姫路地区のNHKに割り当てられていた第2チャンネルを大阪地区へ振り分けることを提案。これが通り、第4チャンネルで送信されていたNHK大阪放送局には第2チャンネルが割り当てられ、空いた第4チャンネルと第10チャンネルが準教育局として免許が与えられることになった。しかし教育2社の処遇をめぐり、1957年当時郵政大臣だった田中角栄はNOTVとMBSの合併を提案したのに対し、NOTVは拒否した。次いで教育2社が合併しMBSとNOTVのいずれかと合併することとなり、押し付けあった末、NOTVは日本テレビと同じ第4チャンネルをあきらめる代わりに、単独開局の道を選び第10チャンネルを割り当てられた。MBSは第4チャンネルを選び教育2社と合併した。
社屋・スタジオ
本社(2019年9月1日から)
大阪市中央区城見1丁目3-50
3代目社屋。大阪城の北東「シアターBRAVA!」跡地に建設。2016年10月27日工事着工、2019年1月31日竣工。社屋の設計と工事施工は竹中工務店が担当。
スタジオのある低層棟「west wing」、オフィスが中心となるタワー棟「east base」で構成される。1階には200人収容のイベントホール「10hall」がある。
2019年5月末から収録番組などでスタジオ機能が稼働開始。8月24日・25日に『24時間テレビ42』の読売テレビ募金会場となった。
そして9月1日、すべての放送機能が移転し、こちらからの放送を開始した。また大阪市内に分散して配置されていたytvの関連会社もここに移転した。
建物の北には松下IMPビル、建物西側の駐車場付近にはOsaka Metro長堀鶴見緑地線大阪ビジネスパーク駅の1号出入口がある。
- 第1スタジオ (約240坪) - 『朝生ワイドす・またん!』『情報ライブ ミヤネ屋』-これら2つの番組のセットを向かい合わせに配置する形で常設。また大型番組などのグランドスタジオの機能もある。
- 第2スタジオ
- 第3スタジオ (4K対応) -『大阪ほんわかテレビ』『上沼・高田のクギズケ!』など
- 第4スタジオ (4K対応)
本社(2019年8月31日まで)
大阪市中央区城見2丁目2-33
2代目社屋。社屋の東側をJR大阪環状線が通る。
1988年4月完成。東天満から段階的に社内の引っ越しとスタジオ稼働を行い、同年8月1日に主調整室(マスター)も移動し、完全に2代目社屋からの放送となった。
- 第1スタジオ (2階・180坪) - 『大阪ほんわかテレビ』『ウェークアップ!ぷらす』『そこまで言って委員会NP』
- 第2スタジオ (2階・100坪) - 『朝生ワイドす・またん!』『あさパラ』
- 第3スタジオ (2階・100坪) - 『情報ライブ ミヤネ屋』
- 報道スタジオ (75坪) - 『かんさい情報ネットten.』
東天満時代は2つの汎用スタジオ(報道用を合わせると3つ)があった。本社移転にあたり汎用スタジオを1つ増設。汎用スタジオは大型1つと中型2つの計3つとなり、全体的にスタジオ面積を拡大。移転の際、1スタは初代社屋1スタ、2スタは初代社屋2スタからそれぞれの機材を移設した。
2019年8月31日、31年以上にわたる本社社屋としての役割を終えた。
東京地区
- 多摩スタジオ
スタジオは2つ。オープン当初は第1スタジオと第1副調整室のみに機材を投入、第2スタジオと共有した。『即席!明るい改造計画』の収録に使われたほか、1997年夏のドラマ『失楽園』の一部シーンもこのスタジオで収録された。
しかし、都心から離れていること、タレントやスタッフの移動に時間的制約があることがネックとなり、それによる稼働率の低さからスタジオとしての採算が取れず、売却を検討したものの買い手がつかず、2003年に建物を解体し更地にした状態で売却した。跡地にマンションが建っている。
このスタジオで収録されていた番組は閉鎖後、東京タワースタジオ(現在は東京タワーメディアセンター)、渋谷ビデオスタジオ(2007年9月閉鎖)、東京メディアシティなど東京都内の貸しスタジオでの収録に切り替わった。現在東京で収録する番組のスタジオは、『秘密のケンミンSHOW』がTMC内のTMC-A1スタジオ、『ダウンタウンDX』がTMC内のTBS砧スタジオとなっている。『木曜ドラマ』や『ワケあり!レッドゾーン』の収録も東京都内のスタジオで収録され、『浜ちゃんが!』も東京都内のロケを中心に収録されている。一部の番組は、日テレの生田スタジオで収録されるケースもある。
- 東京支社
- 東京都港区東新橋1丁目6-1(汐留)の日本テレビタワー20階にある。在阪準キー局の東京支社が在京キー局の本社内にある唯一のケースで、系列局では南海放送の東京支社も入居している。ytv本社と東京支社の間には常に使用できる専用中継回線で結ばれており、『情報ライブ ミヤネ屋』などで使われている。株式会社ytvメディアデザインの本社も構える。
主な放送番組
アニメ
深夜アニメは、月曜深夜のMANPA枠と金曜深夜の金曜日はシンデレラ枠で放送されている。
現在放送中
他
放送終了
- 巨人の星シリーズ
- タイガーマスク
- ルパン三世
- 宇宙戦艦ヤマト
- 宇宙空母ブルーノア
- 機甲界ガリアン
- 魔境伝説アクロバンチ
- 六神合体ゴッドマーズ
- キン肉マン
- シティーハンター
- YAWARA!
