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詳細

東方ロストワード

とうほうろすとわーど

iOS(iPadOS)/Androidで遊べる『東方Project』の二次創作(公認)スマートフォンゲームである。
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“Remained Player in Gensokyo.”

概要

東方ロストワードとは、スマートフォンタブレットで遊べる東方Projectの二次創作のゲームである。正式表記は「東方LostWord」。ゲームのシステムの特徴として、ターン制、コマンド制のRPGである。SNSには#東方ロストワード#東方LW#東方Projectに投稿されている。

2020年ごろから商業ソーシャルゲームとして登場した東方二次創作ゲームのひとつ。これらの商業ゲームの多くは東方シリーズの原作者であるZUN氏が主宰するサークル・上海アリス幻樂団から公認を受けている(ただし東方Projectの一部というわけではなく、あくまで「公認二次創作」という扱いが徹底されている)。ちなみに、東方Projectの二次創作ガイドラインでは、企業による営利活動は自由に行なってはいけない。個別に上海アリス幻樂団から許可を得た商業ゲームが「公認」二次創作となるのである。

現在では当ゲームと東方キャノンボールを皮切りに、公認二次創作ゲームが多数登場している。当時では異例のテレビCMの放映も行われるなど、東方二次創作に商業という新しい風を吹かせた作品である。

特徴としては、1人のキャラクターにつき3人の声優がついており、自身の好みに合った声優を選択できる点が第一に挙げられる。多数の声優が参加しており、人気声優の登板も複数存在する。音楽方面にも力を入れており、名の知れた音楽家・サークルが多数参加しているほか、MVProjectではオンボーカルの楽曲のプロデュースも行なっている。

設定面では、オリジナル設定を持つ並行世界の東方キャラクターが多数いる一方、イベント等で登場するベーシックなキャラクターたちは原作や二次創作を広く取り入れた造形がされておりファンから高評価を得ている。

開発制作はNextNinjaが行い、配信はねんどろいどでおなじみのグッドスマイルカンパニーが行っている。

ちなみに「ロストワード」とは「失われた言葉」を意味する。しばしばセガの「ソニックロストワールド」につられて「東方ロストワード」と誤表記されることがあるが、正式なものではない。

ストーリー

幻想郷では、謎の青い結晶体「封結晶」があちこちで発見されていた。ある日、主人公は封結晶の力で突如幻想入りしてしまったうえ、自分の名前以外のことを思い出せなくなってしまった。しかし、主人公は封結晶を安全に開封する事ができたり、暴発した封結晶を再び封印する事ができるなどの奇妙な能力を持っていた。
「封結晶について調べていれば、記憶を取り戻したり元の世界に帰れるかもしれない」と考えられた事で、主人公は霊夢や魔理沙と共に封結晶の調査を行う事になる。

そんな中、3人は「赤い封結晶」を発見。主人公が手を触れたところ、赤い封結晶が作動し、たまたま近くにいた早苗と共に並行世界の幻想郷に転移してしまった。
そこで出会った並行世界の紫から、「あるひとつの言葉が失われた事で、幻想郷に未曾有の危機がもたらされる」と聞いた一行。しかも、この異変は他の並行世界にも伝播してしまう危険性もあるのだという。
失われた言葉……「ロストワード異変」と名付けられたそれを解決するため、主人公たちはいくつもの並行世界を駆け巡る。

さらに詳しくは東方ロストワード(メインストーリー)を参照。

バトルシステム

編成したキャラの行動を選択し、速い(速力が高い)キャラクターから行動していくオーソドックスなコマンドRPG。原作の弾幕シューティングでお馴染みの要素が取り入れられており、最初は難解に思えるかもしれない。

  • ショット
他のゲームで言う通常攻撃。威力はやや劣るが「霊力」を多く入手できる拡散ショット、単純に威力が高い集中ショットの2つがあり、目的に応じて使い分けられる。
攻撃対象(単体・全体)、属性、追加効果はキャラクターやショットによってまちまち。

必殺技ポジションとして存在。それぞれのカードは1枚につき1回のみ使用できる。
初期状態では2種類のスペルカードを1回ずつしか使えないが、『突破』を重ねていくことで通常スペカ2種類を2枚ずつと、ラストワード1枚の計5枚のスペルカードを使えるようになる。
ラストワードは通常スペカに比べて遥かに威力が高いが、使用するとカードが残っていても自身の全てのスペルカードが使用不可になるので、これはあくまでも最終手段。

