概要
名古屋の通勤圏と山間部の勾配区間に入るいわゆる「木曽路」の境目に当たる場所にあり、普通列車は当駅を境に運行系統が変わる。また、特急を含む全列車が停車する。
かつては当駅を経由する普通列車も一部存在したが、2022年のダイヤ改正で全て廃止された。
蒸気機関車の時代にはここからの山越えに備えて中津川機関区が設置され、多数のSLが配備されていた。電化後は電車の留置線に再整備され終電から始発までをここで過ごす電車も少なくない。
なお交通系ICカードが使用できるのは当駅までなので注意。
1978年までは北恵那鉄道が乗り入れ(駅名は「中津町」)、市北部の付知峡まで運行していた。鉄道廃止後も、北恵那鉄道改め北恵那交通が、当駅を起点に、付知峡倉屋温泉を経て加子母総合支所へ向かう路線バスを運行している(かつては下呂駅まで行く濃飛バスの路線もあった。現在、下呂駅ヘは加子母総合支所で濃飛バスに乗り換えとなる)。
北恵那交通はまた、馬籠宿への路線バスも運行しており、中津川駅は飛騨路と木曽路、双方への拠点になっている。
駅構造
島式1面2線と単式1面1線の合計2面3線の地上駅。
1・3番線が本線、2番線は待避線で、特急「しなの」は1・3番線に発着する。
駅舎内の待合室に立ち食いそば屋がある。
※特急については「しなの」の記事を参照。
利用状況
- 2014年度(平成26年度)の乗車人員は3,432人である。
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年度 | 3,548人 | 7,096人 |
2009年度 | 3,440人 | 6,880人 |
2010年度 | 3,446人 | 6,893人 |
2011年度 | 3,420人 | 6,839人 |
2012年度 | 3,427人 | 6,854人 |
2013年度 | 3,525人 | 7,050人 |
2014年度 | 3,432人 | 6,863人 |
関連タグ
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