- コボちゃん
- 闘将!!拉麺男
- 太陽の使者鉄人28号
- ブラックジャック
- ドラゴンクライシス!
- 輪廻のラグランジェ
- ノブナガン
- 宇宙兄弟
- ラブライブ!
- 極黒のブリュンヒルデ
- 金田一少年の事件簿
- 犬夜叉
- まじっく快斗1412
- タイムボカン24
- 逆転裁判
- 僕のヒーローアカデミア(第2期以降)
他
報道番組
☆は全国ネット
- 情報ライブ ミヤネ屋☆
- かんさい情報ネットten!
- 朝生ワイドす・またん!(続いて放送の『ZIP!』にもローカルパートを設定)
- ウェークアップ!ぷらす☆
情報・バラエティ番組
☆は全国ネット
他
64分にわたる放送中断
1990年5月9日13時59分から15時03分頃まで、関西地区で読売テレビの放送が64分間中断する放送事故があった。原因は奈良県生駒山にある送信所のトラブルとみられ、送信所に技術スタッフが急行するまでの間画面は砂嵐だった。このため関西地区のみ14時からの自社制作番組『2時のワイドショー』が見られず、15時からの日本テレビからのネット受け番組『キャッチ』も冒頭の3分ほどが削られてしまった。これだけの放送中断は史上初であり、読売テレビには1,500件もの苦情が寄せられた。
グループ企業
- 株式会社読売テレビエンタープライズ (テレビ番組やイベントの企画・制作・広告・販売・管理および、それに関連する音楽出版)
- 株式会社ytv Nextry (テレビ番組制作・技術・編集・音響効果・MAなど)
- 株式会社よみうりテレビサービス
- 株式会社エイデック
- 株式会社放送事業社
- 株式会社センテンス
- 株式会社ytvメディアデザイン
株式会社ytv Nextryは、2011年2月1日に株式会社よみうりテレビ映像、株式会社映像企画、株式会社サウンドエフェクトの3社が統合し、設立された。株式会社ワイズビジョンは、1998年3月20日に読売テレビと吉本興業が合弁で設立した番組制作会社で、ytvなど日テレ系列局が製作する株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属タレント出演番組を制作した。2015年4月1日にytv Nextryはワイズビジョンを吸収合併した。
1977年に読売新聞大阪本社とytvが合弁で設立した株式会社よみうり文化センターは、大阪府豊中市の千里中央駅前にあったカルチャーセンターを運営していた。再開発事業により2015年7月に解散した。跡地には読売新聞大阪本社、ytv、MID都市開発、関電不動産、関西電力の5社による商業と住宅の複合施設「SENRITOよみうり」が建てられた。
株式会社センテンスは、2006年10月3日にどちらも大阪に本社を置くytvと株式会社千趣会と合弁で設立した企業であり、ytvのテレビショッピングブランド「ビートップス(B-Tops)」として事業を行っている。
株式会社ytvメディアデザインは、ytvとyteの合弁で設立された、動画制作、動画配信、インターネット広告事業を手がける企業。東京・汐留の日テレタワー20階にあるytv東京支社に本社を構え、ytv本社のeast base 2階に大阪オフィスを構える。
その他
- MBS・ABC・カンテレとは異なり、同じ日テレ系列の四国放送(JRT)があるためか徳島県は放送対象地域となっておらず、直接受信できる地域も少ない。したがって、テレビ欄では、全国紙の徳島版では基本的にハーフサイズ、地元紙の徳島新聞にいたっては1/4サイズで表記される(ほか3局はフルサイズ)。