大妖精小悪魔本居小鈴など、原作でスペルカードが登場していないキャラクターの場合は東方LWオリジナルのスペルカードが付与されている。ラストワードは、永夜抄心綺楼で登場していたキャラクターは原作のラストワードが与えられている。それ以外のキャラクターは、原作の他のスペルカードからの流用はせず、東方LWオリジナルのラストワードとなっている(但し、この人だけ例外)
異世界のキャラクターの場合、原作のスペルカードをもじったものが与えられることが多い(恋符『マスタースパークのような放水』など)

  • ブースト
敵を攻撃すると『霊力』というポイントが溜まり、これを消費する事で攻撃を強化できるシステム。早い話がいつである。
『霊力』はバトル開始時に必ず1.00入手でき、最大で5.00まで溜める事ができるが、ブーストの最大は3段階まで。
それでもブーストによる恩恵は計り知れず、威力が何倍にもなるほか、追加効果も加わる事がある。

  • グレイズ
コマンド選択時に『結界』をひとつ消費すると、敵1人から受ける攻撃を無効化するコマンド。1ターンにつき3回まで実行、つまり敵全員の攻撃を無効化することも可能。
味方キャラは『結界』を最大5枚持つが、最後の結界は使用不可なので、グレイズできるのは4回まで。敵にブレイクされるとグレイズできる回数も減るので、不利属性の敵には注意。
また、グレイズするとそのターンの間ステータスが上がる能力を持つキャラクターもいるため、結界の使いどころはよく考えたほうが吉である。

なお、大抵の敵キャラも『結界』を持つが、グレイズは(今のところ)しないので安心して攻撃しよう。

  • ブレイク
弱点属性で攻撃すると、威力が上がるだけでなく、敵の『結界』をひとつ破壊する。全て破壊すると『フルブレイク』という状態になり、フルブレイクされたターンと次のターンは行動できなくなるほか、与えるダメージが大きく跳ね上がるという特徴がある。特にボス戦で有用で、該当ターンに行うスペルカード攻撃もキャンセルできるため、高難易度攻略の要を担っている。
また、チルノメディスン・メランコリーなど一部のキャラクターは『結界異常ブレイク』を扱う事ができる。敵に特定の『結界異常(他ゲーの状態異常に相当)』を付与した後、その『結界異常』に対応する結界異常ブレイクを持つ攻撃をする事で、属性に関係なくブレイクを行える。

ほとんどのキャラは得意属性(ダメージが軽減される属性)と弱点属性(ダメージ増加&食らうと結界がブレイクされる)を2つずつ持つが、レミリア・スカーレットパチュリー・ノーレッジなど、弱点または得意属性が3つ以上、あるいは1つも存在しないキャラもいる。

ちなみに高難易度の探索となると結界を持たず、フルブレイクが不可能な敵キャラクターも登場する。

  • チェンジ
このゲームでは前衛・後衛に各3人ずつのキャラを編成可能。その前衛と後衛を入れ替える事が『チェンジ』。
『チェンジ』を行うと『チェンジ連携』が発動して、キャラごとに交代相手や前衛のキャラを強化できる。キャラの組み合わせによってはボーナスが発動し、通常より大きな効果を得られることも。

  • 絵札
装備品。スペルカードに装備し、そのスペルカードを使用すると絵札の効果も発動する、といった形。
装備するとステータスも上昇する。絵札のステータスは『絵札強化』を行うことで成長する。

同じ絵札を合成することで『限界突破』ができる。最大の4回行うことで絵札の効果がアップし、『絵札強化』も10回まで行えるようになる。

ちなみに、絵札というだけあり、絵札の一枚一枚に絵師さんたちによるかなり凝ったイラストが使用されている。
☆3は幻想郷の風景(博麗神社や紅魔館など)やキャラのアイテム(霊夢のリボン等)☆4と☆5はキャラのイラストとなっている。pixivにおいては絵札担当絵師の一部が仕事絵と言う形で担当した絵札イラストを投稿しており、そこからでも該当のイラストを閲覧できる。

また、「博麗神社例大祭」など東方関連イベントや、「とらのあな」などの東方グッズを扱うショップとのコラボを記念して絵札をログインボーナスで配布していることもある。

ゲージバースト

2年目以降に登場した探索のバトルの一部で設けられたシステム。
敵の中には通常とは異なる色の体力ゲージが用意されている。緑色のゲージでない場合は体力を0にした状態でどれだけダメージを与えても倒せず、0にした次のターンで別の体力ゲージに移るという形である(赤→黄→緑)。
ゲージが移ることでバフ・デバフ・結界数は最初の状態に戻ってしまうため、短期決着を付けにくく難易度を上げる要因となっている。
また、ゲージが移った際に同時にエクストラアタックを放ってくる敵が多い。

