曖昧さ回避
- 大阪府大阪市大正区にあるJR西日本・OsakaMetro(旧大阪市営地下鉄)の駅。
- 長崎県雲仙市にある島原鉄道の駅。
- 高知県四万十町にあるJR四国予土線の駅。→土佐大正駅
- 北海道帯広市にあった国鉄広尾線の駅。現在は廃駅になっている。
大正駅(大阪府)
データ・概要
所在地 | 大阪府大阪市大正区 |
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事業者 | JR西日本/OsakaMetro |
路線 | 大阪環状線(JR)/長堀鶴見緑地線(地下鉄) |
開業 | 1961年4月25日(JR)/1997年8月29日(地下鉄) |
駅舎 | 高架駅(JR)/地下駅(地下鉄) |
駅番号 | O16(JR)/N11(地下鉄) |
JR西日本
大阪環状線に属する相対式2面2線の高架駅。快速列車が停車する。
日中は内回り・外回りともに普通電車、大和路快速、関空・紀州路快速が1時間に4本ずつ停車する。
2015年から発車メロディに沖縄民謡の「てぃんさぐぬ花」が使用されている。当駅周辺に沖縄県からの移住者が多く在住していることに由来。
Osaka Metro
地下鉄長堀鶴見緑地線に属し同線の西の終点。島式1面2線の地下駅。大正行きの列車は2番のりばに到着後に2本ある引き上げ線に引き込んで折り返し、1番のりばに据え付けられて門真南方面行きになる。なお引き上げ線の西側には1番のりばにしかつながっていない線路がある。
日中は1時間に門真南行きが8〜9本(7分ごと)発車する。
利用状況
近況
JR西日本
- 2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は23,838人である。
Osaka Metro
- 大阪市営地下鉄時代の2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員は11,806人である。
利用状況比較表
事業者名 | JR西日本 |
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年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年度 | 23,732人 | 47,464人 | 11,191人 |
2009年度 | 20,969人 | 41,938人 | 10,889人 |
2010年度 | 20,299人 | 40,598人 | 10,537人 |
2011年度 | 21,242人 | 42,484人 | 10,486人 |
2012年度 | 21,569人 | 43,138人 | 10,987人 |
2013年度 | 22,297人 | 44,594人 | 10,486人 |
2014年度 | 22,891人 | 45,782人 | 10,885人 |
2015年度 | 23,592人 | 47,184人 | 11,552人 |
2016年度 | 23,838人 | 47,676人 | 11,597人 |
2017年度 | 11,806人 |
大正駅(長崎県)
駅自体は単式1面1線の地上駅でホームは南側に置かれている。
駅舎はなくホーム上に古部方からそれぞれ飲み物の自動販売機、自転車置き場、待合所が設置されている無人駅。
大正駅(北海道)
開業時の駅名は幸震駅(こうしんえき)で、1944年に改称された。
駅名の由来はいずれも所在地の当時の地名から。
単式ホームと島式ホームを組み合わせた2面3線の地上駅だったが、1線は廃止時点で使用されなくなっていた。
駅員が配置されており、助役は隣の愛国駅の助役を兼務していた。
愛国駅と比べ知名度は劣るが隣の幸福駅までの切符が「たいそう幸福」という縁起物の切符として売れ行きが好調で、ホーム上には宣伝パネルも設置されていた。
1987年2月の廃止後は十勝博覧会で展示された0系新幹線と共に駅舎とホームが残されたが、1997年に駅舎とホームは解体、0系新幹線は池田町の民宿「ワインの国」に移設されたが2015年6月に撤去された。
駅跡はしばらくは更地になっていたが現在はホームとレプリカの駅名標が設置され、かつての駅舎を模した公衆トイレも設置されている。
平成最後の昭和の日
2019年4月29日、平成最後の昭和の日ということもあってお菓子メーカー大手の明治が販売するヨーグルト飲料『R-1』(令和元年)を全国の大正駅で飲みながら改元を祝うSNSへ投稿する人が続出した。
大阪の大正駅を中心に長崎の大正駅や高知の土佐大正駅で同じ現象が連鎖し、熊本の平成駅でも大正製薬のリポビタンDと『R-1』を同時に飲むというSNSへの投稿が多く見られた。
明治も「令和」発表間もなく事態を予見してか、令和デザインの『R-1』を急遽生産するなど改元ビジネスに商魂を燃やしている。