データ
概要
生駒市の代表駅。駅は生駒山の麓にあり駅部分の標高は147mと割と高所にある。駅の西側は奈良線の新生駒トンネルとけいはんな線の生駒トンネルの東側坑口になっている。奈良線・けいはんな線・生駒線の3路線が集う奈良県北西部のジャンクションであり、生駒線は当駅が起点となる。また南口の改札を抜けると、近鉄生駒鋼索線(ケーブルカー)の鳥居前駅(Y17)があり、当駅とは乗り換え指定駅の関係となっている。
当駅には駅長が置かれ、奈良線の当駅と東生駒駅、生駒線の菜畑駅から東山駅までの間、けいはんな線の当駅を含む荒本駅から学研奈良登美ヶ丘駅までの間、生駒鋼索線の鳥居前駅から生駒山上駅までの間が管理区域となっている。
ホームは3面6線で3路線がそれぞれ1面ずつ使用している。駅は橋上駅で東西2つの駅舎があるが、西側駅舎は生駒線ホームと直接つながっていないので注意。ホーム東端には地下連絡通路がある。なお、けいはんな線と奈良線・生駒線の乗換には中間改札を通る必要があり、中間改札付近に相互乗り継ぎ用の精算機も設置している。
生駒線の5番線は西側で奈良線とつながっており、その少し西の新生駒トンネル内には上下線間の片渡り線がある。これらを使用して生駒線の車両を西大寺車庫へ回送させるほか、平日0時04分発の生駒始発大和西大寺行き普通は生駒線の車両を西大寺車庫に入れる運用の営業運転となっている。
生駒線は東側のシーサスクロスで5・6番線両方から発車する。
独立路線のけいはんな線も駅西側にシーサスクロスがあり、終端駅だった頃はこれを使って折り返していた。現在は生駒折り返し電車が1番線に到着後、そのまま回送電車として本線を走って東生駒車庫で折り返す形になっている。けいはんな線のりばはワンマン運転支援のホームセンサー付き。
のりば | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
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1 | けいはんな線 | 東行き | 学研奈良登美ヶ丘行き | |
2 | けいはんな線 | 西行き | (Osaka Metro中央線直通)本町・夢洲方面 | |
3 | 奈良線 | 下り | 大和西大寺・奈良方面 | 天理・京都方面は大和西大寺で乗り換え |
4 | 奈良線 | 上り | 大阪難波・(阪神直通)尼崎・神戸三宮方面 | |
5・6 | 生駒線 | 王寺方面 |
利用状況
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は42,929人である(近鉄 令和5年度 移動等円滑化取組報告書より)。
年度別
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 45,979人 |
2009年(平成21年)度 | 44,760人 |
2010年(平成22年)度 | 44,300人 |
2011年(平成23年)度 | 43,893人 |
2012年(平成24年)度 | 43,837人 |
2013年(平成25年)度 | 44,735人 |
2014年(平成26年)度 | 44,464人 |
2015年(平成27年)度 | 45,157人 |
2016年(平成28年)度 | 45,203人 |
2017年(平成29年)度 | 45,616人 |
2018年(平成30年)度 | 45,411人 |
2019年(令和元年)度 | 45,182人 |
2020年(令和2年)度 | 34,237人 |
2021年(令和3年)度 | 40,466人 |
2022年(令和4年)度 | 42,661人 |
2023年(令和5年)度 | 42,929人 |
駅周辺
北側
- たけまるホール
- アントレいこま
- 近鉄百貨店生駒店
- ベルテラスいこま
- 生駒駅前図書室
- 生駒市アンテナショップ「おちやせん」
- スーパーマーケットKINSHO新生駒店
- 生駒郵便局
- 奈良交通・生駒交通バスのりば(生駒台方面行き・「たけまる号」松ヶ丘・光陽台・薬師台方面行き)
南側
- 近鉄生駒鋼索線(ケーブルカー)鳥居前駅(駅施設は駅舎の二階にある)
- 生駒市役所
- 生駒市コミュニティセンター
- グリーンヒルいこま
- スーパーマーケットKINSHO新生駒店
- 生駒警察署近鉄生駒駅前交番(上記「鳥居前駅」の一階部分にある)
- 奈良交通・生駒交通バスのりば(あすか野センター・田原台方面行き・「たけまる号」門前町方面行き)
隣の駅
奈良線
東大阪市花園ラグビー場で大きな試合が開催される日には、一部の快速急行が東花園駅(A12)に臨時停車することがある。
生駒線
生駒駅(G17)-菜畑駅(G18)
けいはんな線
新石切駅(C26)-生駒駅(C27)-白庭台駅(C28)
近鉄生駒鋼索線
鳥居前駅(Y17) - 宝山寺駅(Y18)