こういった攻略難度を上げる要素が追加された分、体力ゲージを0にする際は一工夫を要するようになった。
後にオーバーダメージという要素が追加され、ゲージバーストの発動を満たしている状態の敵にスペルカードでダメージを与えると、その時に使用したスペルカードを消費していない状態にできる(=追加で1回スペルカード攻撃が可能)というボーナスも加わった。

エクストラアタック

こちらも2年目以降で追加された要素。
そのWAVE開始時や、ゲージバーストが発生した際に敵が起こす、ターン開始時の特殊行動。
敵自身にバフ、プレイヤー側にデバフ、一部の行動を制限(一定ターンの間ショット使用不可、グレイズ使用不可など)してくるという、攻略難度を上げる要素。

こちらも、相手のしてくる行動に対して1つ1つの対処方法が求められる。
例えばLunaticでは敵の攻撃力も高いため、グレイズ禁止のエクストラアタックをさせられると★全取得のクリアは絶望的。

オート周回機能


オート機能は「AUTO」・「FULL AUTO」・「Replay AUTO」の3種類が用意されている。

AUTOは最初に実装されたが、ショットのみを使用するため弱い。FULL AUTOが実装された後は使う機会が無くなっている。

FULL AUTOはスペルカードも使用してくれる機能である。複数WAVE存在するステージでは、最終WAVEより前でラストワードは温存し、スキルやブースト・グレイズも使用しない。最終WAVEになると、スキル・ブースト・グレイズを使用しラストワードを使用する(それでも倒せなかった場合はショットを使用)。LUNATICの一部を除いて全自動でクリアできるほど優秀だが、手動よりは弱い(大抵はWAVE1からスキルを使用したほうが強いため)。

Replay AUTOはいわゆるマクロ機能である。プレイヤーの行動を覚えておいて、その行動を再現(リプレイ)してくれる。従来不可能だった高難度探索の周回が可能となる画期的な機能であり、メインストーリーの各章最後にある絵札がドロップする探索を周回するのに多くのプレイヤーが役立てている。戦闘にはランダム要素があるため、本来の行動が再現できなくなった場合はFULL AUTOに移行する。Replay AUTOの行動を組み立てる場合は、運要素に対するケアが安定性に大きく影響する。

周回スキップ(実際に出撃せず、霊力をその場で消費してドロップアイテムだけもらう機能)は通常のクエストには実装されておらず、転生鏡探索(後述)でのみ解禁されている。

探索

プレイヤーが攻略していくステージのこと。

メイン

メインストーリーを読みながら進んでいく、基本的なステージ。現在第4章(第2編)まで実装済み。設定等は原作からの延長であることが多い。
章ひとつ、もしくはその前編や後編を全てクリアすると難易度が選べるようになる。難易度は低いほう(解放順)から「NORMAL」→「HARD」→「LUNATIC」があり、難しくなるほど貴重なドロップアイテムを入手しやすい。

また、第1章を初回クリアすると「EXTRA」ステージが出現。第1章とリンクするストーリーが用意されている。1日3回しか挑戦できないが、通常のメインクエストでは入手できない金素材を入手できるので、ぜひ毎日挑戦したいところ。
こちらにも先に挙げた3つの難易度があるが、NORMALですら推奨レベルが70となっており、ほぼほぼエンドコンテンツのようになっている。期間限定ではないので、万全の準備を整えてから挑もう。

デイリー

1日3回チャレンジできるステージで、経験値や素材がメインより多く入手できる。挑戦できるステージは3種類あるが、普段はそのうち1つしか挑戦できない。日曜日のみ、全3ステージを選択して合計9回行える。
デイリー探索には6段階の難易度があり、プレイヤーレベルの上昇によって上の難易度を選べるようになる。勿論、難易度が上がるほど報酬も豪華になる。一定以上では金素材が獲得できるので忘れずに毎日挑戦したい。
期間限定で探索できる回数が一日5回に増えるというイベントも。

スペシャル


メイン・デイリー以外の常設探索はスペシャルに分類されている(常設でも、特殊ルールの探索は後述の「特設」に分類される)。

転生鏡探索

少女転生に必要な「転生鏡」を集められる探索。各キャラクターごとにステージが用意されており(NORMAL/HARD/LUNATICの3種類)、そのキャラクターを最大まで強化(上香木は除く)しないと出撃できない。クリアするとそのキャラクター用の「転生鏡」を取得できる。キャラクター当たり1日3回までしか出撃できず、LUNATICを3回クリアして手に入る転生鏡は60個であるため、少女転生に必要な1000個を集めるためにはコツコツと周回する必要があった。その後も転生鏡を使用して強化できる項目があるため、さらに周回を続けるのがいいだろう。

