KDDI株式会社
国際電話を担当する特殊会社であった国際電信電話(KDD)と、通信自由化を受けて参入した新電電の最大手であった第二電電(DDI)、そして日本移動通信(IDO)の3社の合併により2000年10月に発足した。
KDDは、NTTグループの源流の電電公社から枝分かれした企業であり、事実上はNTTグループとルーツは同じ。現在のKDDIにも、前社長の小野寺正をはじめNTTグループの出身者も少なくない。故にNTTグループとは兄弟の間柄とも言われるが、合併における現在の法人の「直接の前身に当たる法人(存続法人)」はDDIなので、厳密な意味だとルーツは違う(『NTT系の血が混じった』と言ったほうが正しいかもしれない)。
携帯電話(メインブランド:au、サブブランド:UQ Mobile)と固定電話を同一会社で扱う日本唯一の会社でもある。子会社の沖縄セルラー電話は沖縄県内でau事業を展開しているが、固定電話は扱っていない。(ただしインターネット接続サービスの「auひかり」は沖縄県のみ「auひかり ちゅら」という名称で扱っている)。
子会社としてUQコミュニケーションズを持ち、同社はWiMAXサービスUQ WiMAXとauのMVNOであるUQ Mobileを展開していたが、UQ MobileはKDDI本体に移管した。
関連タグ
電話 エーユー 江井ゆうこ ツーカー Tu-Ka auひかり
UQコミュニケーションズ:子会社。
東京電力 : かつての大株主。2011年11月に所有していた全株を売却した。
ローソン:資本業務提携を結んでいる。