概要に尽くせ、タケダ。
アリナミンA・アリナミンVやベンザブロックなどで知られ、拠点を70ヶ国以上に伸ばすグローバル企業でもある。
ただし、アリナミンA・アリナミンVやベンザブロックと言った家庭用医薬品に関しては、2016年に一旦関連会社の武田コンシューマーヘルスケアに移管後、2021年4月にアメリカの投資会社であるブラックストーン・グループに事実上譲渡したことで完全に撤退した。これはアイルランドの希少疾病専門の製薬会社であるシャイアーを買収した事による財務状態が悪化した為に泣く泣く手放さざるを得なくなった結果である。これに伴い武田コンシューマーヘルスケアはアリナミン製薬と改名している。
更に言えば、かつては調味料やソフトドリンクや農薬なども扱っていたが2000年から2007年にかけて全て撤退している。
メイン画像のロゴは国内向け(色は赤)であるが、2019年4月から国外向けの「Tを象っているが下の部分が白抜きになっていて、そこに「Takeda」と筆記体でかかれたもの」に切り替えられている。
またアメリカのワクチンメーカーであるノババックスからの委託で新型コロナウイルスワクチンの製造を請け負っている。かつてはモデルナ製のワクチンの輸入販売も行っていたが、2022年8月に同社の日本法人に継承される形で終了した。