データ
駅名 | 大阪ビジネスパーク(おおさかびじねすぱーく) |
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Station | Osaka Business Park |
所在地 | 大阪市中央区城見1丁目3-13 |
事業者 | Osaka Metro |
路線 | 長堀鶴見緑地線 |
駅番号 | N21 |
概要
大阪城公園北側の城見地区、再開発ビジネス街・大阪ビジネスパークの地下に位置している。地上面からホームまで32.3mの深さがあり、Osaka Metroの駅では最も深い場所にある。このため改札とホームを結ぶ階段とエスカレーターは非常に長い。
路線図には記載されていないが、車内アナウンスで「大阪城ホール前」と案内される。長い駅名のため、駅備え付けのポケット時刻表などには、略称を用いて「OBP駅」と表記する場合がある。
改札は1か所。ビジネス街であるため平日は朝夕の利用が多い。一方で大阪城ホールの最寄り駅(ホールへは森ノ宮寄りの1号出入口が近い)でもあるため、イベント開催日は混雑しやすい。
1号出入口は、シアターBRAVA!の跡地に建設され2019年1月31日に竣工した、読売テレビの新社屋につながる。建設工事中は閉鎖されていたが、2019年2月に再び通行できるようになった。
JR東西線の大阪城北詰駅(旧・片町駅)へは北に300mほど。
ドーム前千代崎管区駅に所属し、同副管区駅長が当駅と京橋駅、蒲生四丁目駅を管轄する。
ホーム
駅のホームは島式1面2線 (長さ135m、幅9.7m)。ホームドア設置済み。
世界初の3連型マルチフェイスシールド機で掘削された。3本のうち中央のシールド部分をホームとし、シールドトンネルの断面を活かしたデザインとなっている。
幻のホーム
松下IMPビルの地下には、ビル建設時に将来地下鉄を通すために造られたホームの一部がある。1987年7に着工したが、翌年に河川を横切る施設の認可基準が変わり、隣り合う寝屋川と第二寝屋川の底より最低10mのところに建設しなければならなくなった。松下興産(のちのMID都市開発。現・関電不動産開発)が造ったこのホームは川の底より5-6m下にあったため利用できなくなり、新基準に適合したホームが大阪市により別に建設されたことで使われなくなったため「幻のホーム」と呼ばれる。ただし改札とコンコースは計画通りに使用された。幻のホームの一部は、電気関係やポンプなどの設備室となっている。
デザインテーマ
「未来と星空」
ホームはシールドトンネルの断面を活かした丸い天井が特徴で、タイルと金属パネルを使った未来志向のデザインとなっている。コンコース壁面はキラキラ光るガラス玉を埋め込んだもの。
周辺
- 大阪ビジネスパーク
- TWIN21
- 松下IMPビル(IMPホール)
- 大阪ビジネスパーク円形ホール
- 讀賣テレビ放送株式会社本社
- ホテルニューオータニ大阪
- ホテルモントレ ラ・スール大阪
- 住友生命本社
- いずみホール
- クリスタルタワー
- OBPキャッスルタワー
- 富士通関西システムラボラトリ
- KDDI大阪ビル
- 大阪城公園
- 大阪城
- 大阪城ホール
- COOL JAPAN PARK OSAKA
利用状況
- 大阪市営地下鉄時代の2017年(平成29年)度の1日平均乗降人員は13,268人である。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 | 増減数 | 増減率 |
---|---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 10,993人 | ||
2009年(平成21年)度 | 10,877人 | -116人 | -1.1% |
2010年(平成22年)度 | 10,439人 | -438人 | -4.0% |
2011年(平成23年)度 | 11,767人 | +1,328人 | +12.7% |
2012年(平成24年)度 | 11,919人 | +152人 | +1.3% |
2013年(平成25年)度 | 10,431人 | -1,488人 | -12.5% |
2014年(平成26年)度 | 12,775人 | +2,344人 | +22.5% |
2015年(平成27年)度 | 13,422人 | +647人 | +5.1% |
2016年(平成28年)度 | 13,113人 | -309人 | -2.3% |
2017年(平成29年)度 | 13,268人 | +155人 | +1.2% |
外部リンク
大阪ビジネスパーク駅 (Osaka Metro公式サイト)