東方LWで唯一周回スキップが実装されているため、一度クリアした探索は霊力を払うだけで報酬を獲得できる。そのため、現在は実際に周回する必要がなく、毎日一括探索ボタンを押すだけでよくなっている。キャラが増えるにつれて日課として100回以上の周回が必要となっていてプレイヤーから不満の声が上がっていたため、その対応として実装されたのだと思われる。

記憶遺跡


MVProjectの各キャラクターに対応した特別なストーリーを読むことができる。ロストワードへの言及、他のストーリーではあまりお目に掛からないキャラクターたちの登場など、スペシャルと言えどあなどれない内容となっている。詳しくはMVProjectを参照。

絵札旅稿


専用の絵札を獲得できる探索。また、その絵札の背景ストーリーも読むことができる。ストーリーの内容は記憶遺跡ほど重いものではなく、どちらかと言えば幻想郷の日常を描いた内容となっている。

常設化イベントクエストたち


初期の期間限定イベントが常設化して復刻されたもの。上3つはやや特殊な形式だが、それ以外はクリアすると衣装(イベント開催当時の限定衣装)が手に入る。


イベント


以下には現在開催されていないイベントも含まれている。2023年4月現在では、「収集系イベント(新規)」・「収集系イベント(短縮復刻版)」・「おとぎ草子+紅魔塔」の3パターンがローテーションで開催されている。

プレイベント

収集系イベント前に開催されていた。限定ミッションが登場し、クリアする事でアイテムや限定衣装を入手できる。

劇場型イベント

こちらはゲーム内課題を達成することでもらえるイベントを集めて、解放されるストーリーを読むというもの。
ストーリーが報酬のため、プレイベントに比べると報酬は渋い。

似たようなシステムの幻想おとぎ草子が登場したためか現在は開催されていない。

収集系イベント

メインの形式となるイベント。周回してドロップアイテムを集めて様々な景品と交換できるという典型的な形式。イベントストーリーを読むことができ、ストーリーに合わせた新衣装も追加される。ストーリーは以前は初日に全公開する形式だったが、現在では1日ごとに少しずつ更新される形式になっている。

メインと同じく3段階の難易度があり、HARD以上では金素材も入手可能なのでイベントの機会に乱獲したい。

報酬には、「累計ポイント」で貰えるもの、「交換所」でポイントを消費して交換するもの、そしてボックスガチャ形式の「ふくびき」がある。交換所の目玉景品は高レアリティのキャラクターを限界突破できる「巫形代」・「靈形代」と、高レアリティアイテムと交換できる「福塵」。課金以外でこれらのアイテムを獲得できる機会は貴重なためぜひ手に入れたい。期待値的にはLUNATICを6500回ほど周回すれば全て集められるので、2週間の間に計画的に周回しよう。周回に必要な霊P(スタミナ)もイベント景品で獲得できるという親切設計である。

また、イベント限定の☆4・☆5絵札も登場する。イベント報酬を一通り集めれば1枚ずつ最大強化できるが、もう1枚欲しい人はイベントストーリー最終ステージで低確率でドロップするのでひたすら周回しよう。

体験クエスト

新キャラをお試しで使用できるクエスト。6体全員の編成が固定されるため、何も考えずに挑むと負けてしまう。与えられたキャラクターを使って戦略を立てることが求められる一風変わったクエストとなっている。しかし、自分の所持している色々なキャラとの組み合わせを試すことはできないため、不満に思うプレイヤーも居るようだ。

ちなみに、あるキャラクター(ネタバレ注意)レリック限定キャラクターの体験クエストでは、ストーリーも用意されている。

特設


通常の探索とは異なる特殊ルールの探索が集められている。探索以外のコンテンツもここに属しているものがある。

紅魔塔

非常設イベントで、エンドコンテンツのひとつ。負けても相手の体力の減少分が保存されるという特殊ルールで、複数パーティで超強力な相手を攻略しながら塔の各階の相手を倒して登っていくシステムになっている。開催ごとに増設され、10階クリアするごとに限定ストーリーを読むことができる。

詳しくは紅魔塔の記事を参照。

白玉擂台 日次の部

常設イベント。毎日午前0:00に更新される。登場するボスを撃破する事で、キャラのさらなる強化に使用する『上香木』を入手できる。
他のステージと違い4WAVEある事や、バフ、デバフの効果が普段の三分の一になるので、長期戦となることも多い。EASY、NORMAL、HARD、LUNATIC、そしてPHANTASMという5種類の難易度が存在する。それぞれに報酬が用意されているが、LUNATICをクリアすれば上香木の報酬をすべて入手でき、PHANTASMをクリアすればさらにレアなアイテム『上香炉』がゲットできる。

