大正製薬
たいしょうせいやく
1912年(大正元年)10月に石井絹治郎が個人企業として設立した大正製薬所を前身とし、1928年(昭和3年)に「株式会社大正製薬所」に改組された。1948年(昭和23年)5月に、現在の「大正製薬株式会社」に商号(社名)変更している。「ワシのマーク」の社章(メイン画像のはんこの形)で広く知られ、一般の薬局やドラッグストアで市販される大衆薬ではトップシェアを誇る(医療用を弱く、それらを含めると業界10位にも入らない)。創業者の時代より無借金経営で知られる(連結ベースでは子会社に短期借入金があるが、長期借入金は連結ベースでも全くない)。
とりわけ滋養強壮剤市場(リポビタン・ゼナなど)、総合感冒薬市場(パブロン)で強みを持つ。まんべんなく商品を作っており、あまりCMを打たないラインナップもあったりする。
2011年10月1日に単独株式移転により持株会社の「大正製薬ホールディングス株式会社」を設立し、大正製薬自体がその子会社となる。2012年10月をもって、創業100周年となった。
数少ない、コーポレートマークの変更がない、またコーポレートロゴを持たない企業でもある。
かつては殺虫剤市場でも知られた(大正ゾル、ワイパアなど)が、2005年に白元(現:白元アース)に商標貸与の上、事業売却。また、コンバットも1997年に金鳥に売却している。
有名なものがリポビタンD。最近では、水谷豊がCMに出演する育毛剤・リアップも知られてきている。
主な商品の発売年など
1953年(昭和28年) 6月 皮膚病薬「ダマリン」シリーズ発売
1955年(昭和30年) 7月 「ワシのマーク」を採用、風邪薬「パブロン」シリーズ発売
1957年(昭和32年) 9月 目薬「アイリス」シリーズ発売
1960年(昭和35年)10月 鎮痛剤「ナロン」シリーズ発売
1962年(昭和37年) 3月 「リポビタンD」発売
1978年(昭和53年) 8月 「大正漢方胃腸薬」「大正胃腸薬」発売。
1987年(昭和62年) 9月 スイッチOTCかぜ薬「パブロンS錠」(基準外成分2種配合)発売
同年11月 痔疾治療薬「プリザS」(静止型坐剤)発売
1988年(昭和63年)1月 スイッチOTC水虫薬「ダマリン液」「ダマリン」発売
1989年(平成元年)3月 ゴキブリ用誘引駆除剤「コンバット」発売(ただし1997年3月限りで販売打ち切り。直後に現在の販売元である大日本除虫菊に移管)
1990年(平成2年)10月 スイッチOTC解熱鎮痛薬「ナロンエース」発売
1999年(平成11年)6月 日本初の壮年性脱毛症における発毛剤「リアップ」発売(アップジョン社が開発し、海外の販売名はロゲイン)
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