概要
創業者の久光仁平が1847年(弘化4年)に同社の前身となる売薬業「小松屋」を肥前国基肄郡田代領(現在の佐賀県鳥栖市)で創業したのが始まり。
「奇神丹」などの丸薬を製造していたが、1934年に主力製品となる「サロンパス」を発売、ロングセラーとなる。
1965年(昭和40年)に現社名に改称。
現在も「エアーサロンパス」、「サロンシップ」 、「サロンパス-ハイ」などの製品を次々と送り出す一方で、「モーラス」 / 「モーラステープ」ほか、医療機関用(処方箋医薬品)消炎剤にも進出。
要は貼り薬が得意なメーカーである。
ただし、貼り薬以外にも、水虫薬のブテナロックなども取り扱っているほか、フランスの製薬会社・サノフィが開発したアレルギー性鼻炎治療薬・アレグラの販売を請け負っている。さらにはサノフィの関連企業であるエスエス製薬からドリンク剤のエスカップシリーズと薬用歯磨きのラカルトを譲り受け、自社製品に組み込んでいる。
本社は鳥栖市と東京の2社体制でおこなわれている。
また関連会社に祐徳薬品工業 (♪きもちんよか~のCMで一世を風靡した「パスタイム」の会社。これまた佐賀県に本社を構える)がある。