白玉擂台 週次の部

常設イベント。毎週月曜日の午前0:00に更新される。登場するボスを撃破していくのは日次の部と同じだが、擂台Pの存在が大きな違い。3Waveのステージ4つは、それぞれ対象の式「陽攻&陽防」か「陰攻&陰防」のどちらかが2倍になる。難易度はNORMAL、HARD、LUNATICの3種類で、こちらもバフ、デバフの効果が普段の三分の一になる。
擂台Pはステージでの評価によるスコアの合計から、報酬として獲得できる。
スコアは「ステージの難易度」「攻撃回数」「グレイズ使用回数」「満身創痍した人数」の4つを基準に評価される。

幻想おとぎ草子

様々な作者による漫画を読むことができるコンテンツ。漫画自体は常設だが、漫画のページを解放するためにはポイントが必要になっている。ポイントを獲得できるイベントは、新しい漫画の追加と合わせて定期的に開催される。

第◯作題名作者あらすじ
1ロストワード劇場高橋あゆみ/作画、東方ロストワード/原作幻想郷で繰り広げられる少女たちの日常。時には笑い、時にはハラハラ。そんな彼女たちの生活の一部を見てみよう。
2あたいとLOST WORLD(並行世界)もや造ロストワード異変で発生した『ありえたかもしれない幻想郷(並行世界)』の数々。それらの一つである幻想郷に暮らす「普通の人間」チルノ。彼女たちが繰り広げる小さな冒険のはじまりはじまり〜。
3ロスワ事件簿火鳥香木の香り漂う博麗神社。ただならぬ気配に誘われた魔理沙たちが見たものとは!
4ロストワード劇場2高橋あゆみ/作画、東方ロストワード/原作今日もにぎやかな幻想郷。妹紅たちが弾幕の訓練している頃、香霖堂に何やら動きが!?ロストワード第2幕開催!!
5大激突!厄よけグランプリ いろいろにじそ〜さくあとき賑やかに終わった厄よけグランプリ!他にトラブルは?こぼれ話は?舞台裏を調べてみました!(記者:姫海棠はたて)
6咲夜と美鈴のパラレル・フィッシング!ゆたろうある日、沼釣りで、ヌシさんに出会った〜 対する釣り人は咲夜&美鈴の紅魔館コンビ!無限の時空間で超絶釣りバトルが炸裂!熱闘の幻想おとぎ草子、今開幕!!
7ロストワード劇場3高橋あゆみ/作画、東方ロストワード/原作またまた登場、ロストワード劇場!今回はレミリアの秘密暴露に紅魔館に新たな危機が!?あれ?レミリア出番結構ありますね?
8ずっと見てたからかやこ具現化される前の事も覚えています。霊夢さんがどんなに頑張ってきたか。なので霊夢さんにも少し休んで欲しい。だから高麗野あうんがんばります!
9ゆるい東方ロストワード〜金タライを添えて〜216わたし見たんです。霊夢さんが誰かと言い争っていたところを。そうしたら金たらいが落ちてきて……(幻想郷在住 KMさんの証言)
10みんな小さくなっちゃった!?もずくず覚えていますか?幼い頃の思い出を。覚えていますか?小さい時の体験を。懐かしい出来事と、出来なかった経験。もし今、それがかなうとしたら……。
11商売に犠牲はつきものJILL。エアーコンディショナー略してエアコン 河城にとりによって放たれた抗いがたいその魔の手に霊夢たちは立ち向かうことができるのか
12反則エージェンシー いろいろにじそ〜さくあとき休業(たまに)開店中の淑女の社交場 オールドデザイアにお客様来店中!新メンバーを含む従業員一同はお客様を満足させることが出来るのか!?
13お肉ガチャ実装!ゾウノセ幻想郷に新たな試みお肉ガチャが実装!当たれば当然、美味しい肉が手に入り外れてもそれなりにいい肉がもらえるぞ さてあなたの今日の肉はどっちだ!?
14新しいぬえちゃんもずくず「ええ、彼女のことで困っておりまして」「ならこんな手はどうじゃろう?」「少々強引な気がしますが」「荒療治もたまには必要じゃよ」
15小鈴ちゃんのすてきな経営方針かやこみんなの憩いの場『鈴菜庵』 今日も多くの人が本を借りに来ますが…… 騒がしいのは少し困りものです 「壁に耳あり」と言いますしね

香霖堂

ミニゲームを遊べるモード。遊ぶと霊Pを獲得することができるので霊Pが不足している場合は遊んでみよう。

現在遊ぶことができるのは霊夢のお祓い大作戦!

