駅データ
概要
一応、市のJRにおける中心駅だが、近鉄奈良線の近鉄奈良駅のほうが栄えている。近鉄奈良駅は当駅から約900mほど東に位置している。近鉄奈良駅と区別するために、当駅をJR奈良駅と呼ぶことも多い。
駅舎は高架化しており、旧駅舎は観光案内所に転用されている。
コインロッカーや駐車場を利用するならこちらの方が便利で余裕があるので、観光地まで多少の時間が掛けても利用する価値がある。(近鉄奈良駅周辺の駐車場は狭くて混雑している場合が多く、コインロッカーの数も少ない。)
改札口は2階にあり、同じ階の駅ビルには本屋やお土産屋があり、1階にはスーパーマーケットがある。
尚、外国人観光客はジャパンレールパスやJR West Rail Passの関係上からこちらの利用が圧倒的に多いが、車で来訪の方や個人的な旅行ならこちらの方が便利となっている。(近鉄奈良駅は就学旅行生や団体客には優れているが、車や個人観光客が観光には行くのは向いていない。)
駅構造
島式3面5線の高架駅で、ホームは3階に存在する。
2階が改札口で1階と2階には商業施設も存在する。
利用状況
- 2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は、15,303人である(2022年度 移動等円滑化取組報告書より)。
- 近鉄に比べて利用者は半分以下だが、こちらの方が利用者は増えている。
- なお奈良県のJRで利用者が一番多い駅は王寺駅であるが、これは近鉄生駒線、田原本線沿線から大阪市内に向かう乗り換え客が多数含まれるためで、奈良駅の場合は近鉄との乗り換え駅としてはほとんど機能していない。
年度別
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 18,362人 | 36,724人 |
2009年(平成21年)度 | 17,829人 | 35,658人 |
2010年(平成22年)度 | 18,161人 | 36,322人 |
2011年(平成23年)度 | 17,250人 | 34,500人 |
2012年(平成24年)度 | 17,469人 | 34,938人 |
2013年(平成25年)度 | 17,543人 | 35,086人 |
2014年(平成26年)度 | 17,486人 | 34,972人 |
2015年(平成27年)度 | 18,701人 | 36,142人 |
2016年(平成28年)度 | 18,152人 | 36,304人 |
2017年(平成29年)度 | 18,307人 | 36,614人 |
2018年(平成30年)度 | 18,350人 | 36,700人 |
2019年(令和元年)度 | 18,145人 | 36,290人 |
2020年(令和2年)度 | 13,169人 | 26,338人 |
2021年(令和3年)度 | 13,826人 | 27,652人 |
2022年(令和4年)度 | 15,303人 | 30,606人 |
乗り入れ路線
関連タグ
近鉄奈良駅:近鉄の奈良駅でこちらの方が駅の利用者は多い。
王寺駅:JRの奈良県最大の利用者を持つ駅で、町村の駅では最多。
奈良井駅:長野県の中央西線にある奈良駅によく似た名前の駅。JR東海所属。
国立駅:高架化後も旧駅舎が保存され、新駅舎前に建造物として残される方針で工事が進んでいる(2020年完成予定)点で共通している。