「じゃーん!お姉ちゃんとセットな感じの水着よ!なんかよく分かんないけど、ともだちいっぱいできそう!」
概要
東方ロストワードのメインストーリー第4章「永遠戦線」にて登場した、『常夏の幻想郷』の古明地こいし。
この世界の地底はすでに水没し、地底の住人たちは今では地上へと移り特定の区画を『地底』とみなす必要が出てきた。元々地上に遊びに行っていたこいしの存在は、その『交渉』にそれなりに役に立ったらしい。
心を閉じたサトリ妖怪であるこいしは心の中に思い出を残すことができない。そのため、思い出の記録としていつか地霊殿の玄関に並べるための『お土産』を集めている。
汎異記号は『C3』。「常夏に酔う世界群」とされている。
なお、さとりにも言えるが、外見相応より大きめのお山を持っている。
プレイアブル化
実装形態 | エピック限定 |
---|---|
式 | 攻撃式 |
気質 | 海溝型地震 |
拡散 | デリバリングドローン |
集中 | キャッチアンドシェル |
スペカ1 | 『お買い物のフィロソフィ』 |
スペカ2 | 『サマーセール地獄』 |
ラスワ | 『ランブリーサマーバーゲン』 |
テーマ曲
常夏世界のこいしのテーマ曲は、豚乙女の「今たぶん後ろにいる」。原曲は「ハルトマンの妖怪少女」。
※3:36から。
絵札
実装と同時にこいしとさとりの強化両方に特化した絵札が期間限定の「vs.複霊」限定として実装された。ドロップする確率は低くステージ自体の難易度もかなり高いため完凸するためにはかなりの時間を要するが、その代わりに全絵札トップクラスの破格の性能を誇る。
イラストを描いたのはかつて絵札「紅夢の魔女」も担当した刀彼方氏。
台詞
戦闘時の台詞は東方憑依華での台詞を意識したものが多い。
余談
気質は『海溝型地震』。海側のプレートと陸側のプレートの境界である、海溝やトラフで発生する地震のこと。
ちなみに「お土産はスーヴニールと呼ばれ、それは『記念の品』を意味する。お姉ちゃんのスペルカードにも使われているように記憶と関わりが深いものである。」とテキストに書かれているが、あちらが恐ろしい思い出だったのに対し、こちらは楽しい思い出という意味で使っている。
スキル「こいしの蚤(のみ)の市」は、いわゆるフリーマーケットのこと。本来、蚤の市は英語で「Flea market」なのだが、カタカナにした際「自由 ( free )」と混同されていたが、蚤の市を開催するにあたって「誰もが気軽に参加出来るように」との思いを込め、より親しみやすい「Free market」の表記があえて採用されている。
「ジャングルショッピング」は、「外界の人間はわざわざ熱帯雨林で買い物をする」という解説文から、某大手ショッピングサイトが元ネタと思われる。
ショットはそれぞれ東方心綺楼初出の必殺技「グローイングペイン」「キャッチアンドローズ」のアレンジ。
また、拡散ショットで出現するドローンの形状は東方封魔録Extraに登場した里香の戦車イビルアイΣに酷似しているが、テキストでは「こんなヤバいデザインの機械」呼ばわりされている。
スペルカードは「お買い物のフィロソフィ」が東方地霊殿の「嫌われ者のフィロソフィ」、「サマーセール地獄」がダブルスポイラーの「ローズ地獄」のアレンジ。
- 「思わず外へ向いてしまった意識がバラの蔦のように迫る技 意図して出る攻撃ではなく頭の隅において思い出したときに出る」(「グローイングペイン」カードコメントより)
- 「目の前の相手を捕まえたいそんな気持ちを抑えきれず手が出てしまった 近くの相手を見つけると捕まえに掛かり成功するとダメージを与えて吹き飛ばす キャッチアンドリリースというより捕まえた時点で飽きてしまっている」(「キャッチアンドローズ」カードコメントより)
- 「刺々しい弾幕です。心の奥底は誰しも刺々しい物だそうです そりゃそうですよね。私も刺々しいですよ。この写真でネタが書けなければ殴り込みに行こうかと思っています」(「ローズ地獄」射命丸文コメント)
- 「薔薇の地獄だってさ。高貴なんだか下品なんだか判らないね 薔薇って匂いがきついけど鼻炎の人には効果が薄そうかな そんな地獄で人呼べるのかなぁ」(「ローズ地獄」姫海棠はたてコメント)
ラストワードの『ランブリーサマーバーゲン』は「ブランブリーローズガーデン」のアレンジだが、巻き貝を電話にしていることから東方深秘録の怪ラストワード「*今から電話をするから出てね*」の意匠もある。
関連タグ
[地]閉じた恋の瞳、白貌の無為・・・同じく並行世界の古明地こいし。後者は第4章で登場したエピック限定キャラクターという共通点がある。