VS複霊


複霊と対戦することができるモード。複霊にはレベルが存在し、複霊を倒すことでさらに高いレベルの相手を解放することができる。高レベルの複霊は難易度が高く、現在のエンドコンテンツである。

様々な報酬を獲得できるが、目玉となるのは限定絵札である。福霊は一定期間ごとに切り替わるので、開催期間内に絵札を獲得しよう。

おつかい

基本的に他ゲームでの「派遣」や同名の「おつかい」と内容は変わらず、一定のキャラクターを一定時間おつかいに出す事でアイテムと経験値を取得できる機能。「おつかい」に出したキャラクターも戦闘に出す事はできる。一定の時間帯や探索をこなすことで出現する「臨時おつかい」は、神結晶や封結晶を手に入れられる貴重なチャンスとなっており、無課金勢は基本的にここで入手していく事になる。

初期は一度のおつかいで封結晶がガチャ2〜3回分手に入ることもあったが、それは運営のミスだったらしく現在は表示されている数(1〜3個)までしか取得できなくなっている。キャラクター取得の難易度が上がった事は事実ではあるが、ルナティックと呼ぶ程厳しくなった訳ではない。

キャラクター

主人公の女性以外は、ほぼ全員が本家「東方Project」に登場するキャラクターであり、仲間のキャラクターにはボイスがついている。登場キャラクター一覧については東方LW・実装キャラクター一覧を、ボイスについては東方LWのCVを参照。

さらに、原作では戦闘に一切関わっていなかった稗田阿求本居小鈴といったキャラクターもバトルに参加できる。このため阿求と小鈴については、東方Projectシリーズ(原作・二次創作問わず)で初めて、ショットやスペルカードを有する。一方で、森近霖之助のように弾幕ごっこをしない立場を貫く者もいる。

同じキャラクターを複数人探索に連れて行くことはできないが、『汎異記号』(ぼんいきごう)が異なれば同名でも別キャラクターとみなされるため同時にセットできる。違う汎異記号のキャラクターは異世界幻想郷出身という設定であり、同一世界の人物の別バージョンが複数実装されたことは無い。

ベースとなるキャラクター(汎異記号L1)は原作や二次創作の要素を広く取り入れて作られており、プレイヤーからの評判は良好。一方で、L1のキャラクターはすでに実装され尽くしているため、現在新規で追加されるのは東方ロストワードのオリジナル設定が施されたキャラクターがほとんど(特にB世界団E世界団など、秘封ロストワードが初出のキャラクターはオリジナル性が強い背景設定を持つ)。さらに、後発のキャラクターのほうが能力が高いのが普通であるため、結果的にオリジナルキャラクターが性能面で優遇されていることになり、プレイヤーの賛否が分かれる要素となっている。

一方で、キャラゲーとして見ればL1キャラクターの存在感はいまだに強い。前述の収集系イベントのストーリーに登場するのは現在のところL1のキャラクターのみである。また、さまざまな衣装が追加されて着替えを楽しめるのはL1の特権である。別衣装の定番である水着に関してはC世界団の面々に出し抜かれてしまったが、代わりにうさみみのL1衣装がかなり多く、イベントストーリーでも複数回取り上げられている。

育成

キャラクターを強化する要素は5種類ある。

強化要素解説
レベル他のゲームでもお馴染みのレベル上げ。探索以外にも、「寺子屋」という施設にキャラクターを預けると経験値が溜まる。
強化『香木』『上香木』というアイテムを使用して、体力や攻撃力などのステータスをそれぞれ上げられる。上香木による強化上限は、『上香炉』というアイテムを使用して解放することができる。
昇格『華片』『巻物』『香木』を使用して、スキルと特性を解放できる。
突破いわゆる限界突破。『同じキャラ』か『人形代』というアイテムを使うとできる。行うとスペルカードやレベル上限が解放される。
覚醒『割符』というアイテムを使用すると、スペルカードレベルやステータスが上昇する。
装備『絵札』を装備できる。

