第2章の最大のネタバレを含みます
概要
ストーリー第2章「紅魔塔」に登場する人物。
『ロストワード異変』によって名前を失っており、魔女の本当の名前を探し出す事が今章の目的。
全身から常に爆炎と高熱の弾幕を放ち続けており、魔女が立っているだけでも周囲の全てを焼き尽くして近寄ることすらできない。しかし、弾幕をほとんど自身で制御できていない様子で、その危険性を自覚しており、自分自身の隔離にも協力的だった。
生まれたばかりの魔女の弾幕が不可能弾幕だった事に気付いたレミリアは、魔女を弾幕ごと引き受けて、魔女を隔離するための時間稼ぎをした。結果、紅夢の魔女は塔の頂上へと誘導され隔離に成功したが、レミリアは勝負に完敗、超長期の『一回休み』……1000年経っても復活できない状態へと陥った。
それから1000年経った第2章の時間軸においては、魔女を遠ざける為に設計された紅魔館ならぬ『紅魔塔』の最上階に隔離されている。
紅魔館で発生したロストワードなので、魔女の正体はパチュリーたちが知っていた人物に違いない、と言うが……?
以下、さらなるネタバレ
塔の最上階……月の裏側になんとか到着した主人公と霊夢。
膨大な魔力に引き寄せられた妖精たちを退け、遂に『紅夢の魔女』と相対したが、魔女は『ロストワード』の手掛かりとなる『過去』を封じ、封じた場所も分からなくなってしまっていた。
また、魔女の身に起こっている『急激な魔力の膨張』は、ピークに達したが最後、魔女自身どころか世界そのものも焼き尽くされてしまうもの。いつ世界が終わってもおかしくない状況で、魔女は「引き返せ」と言い続ける。
しかし、魔女の『過去』が封じられた『封結晶』と、その『封印を解く鍵』たるフランドール・スカーレットが現れる。
フランが封結晶を開封した事で1000年分の『思い出』が流れ込み、魔女は完全に気絶してしまった。
魔女が地へ堕ちる前に、霊夢は魔女の名を叫ぶ。
霊夢「アンタをみすみす堕とさせなんかしないわよ!」
『霧雨魔理沙』!
経緯
この並行世界において、霊夢と魔理沙は異変解決の際、どちらが先に攻略するか競っていたようだ。紅霧異変の時もそうしていたのだが、魔理沙は大図書館で迷いに迷って、最奥の部屋でフランと出会った。彼女に「森で拾った綺麗で頑丈そうな青い石」……封結晶を渡したところ、喜んでいたとか。
魔理沙が迷ってしまった結果、霊夢が先に攻略し、レミリアと戦い始めた。
その様子を魔理沙は咲夜と共に観戦していたが、突如『謎の声』が魔理沙に語り掛ける。
「お前は、お前の友から引き離されることを常に恐れている」
「だからこそお前は、本当に友を大切だと思うなら……
『新たな能力』を身につけるべきだ」
『失われた言葉』の大魔法。名を失うかわりに、力は段違いになる。隠している力が多いほど変化は大きくなる、大魔法による力はあくまでも「自分の実力」であると『謎の声』は語り掛ける。
また、かけがえのない『友と肩を並べられる程度の能力』を望んでいるのだから、それ以外にも魔理沙にとって大切なものをひとつだけいただくとの持ちかけだった。
「私は霊夢と『約束』した。」
「私と霊夢は、常に追いつき追い越しを互いに続けあってーー
いつか対等の勝負をするという『約束』!」
『約束』を守るため、持ちかけに同意した魔理沙。
彼女は、「大切なもの」……霊夢を失った。
まるで神隠しにでも遭ったかのように、戦っている最中にもかかわらず忽然と消えてしまった霊夢。
そして、魔理沙の身体は太陽のような光を放ち始めた……
紅魔塔に封じ込められた魔理沙は、月を介すれば吸血鬼であるフランへの魔力接触が可能なこと、フランの持つ封結晶に想いを封じ込められることを知った。
そして、月とフランを介して封結晶に『思い出』を封じ、熱線を通じて得た世界中の情報をフランに注いだ。
