概要
長野県上田市にある上田電鉄の鉄道駅。駅番号はBE15。同社の路線別所線の終着駅で、駅名の由来である別所温泉の玄関口となっている。
相対式2面1線のホーム。というのも、片方のホームは現在使われておらず、実質的に駅舎側のホームのみを使用しているため。向かい側のホームに渡る通路は塞がれており、入場は不可能だが昔の駅名標が遺されている。かつては2面2線のホームと、付随車を留め置くための留置線(5250形が保存されているところ)を有していた。出口は駅舎内の1箇所のみ。
2022年3月31日までは、地元観光協会の女性職員が「観光駅長」として駅窓口業務を行っていた。現在は上田女子短大の学生が土日に観光駅長の業務を行なっている。
かつては電車が到着すると、新民謡「別所温泉小唄」が発車までの間で流されていた。
構内には別所線のシンボルであった、「丸窓電車」5250形が1両、駅構内に静態保存されている。2011年までは2両保存されていたが、うち1両は沿線のさくら国際高校敷地内へと移転している。