- ytvの初代本社は、1945年の空襲により焼失した東本願寺天満別院の本堂跡地に建設された。天満別院が空襲から復興する際に土地の西側半分をytvに分割して貸したものであり、開局の翌年に本堂が復興した。社屋跡地は駐車場「タイムズ天満別院」となっている。
- 2007年から使われているロゴマークは黄色い"ytv"で、"v"の先にオレンジ色のボールがある。これはytvの"Channel Ten"から「テンボール」といい、2019年に完成した3代目社屋の玄関前にも設置されている。
- ytvには関西私鉄の資本が入っていない(MBSは阪急と南海、ABCは阪神と近鉄、KTVは阪急)が、鉄道会社で積極的に番組宣伝を行っており、JR西日本では、大阪駅に専用ボードがあるなど、改変期に番組を宣伝する。また夏と秋にはJR西日本管内の特定の地域を舞台とした『名探偵コナン ミステリーツアー』を行う。
- 3代目社屋の建設中、仮囲いには大阪城公園エリア、OBPエリア、京橋エリアの地図である「城まちマップ」があったり、放送10周年を迎えた『秘密のケンミンSHOW』でこれまでに取り上げられたネタが「46道府県からの挑戦状」として紹介されたりした。また『名探偵コナン』のオープニングセリフからセレクトされた10の名台詞と、キャラクターが戦国時代のコスチュームに身を包んでいる建設地限定のポスターもあった。また、3台あったタワークレーンには、『朝生ワイド す・またん!』から「はにわさん号」「森ちゃん号」「す・またん!バンド号」という名前がついていた。
- 『キユーピー3分クッキング』は、関西地区においては日テレ制作のものをytvが放送している。
- ytv発全国ネットのテレビアニメでは、視聴注意テロップ「○○からのお願い…テレビアニメを見るときは部屋を明るくして離れて見てくださいね」という他局で見られない特徴的な注意文を使用している。「○○」にはコナンなどメインキャラクターの名前が入る。ytvが制作に関わっている『MANPA』枠のアニメも同様。日テレ制作『それいけ!アンパンマン』や、『MANPA』のytvが制作に関わっていないアニメの場合は、「テレビアニメを見るときは…」となる。
- 『それいけ!アンパンマン』放送日時変更の際、「次回は(次回の放送日時)よりお届けします」と告知していたが、2023年に一部未放送にした上で土曜早朝へ移動し、漸く定時放送が実現した。
- 1988年10月、平日夕方に『ざまぁKANKAN!』を編成、日テレからのネットで平日夕方に放送していたアニメを平日午前(後に平日早朝、更に末期の1993~1995年は土曜早朝)へ移動した為、視聴者や日テレを怒らせ、日テレ側は『それいけ!アンパンマン』他数本を除き供給を差し止めを実行。『からくり剣豪伝ムサシロード』と『魔法のプリンセスミンキーモモ(海モモ)』が完全放送されず、『つる姫じゃ~』と『あしたへフリーキック』が未放送に終わり、1995年に平日夕方アニメ枠は『それいけ!アンパンマン』を除き廃枠となった。
- 21世紀に入り、今度は日テレ深夜アニメ枠が誕生し、当初はネットしていたが、いつの間にか放送されない作品も出、放送しても『MANPA』で一括りに放送されるため、HDレコーダー予約者を悩ませている。
- 相変わらず読売テレビ側が『陽だまりの樹の下』や『ガッチャマンクラウズ』等の日テレ深夜アニメを放送しなかったり、逆に『relife』や『夜ノヤッターマン』や『笑ウせぇるすまんNEW』を日テレがネット拒否する事もあったが、現在ではTBSやテレ朝と同様に日テレ深夜アニメを関西独立局が、MBSやABCと同様に読売テレビ深夜アニメを関東独立局がそれぞれネットする事である程度の解決を見ている。
関連タグ
近畿地方のテレビ局(徳島県を含む)
四国放送(JRT)
大都市圏のその他の系列テレビ局(NNN/NNS)