いつか『あのひと』が帰ってきたときに、分かるように。
「霊夢が現れたら連れてきてほしい」というフランとの約束、そこに込められた『祈り』が封結晶の鍵となった。
そして、封結晶に込められた『もう一つの祈り』は、霊夢を並行世界から連れてくることに成功したのだ。
その後
魔理沙の魔力を一気に半分低下させる事ができれば、魔女の暴走は抑えられる。
魔理沙の魔力が「太陽の光を反射した月」を触媒に増幅している事を見抜いたフランは、月そのものを破壊した。
主人公は霊夢に連れられて無事、魔理沙とフランも追いかけてきた小悪魔によって救出された。
魔理沙から吹き出していた無数の弾幕も止み、この世界での異変は解決した。
魔理沙にとっては1000年ぶりの再会、目を覚ました後は久々に語らう魔理沙と霊夢。
そして、ふたりは『約束』を果たすため、ついに真剣勝負を行う。
霊夢が勝利した後、遂に紫との通信が通じ、元の世界に帰れることに。
「『この世界』の霊夢を連れ戻す」という約束をして、主人公と霊夢は帰っていった。
その後は、紅魔塔の面々と復興のために努力しているようだ。
……と思ったら、体験クエストのストーリーで主人公達とあっさり再会。
主人公と一緒に来た妖夢と早苗からは興味津々に見られている(ところで、彼女達と出会ったのは紅魔郷より後なのだが、魔理沙は何故か見知っている様子である。守矢神社は紅魔塔の間欠泉地下センターのような区画の技術提供をしたようだが早苗とは面識があるかは不明で、妖夢に関しては言及すらなかった)。
そして、1000年前の状態が保たれていた霧雨魔法店。そこで、我々の見知ったいつもの霧雨魔理沙と遭遇することとなった。
なお、異変が原因かは不明だがそれぞれ別の存在として明確に区別されるようになっているのでドッペルゲンガー的な事が起こる心配はないらしい。
攻略
第2章 第7節「異世界巫女、帰還する」第1話
この「霊夢との真剣勝負」が行われる【第7節 異世界巫女、帰還する 第1話】だが、1章ラスボスの紫戦以上の難易度となっている。
まず、HPはハードですら10万、ルナティックでは133,200。と言っても、通常ボスにフルブーストラストワードをぶつければこの数字を超える数値は出せる。この戦闘の問題は敵のスキルで、本人と取り巻きの妖精が毎ターン強烈な防御バフを使用してくる。このバフに対してはラストワードでも数万ダメージしか入らず、敵を倒しきれない。
となると、クリアだけならフルブレイクを狙うのが最善策。ただ、魔女の弱点は木のみ、日・月・星に耐性を持つと木属性のキャラが揃っていないと困難。さらに、結界異常の『凍結』と『燃焼』も無効化してくるうえ、そもそも結界の数が過去最高の7枚であり、なかなか厳しいものとなっている。
ここで活躍するのがメディスン・メランコリー。スキル1、2で結界異常『毒霧』を最大4枚付与、ラストワードの毒霧ブレイク効果と木属性バレットを合わせれば1人でも半分以上の結界をブレイクできる。先に第一スペル『ポイズンブレス』で1枚ブレイク&毒霧を2枚付与しておけば2ターンでフルブレイクする事が可能と、とことん紅夢の魔女に強い。
ほかには従者ともどもとことん火力に特化した最強クラスの木属性アタッカーである西行寺幽々子や自らも毒霧付与スキルを持ち(前述のメディスンと併せて最大6枚ブレイク)、かつ木属性バレットをラストワードに持っているため最大強化すれば1ターンでのフルオート周回が可能な風見幽香、防御バフを無視できる本居小鈴なんかも有効。
ただし、取り巻きの火属性の妖精は木属性を半減してしまうので、木属性だけでは倒しきれない事もある。他属性のアタッカーも1人加えると安定するだろう。