コスト

また、キャラクターの「コスト」は、ステージに挑戦するときにかかる霊Pのことを指しており、1人につき5〜12(少女転生すれば14になる)。
どれだけコストが高かろうが、持っている霊Pが多ければ問題なく自由に編成・出撃できる。キャラクターにコストの差はなく、育成段階の「突破・覚醒・少女転生」のみで増加する。
周回をする場合は、なるべくコストを減らした組み合わせで探索に向かわせるといい。
そして3周年にて霊Pコストカット機能が実装され、誰でも簡単に霊P消費を抑えることができるようになったのでそちらも活用していこう。

キャラの大まかな性質を表す。式ごとに得意とすることが異なるため、場合によって使い分けたほうがいいだろう。
モチーフはかつて黄帝諸葛亮孔明が使ったとされる、八卦の後天図に基づいた8つの戦法八陣。開発段階では龍飛・鳥翔・蛇幡・虎翼・天履・風揚・雲垂・地載の名称だった。

  • 攻撃式(龍飛)
 単純に殴ることに特化したキャラ。火力にバフがかかるスキルが多く、ラストワードやスペルカードの火力が高いものが多数いるため、一線で戦わせるとよい。現状火力至上主義の環境なので絶対にチームに2,3人は欲しいところ。
もうこいつ一人でいいんじゃないかなと言いたくなる火力を持つ者もいるが。
主に霧雨魔理沙魂魄妖夢と言った比較的能力がシンプルなキャラクター、もしくは能力が弾幕勝負でそこまで有用ではないキャラクターが主に属する。
更には、もう全部(ry」って言われてもおかしくない火力を持つ破壊者巫女さんもいる。

  • 速攻式(鳥翔)
 火力が下がった代わりに速く動けるようになったアタッカータイプ。中には攻撃式と変わらない火力を持つ者もいる。攻撃式とともに最前線で戦わせるのがよいだろう。
幻想郷最速の射命丸文は勿論、比類なき脚力を持つ驪駒早鬼や自機最速の十六夜咲夜等、原作でもスピードに秀でているキャラクター、霊烏路空飯綱丸龍などの鳥類タイプのキャラクターなどが属する。

  • 破壊式(蛇幡)
 一発逆転に特化した式。攻撃式にも勝る威力の攻撃を扱えるが命中が低かったり、デメリットのあるスキルを抱えていたりとピーキーな性能の者が多い。
フランドール・スカーレットは勿論、ヘカーティア・ラピスラズリの様な文字通り相手を破壊できる程に規格外の力を持つキャラクターやチルノ古明地こいしの様な比較的精神が幼いキャラクターが属する傾向にある。

  • 技巧式(虎翼)
 スキルや特性に一癖あるものが多い。
しっかりと特徴を理解したうえで使えば、強力な火力バフを味方に付与したり結界をまとめて大量にブレイクしたりでき、現環境では攻撃式に並ぶ主力として活躍中。
レミリア・スカーレットの様に現在でも能力の解釈が分かれるキャラクターやアリス・マーガトロイド伊吹萃香と言った原作でも能力を使いこなしていたキャラクターが主に属する。


  • 防御式(天履)
 高い体力と防御力を持ち、それでもって敵の攻撃を受けきるのが役割……なのだが、
初期の環境だと防御して持久戦に持ち込むより最大火力でぶん殴ったほうが速い上に楽であるため、通常の探索で使うことは滅多になかった。
しかし、「紅魔塔」ではタフだが火力の低い雑魚敵に対して、回復式の援護を受けながら延々と防御式が殴り続ける「不死身戦法」が発見され、少しは日の目を浴びた形となった。
そして超高難易度コンテンツ「白玉擂台」Phantasmの実装や狂気の宇宙妖怪の実装、バフの『注目』の仕様変更をきっかけに攻撃と防御両方それ以外の要素にも秀でたキャラが増え始めた。
主に結界を操る博麗霊夢、妖怪の山の警備員である犬走椛や、八雲紫八坂神奈子聖白蓮と言った幻想郷の重鎮が属している。
ちなみに上記と下記の理由から殴る系のキャラを中心に実装されてきたため、上白沢慧音の実装から狂気の宇宙妖怪の実装まで1年間も実装されていなかった。

  • 回復式(風揚)
 文字通り味方の回復に特化した式。メイン探索では完全に要らない子と化している防御式とは違い、まだ需要はある模様。
「紅魔塔」では、防御式と組み合わせた「不死身戦法」で東風谷早苗が活躍し始めた。
医者である八意永琳や、祈祷的な意味から東風谷早苗リリーホワイト秦こころと言った「闘う」という面から少し離れたキャラクターが属する傾向にある。そして最近では攻撃面でも十分なキャラの実装、一部の回復式特有の「禁止状態の回復」という個性を習得し、活躍の場が増えた。

