概要
長尾駅(大阪府)
大阪府最東端の駅で、これより東へ1km進むと京都府京田辺市に入る。
昭和25年(1950年)12月25日に四条畷駅から当駅が電化されてから平成元年(1989年)3月11日に当駅と木津駅が電化されるまでは、当駅が電化と非電化の境の駅であり、当駅~木津駅間はキハ35系等の気動車が運行されていた。
木津駅まで電化された現在も電車特定区間の終端となっている。
路線バスは、駅前から枚方市駅や新田辺駅へ行く京阪バスの路線がある。
駅構造
島式1面2線の地上駅。
かつては駅舎と地下通路で結ばれていたが、平成25年(2013年)2月10日に新駅舎である橋上駅舎の使用が開始され、従来の駅舎は閉鎖され、後に撤去された。
1番乗り場は、京橋・木津両方面への折り返し、2番乗り場は京橋方面への折り返しが可能であるが、木津方面の折り返しは人身事故などによる運転見合わせによる特別運用以外では設定されていない。
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は11,444人である(大阪府統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 13,754人 | 27,508人 |
2009年(平成21年)度 | 13,232人 | 26,464人 |
2010年(平成22年)度 | 12,904人 | 25,808人 |
2011年(平成23年)度 | 12,683人 | 25,366人 |
2012年(平成24年)度 | 12,421人 | 24,842人 |
2013年(平成25年)度 | 12,509人 | 25,018人 |
2014年(平成26年)度 | 11,920人 | 23,840人 |
2015年(平成27年)度 | 11,951人 | 23,902人 |
2016年(平成28年)度 | 11,807人 | 23,614人 |
2017年(平成29年)度 | 11,738人 | 23,476人 |
2018年(平成30年)度 | 11,547人 | 23,094人 |
2019年(令和元年)度 | 11,444人 | 22,888人 |
隣の駅
長尾駅(香川県)
ICカードのIrucaの取り扱い駅で、駅周辺には長尾寺がある。
長尾寺からは西に徒歩200mの距離にある。
また四国八十八ヶ所霊場の最終札所・大窪寺の最寄り駅でもあり、大窪寺へは当駅より、さぬき市コミュニティバス(地域路線バス会社である大川自動車により運行されている)を利用するといい。このバスは、JR四国高徳線志度駅(と、その近隣の琴電志度駅)からも運行している。
他にも当駅から南へ150mの場所には大川バス本社が置かれ、そのものずばり「大川バス本社前」バス停からは、同社の数少ない自主運行バス路線である引田線(高松駅-瓦町駅-大川バス本社前-さぬき市民病院-さざんか荘(大川町田面)-三本松駅-引田駅)が発着する。
なお当駅に最も近いJRの駅は高徳線の造田駅だが、北東に3km近く・徒歩40分ほどの位置にあるため注意。
単式1面1線の地上駅で、北側に客扱いしていない電留線がある。
終端駅であるが、線路が緩やかに曲線になっているのは、長尾寺を避けて東に延長させようとしたためであると言う説がある(実際に白鳥まで路線の建設および運行免許を申請および取得していた事が解っている)。
隣の駅
関連タグ
長尾駅(大阪府)
長尾駅(香川県)