先に挙げた4人ともいない場合、リリーホワイトなどを使って時間をかけてブレイクするしかない。ただ、紅夢の魔女は2ターンに1回全体スペルカードを撃ってくる。また、HPをようやく半分削ったところで回避5段階アップのスキルをランダムで使ってくるようになり、一層厳しい戦いが見込まれる。
なので、戦略としてはメディスンでフルブレイクさせた後に回復させる暇を与えないまま一気に攻めるというのが最適解だといえる。
ちなみに最近では吉弔八千慧や永江衣玖といった全弾木属性のラスワを持つキャラが実装された。育成すれば攻略がかなり楽になる。
周回
後述の絵札の事もあるので、このステージを安定して周回できるプレイヤーは日々周回に勤しんでいる。
実装当初こそ「フルブレイク戦法」ぐらいしかなかったが、現在は強力なサポーターの登場により、安定したゴリ押し1ターンフルオート周回が可能となっている。因幡てゐと陽気アタッカー、小悪魔と陰気アタッカーなど、所持キャラに応じてそれぞれ編成を組もう。
「転生鏡探索」
2022年12月23日、紅夢の魔女に実装された「少女転生」に伴い、1日3回限定の探索で再び霊夢との真剣勝負が行われる。
HPはノーマルは38,500、ハードは73,500、ルナティックでは112,500とやや低いが、体力ゲージが3本あるためワンパンは不可能。まずEXTRA ATTACKでいきなり火力の要であるブーストを2ターン封印されてしまう。ゲージ2本で陰攻アップ、ゲージ1本で陰防アップと同時に再びブースト封印と初心者お断りのスキルで倒しにかかってくる。
最も厄介なのは前述のブースト封印だが、「転生鏡探索」は共通して前衛の3人までしか行かせることができないため「チェンジ」が使えない。ブーストが封印されている間は高火力でゴリ押すか、解除されるまでグレイズで防御するか、禁止状態回復スキルで回復するしか方法がない。
月・水・星の3属性が弱点となっているので、この属性での攻撃を得意とする紅夢の魔女のスペルカードと集中ショットが光る。恒常ならば雲居一輪や菅牧典、フェス限定ならば封獣ぬえ、少名針妙丸、飯綱丸龍、少女転生で強化後ならばルナチャイルドや八意永琳、レリック・エピックならば指先の熱、白銀の風、バカンスの魔法使いなどが適性が高い。
絵札
先程紹介した【第7節 異世界巫女、帰還する 第1話】のルナティックでは、低確率で『紅夢の魔女』という絵札(装備品)がドロップする。
この絵札の効果は初期状態でも『霊力+1.5』、完凸すれば『霊力+2.0』と唯一無二にして汎用性が高い強力な効果を持っている。是非周回して入手しておきたいが、50回やって1回出るか出ないかというレベルの低確率なので、狙う方は根気よく続けよう。「ドロップ2倍キャンペーン」が狙いどき。また、「リプレイ」や「自動再戦」を活用するのも手。
プレイアブル化
実装形態 | 超フェス限定 |
---|---|
式 | 破壊式 |
拡散 | 八卦ファイア |
集中 | コールドインフェルノ |
スペカ1 | 赤偏『アルタースパーク』 |
スペカ2 | 巨星『アンタレス』 |
ラスワ | 『ガーネットスター』 |
2020年10月30日、ハーフアニバーサリーで『紅夢の魔女 霧雨魔理沙』としてプレイアブル化。ロスワ初の二次創作キャラクターでもある。というか東方Project公認ゲームで二次創作キャラが(主人公キャラを除き)プレイアブルキャラになったこと自体事例がないのではなかろうか(一応、完全オリジナルという訳では無いが)。
2021年5月に1周年記念としてまさかの復刻。直前に行われていた超フェスから連続で開催されたため、封結晶をそれに費やしてしまった多くのプレイヤーを悶絶させた。
