奈良井駅
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ならいえき
長野県塩尻市にあるJR東海中央西線の駅。
長野県塩尻市(合併前は楢川村「ならかわむら」)にある中央本線(中央西線)の駅。ならいと読む。楢川村成立前の奈良井村に由来。
1901年12月1日開業。1910年10月5日に藪原駅まで延伸するまでは当駅が終点だった。
駅周辺に旧中山道の奈良井宿が存在する。此処は木曽路十一宿の中でも最大の規模を誇る宿場町で、「奈良井千軒」と呼ばれ江戸時代には大いに繁盛した。現在も歴史的景観をよくとどめており、妻籠・馬籠に並ぶ観光スポットとして知られている。また周辺の山は落葉松林となっており、11月初旬は紅葉が美しい。
当駅と隣の藪原駅の間に立ちはだかる鳥居峠は中山道有数の難所として知られていた。また日本海側と太平洋側の分水嶺でもある(奈良井以北を流れる奈良井川は信濃川の支流。一方藪原以南を流れるのは木曽川で最終的に伊勢湾へ至る)。
島式・単式の複合式2面3線の地上駅。
ちなみに標高934mと、JR東海管内の駅では最も標高が高かったりする。
当駅の木曽福島寄りにはC12形199号機が静態保存されている。
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