  • 妨害式(雲垂)
 敵へのデバフ付与に特化した式。
ボスの中には強力なバフを自分にかける者もいるため、破壊式や攻撃式と合わせて敵の能力を下げつつ殴るが効果的である。
相手の波長をいじる鈴仙・優曇華院・イナバや相手の心を読む古明地さとりを始めとする相手にネガティブな影響を与える能力を持つキャラクターが多い。詐欺師的な性格を持つ因幡てゐもここに属する。

  • 支援式(地載)
味方へのバフ付与に特化した式。
単体での火力には乏しいものが多いが、スキルやチェンジ効果で主軸となるアタッカーを支援できる。
回復式と同様、大妖精稗田阿求と言った「闘う」という面から離れたキャラクターや元々後方支援等の裏方で動いていた鈴瑚と言ったキャラクターもここに属している。
最近では超フェス版サグメナズーリンなど、霊力を配るキャラクターが増えサポート要員として日の目を浴びるようになった。

ちなみに並行存在の関係である同名のキャラクターでは"なるべく式が異なるようにする"という暗黙のルールが存在する模様。

現在はキャラ間での強さに大きな違いがあり、特に綿月豊姫魂魄妖夢西行寺幽々子など火力が高く、強力なラストワードを持つキャラクターが強いとされていたが、フルオートの実装で再評価されたキャラ大幅な上方修正を受けたキャラ、近年実装されたキャラ(特に恒常含めて地霊殿鬼形獣虹龍洞などのキャラクターが該当)、『少女転生』の拡張機能の一つによる強化で火力が段違いに上がったキャラなど、たびたび強さが変動している。と言っても対人対戦ゲームでも無い上に、どのキャラも全く活躍出来無い訳でも無いので、そこまで気にしなくても良いだろう(仮に対人対戦ゲームであれば間違いなく調整は入るが)。

着替え

バトルキャラクターの見た目を変える要素で、
衣装によってはイベントポイントの入手量が増える効果をもつ。
神結晶(有償石)で購入するものがほとんどだが、月1ペースでプレイベントの報酬としても追加されていっている。ショップで販売されている中にも期間限定衣装が存在する(多くは原作に登場した衣装だったりする)ので注意。

また、一部のキャラクターはレアアイテム『縁環』と賽銭を使用して『衣装解放』すれば特別な衣装を貰える。

ガチャシステム

典型的な闇鍋である。
ガチャは、ゲーム中で「おいのり」と呼称されており、課金なしで回せる通常ガチャと(封晶石と賽銭のみでできる、どちらもほかのソシャゲにおけるミッションにあたる課題のクリアと放置作業のお使いで入手可。賽銭は時間経過で賽銭箱からも入手可)と、事実上の課金アイテム(一応無課金でも入手できるが、集めきるのに途方もない時間がかかる)の神結晶で回す仲間確定ガチャがある。
ただ
キャラの排出率が5%と低い(近年のソシャゲと比べれば良心的なレベルだが)上、キャラも地味に数が増えたため、狙ったキャラが出ることはほとんどない。欲しいキャラクターがいる時はピックアップを待つのがいいだろう。ほかのソシャゲ同様天井制度は存在し、150回回せばピックアップキャラが獲得できる。

ガチャの排出物は絵札が☆3〜☆5、キャラクターは全て☆5だが、キャラクターには事実上以下のようなレアリティが存在する。当初は恒常・フェス限定の2種類のみだったが、インフレに伴って分類が増加している。

レアリティ限界突破アイテム天井
通常人形代-
フェス限定人形代150
超フェス限定天形代250
エピック限定巫形代400(1回のみ。以前は天井無し)
レリック限定靈形代350

通常キャラクターはどのガチャからも入手できるが、それ以外は全て、そのキャラがピックアップされたガチャ(フェス・超フェスなど)が開催されるのを待つ必要がある。ただし、初期のフェス限定キャラクターは通常に移動する動きも見られる(茨木華扇など)。

通常およびフェス限定は限界突破用アイテムが人形代であり、これは普通に遊んでいればかなりの数が手に入るため、無課金のプレイヤーにとっても最大強化しやすく、主力となるレアリティである。通常およびフェス限定に当てはまるのは、L1およびA世界団に属するキャラクターたち。

それより上のキャラクターは入手機会が少ない上に限界突破アイテムも貴重なものとなるため、かなり課金していなければ主力として扱うのは難しくなっている。超フェス以上のキャラクターはほとんどがB世界団E世界団MVProjectなど、東方ロストワードオリジナルの設定を持つキャラクターたちである。


音楽

東方ロストワード楽曲一覧を参照。

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