その後、11月に1.5周年記念として2度目の復刻。しかしまたもや、直前に行われた超フェスから連続で開催された。(さらに何の因果か、紅魔郷時代の博麗霊夢の実装と同時期の開催である。)
さらに3度目の復刻として2022年4月26日にはステップアップ付きのおいのりが登場した。神を降ろす祈祷師のエピック限定おいのりが開催される直前の開催である。
ガチャ仕様
彼女が排出されるおいのりは『超フェス』と銘打たれており、ガチャ・キャラクター共に特別仕様となっている。
- 天井が通常なら150回のところ、超フェスでは250回必要。
- 突破に『人形代』は使用できず、代わりに『天形代』という新アイテムが必要。
- 『天形代』はログインボーナスで1枚貰える。それ以外では『天形代パック』を購入するか、今後のイベントでの配布を待つ必要がある。
- 勿論、被った紅夢の魔女を使用して突破する事もできる。
- 「つよさ」の最大値はフェスキャラを更に上回る7350。
性能
まず、陰陽共にトップの攻撃力が挙げられる。実際スペルカードは全て陰気寄り・陰気のみなので、陽攻の出番はあまりないかもしれないが。
スペルカードは3種類とも全体攻撃。星属性をベースとして、第一スペルは火属性、第二スペルは土属性、第三スペルは日属性が追加される。このようにブレイク性能も良好で、特に星属性と日属性があるので多くのキャラクターの弱点を付けるメリットがある。相手が耐性を持っていても『不利属性に与えるダメージ25%アップ』という能力が発動するので、持ち前の攻撃力も合わせて様々なキャラクターに対応できるだろう。
ただ、少し前に『全体攻撃耐性』というスキルが敵に追加された。高難易度ステージだとゴリ押せない事もあったので、その時は大人しく他のキャラクターを使おう。
スキルは『霊力上昇&陰陽攻撃バフ』『結界増加&敵全体の回避&CRI回避ダウン』『CRI命中・攻撃アップ&チャージ付与』とアタッカーに必要なものが一通り揃っている。ラストワードも攻撃前にCRI命中とCRI攻撃をアップする効果が付いているので、クリティカル攻撃を軸に戦っていくキャラクターとなるだろう。
それぞれのバフ倍率こそ小さいが、サポーターの支援を入れた場合、ただでさえ高い火力が更に伸びるという面もある。さらに『チャージ』もできるので、サポーターが先に行動してバフを持ってからラスワをぶっ放す、ということも可能。
攻撃以外の面では、チェンジ連携に『パワー連携』を持っているため、他のキャラクターのブースト支援を行う事が可能。
また、『結界増加』スキルと『弱点が1つだけ』という敵時代からの気質、『不利属性から受けるダメージ25%カット』という能力もあり、ある程度は耐久力も持ち合わせている。
火力のインフレが勃発している今でもまだまだ現役の非常に強力なアタッカーである。
さらに2022年12月23日にキャラを強化するシステム「少女転生」が幽玄の剣聖と小さな亡霊楼主と同時に実装された。ただし現在超フェスキャラクターには「無名の転生鏡」が使用できないため、自力で周回するしかない点に注意(運営によるとただの不具合らしい)。
…しかし、彼女の最大の弱点は育成が重すぎること。
『天形代』が配布されると言っても1枚だけであり、パックに1万円出したところでラストワードは解禁できない。配布で『天形代』を持っている状態だとしても、ラスワを解放したいなら紅夢の魔女を合計で4回引くか、1回紅夢の魔女を引いた後に3万円積んで天形代を買うかしなければならず、ご存知の通りこのガチャは闇鍋なので厳しい戦いが強いられるだろう。
