概要
1996年から『漫画ゴラクネクスター』(日本文芸社)で連載開始。
2007年12月26日に『漫画ゴラクネクスター』が休刊となったため『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)に移籍し、『白竜LEGEND(はくりゅうレジェンド)』と改題して連載された。
2016年に『白竜HADOU(はくりゅうハドウ)』に改題し、引き続き『週刊漫画ゴラク』で連載中。
構成員わずか約40人の暴力団「黒須組」の若頭・白竜こと白川竜也を主人公としたヤクザ漫画で、もっぱら黒須組のシノギとそれに絡んだ他組織・企業との抗争を描く。
登場人物
白川竜也
暴力団「黒須組」の若頭。黒須が組を立ち上げる前から行動を共にし、組員たちからは深く信頼されている。
都内の一流大学卒で法律に精通し、その知識を基にシノギの匂いを嗅ぎつける。
本名は「リュウ・シンラット」だが、不正な手段で得た日本の戸籍上では「野沢義男」。「白川竜也」は黒須がつけた通名(もしくは現実世界の「本名:篠田建市→通称:司忍(つかさ しのぶ)」のような渡世名)である。
黒須勘助
暴力団「黒須組」の組長。一攫千金を狙ってバンコクで裏カジノを開こうとして資金を騙し取られるが、白竜と知り合うことになる。
抜けたところがあるものの、人を惹きつける魅力を持っている。
白竜の働きにより練馬から六本木に進出しているが、同地を支配している剛野を苦手としている。
大城重樹
六本木を本拠とする広域暴力団「王道会」本家の会長。関東最大の暴力団のトップ。
剛野には特に目をかけ可愛がっている。
剛野一成
「王道会」直系の暴力団「剛野組」の組長。六本木を取り仕切る。
血の気が多く脳筋だが筋の通らないことを嫌い、度量もある。
「黒須組」と友好的とは言えず白竜とはよく対立するが、してやられる事が多い。
柳川晶
「剛野組」の若頭。
剛野に忠実な部下で、剛野も柳川の進言はよく聞き入れている。
海江田守国
「王道会」直系の暴力団「海江田組」の組長。
月例幹部会で剛野の理事長職退任を提案するが信任投票の日に剛野に殺され、大城会長も海江田をこころよく思っていなかったため「心臓麻痺で死亡」という事になった。
赤垣源治郎
関東で王道会に次ぐ勢力を持つ広域暴力団「仁勢組」の組長。
銀座戦争や東京空港の拡張工事の件で「黒須組」と衝突するが、白竜に煮え湯を飲まされる。