『紅魔塔』の25、50、75、100、125、150、175、200階層のクリア報酬が『天形代』1枚に設定されている。ただ、そもそもクエスト自体が超高難易度なので、これがあれば突破できる、というプレイヤーでも入手は非常に困難である。一応『紅魔塔』の進行状況は次回以降にも引き継がれるが、次の開催がいつなのか分からないので再入手の機会はかなり先になってしまうかもしれない……
しかし最近はインフレの影響で天形代の配布の機会が増えている上、格安で入手できる機会が増えた。
テーマ曲
紅夢の魔女のテーマ曲はオーライフジャパンの「霧雨魔理沙でメタルっぽい何か」。原曲は「恋色マスタースパーク」。
その他の出番
メインストーリー第3章では、回想シーンで再登場した。
公式のLINEスタンプでも登場しているが、なぜか「立ち去れ!」という台詞で登場している。
余談
気質は『魃(ばつ/ひでりがみ)』。
紅夢の魔女のカラーリングの元ネタは東方非想天則の魔理沙の2Pカラー。
長い年月を過ごしてきたという設定からか、元となった2Pカラーと比べて髪の毛が非常に長い、ホウキが植物のように成長している、リボンや服に少しだけ焦げた跡があるという相似点がある。
ロストワードにおいては赤方偏移によって赤くなったという設定。
紅白カラー(正確には赤と黒だが)からこのようなネタを連想したプレイヤーもいたらしい。
実は、東方夢時空と東方幻想郷での魔理沙の二つ名は『魔法と紅夢からなる存在』、秋霜玉では『紅夢の魔法使い』であり、恐らく名前の由来になっている。これを知っているプレイヤーからは早々に正体がバレていた。(ちなみに東方封魔録体験版の3面『紅夢 ~Scarlet Dream』では製品版の紹介のために魔理沙が登場している。)
紅夢の魔女の汎異記号は「Z1」。Zは「Zodiac sign(黄道十二星座)」を意味するらしい。
この魔理沙のスペルカードの一つには、さそり座の恒星「アンタレス」の名前を冠している。
「1」は逸脱度を表すもので、例外的な要素の多さを表す数字である。つまり彼女の場合は(『東方ロストワード』という作品内で)そこまで多くない。
この世界線の魔理沙は『もし魔理沙が妖怪化したら』がテーマのIFの存在なのかもしれない。
拡散ショット「八卦ファイア」は東方輝針城における魔理沙の妖器「ミニ八卦炉」使用時の低速時ショット、集中ショット「コールドインフェルノ」は東方風神録の時の”魔法使い装備”の通常ショットが採用されている。
赤偏「アルタースパーク」は妖器「ダークスパーク」、巨星「アンタレス」は恐らくマジックアブソーバーのアレンジ。どちらも東方輝針城のスペルカードで、それぞれ妖器使用時と未使用時の自機スペカ。
中でもマジックアブソーバーは、原作においては輝針城のシステムも相まって最強格の性能とも言われている。
スキル名「BD -03 353」、「HD 29139」、「LTT14184」はそれぞれ星に付けられた名前。それぞれ「ミラ(恒星)」、「アルデバラン/おうし座α(アルファ)星」、「アークトゥルス/うしかい座α星」。
スペカ名である「巨星『アンタレス』」はさそり座α星Aのこと。さそり座で最も明るい恒星。
さらに「ガーネットスター」の元ネタはケフェウス座μ星。変光星のうちの一つで、ウィリアム・ハーシェルによって「the Garnet Star」と名付けられた。
ちなみに紅夢の魔女は前述のストーリーの影響か、「魔法使い」のほか「妖怪」「紅魔館に住む者」判定らしい。
"メタルっぽい何か"シリーズ
ロストワードにいくつか収録されている「メタルっぽい何か」シリーズはまさみティー(オーライフジャパン)のメタルっぽいアレンジ楽曲の総称として知られていて、この曲はその一種である。その中でもクビメタルと呼ばれるまさみティー作の手描きPVも人気を博している。
ちなみに霊烏路空のテーマ曲として採用された「霊知の太陽信仰でメタルっぽい何か」は、クビメタル発祥の地として有名である。
何の因果かこの魔理沙を演じている伊瀬茉莉也氏は不思議の幻想郷の霊烏路空を演じている。
CV
CVとして実装されているのは、伊瀬茉莉也氏、矢作紗友里氏、甲斐田裕子氏の3名。ちなみにこの魔理沙含め魔理沙には星関係の台詞が多いが伊瀬氏や甲斐田氏と(特に伊瀬氏と)縁の深いガンダムの組織では『赤い彗星』、『青い巨星』、『黒い三連星』等、星に関する異名のパイロットが多い。
この為「巨星 アンタレス」は『コロニー落とし』だの『ダイクン派粛正』だのと言われていたりする。
この魔理沙自身も誰が呼んだか『マリーサ・クルス』と呼ばれていたりする。
更に甲斐田氏は『彗星』と関わりの深い敵組織にて巫女を演じていたりもする。
また矢作氏は『夢想夏郷』にて鈴仙・優曇華院・イナバの声を担当しているがこの魔理沙での演技はヘタレで不憫なうどんげとは180°逆のシッカリとしたカッコいい物となっている。
ちなみに後に魅魔が実装されたがこの魔理沙を甲斐田氏のボイスにすれば『かつての師匠の享年を超えた年齢の魔理沙』というネタにする事も出来る。
また、伊瀬茉莉也氏は後に東方幻想エクリプスの霧雨魔理沙を担当することになる。
肉体は?
1000年の間に身体は一応成長していたらしく胸は意外とある。
しかし人外化したが故にそれ以外はあまり育っていない。
普段はサラシでも巻いているのだろうか?
関連イラスト
東方ロストワード初のオリジナルキャラクターであるためか、ストーリーでの人気も相まってイラスト数も多い。
関連タグ
藤原妹紅、サニーミルク、霊烏路空、チルノ・・・容疑者(だった)人物。
- 奇妙な魔法使い[紅]霧雨魔理沙・・・同じくパラレルワールドの魔理沙。こちらの魔理沙の世界は紅い霧に閉ざされたままの状態である。今後のストーリーで登場する予定。フェス限定キャラであるため、紅夢の魔女や月戦型エンチャンターとは違い人形代で突破できる。
- 月戦型エンチャンター・・・秘封ロストワードにおける魔理沙であり、超フェス限定キャラ。こちらは異変の影響で能力を封じられた。漫画イベントの「幻想おとぎ草子」で共演を果たす。
- 旧作魔理沙・・・旧作における霧雨魔理沙。『秘封ロストワード』にて「魔法と紅夢からなる存在」として登場。
- 神を降ろす祈祷師・・・紅夢の魔女と同様、ある人物を犠牲に別の能力を得ている。
- 霧雨魔理沙(東方封魔禄)・・・原作における魔理沙の初登場時の姿にして元祖赤魔理沙。
- 魔法と紅夢からなる存在、紅夢の魔法使い・・・元ネタと思われる。
- 紅夢の魔女の休暇・・・突如として現れた水着姿の赤魔理沙。超フェスでは始めての亜種キャラである。
- 魔神魔理沙・・・東方ライブアライブの幻想編ボスとして登場する強大な力を得た魔理沙。こちらも”塔”が絡む異変に登場し「霊夢たちを超えられない」という思いで変貌した。ただし紅夢の魔女が「塔が誕生したきっかけが魔理沙の変貌」だったのに対し、魔神魔理沙は「魔理沙の変貌のきっかけが塔」と正反対の背景を持つ。さらに最後は「自らの手で直接霊夢を消してしまい」「主人公から”大切なもの”を奪った」後、「これがさらなる異変の引き金となってしまう」という、この世界線の魔理沙とは全く正反対の結末が描かれている。ちなみに『"魔理沙が霊夢を消した"事実』自体は共通しているもののその実態は全く異なり(紅夢が別存在による略奪・魔神が不意打ちによる殺害)、さらに何の因果か第2章Extraに登場したアリスは騎士の姿の魔法少女である。なお、こちらの魔理沙は『魔理沙とは同じ名前と姿をしただけの邪悪』と評される程禍々しい。なお、東方ライブアライブにおける霊夢の大元のモチーフとなったキャラの声優は何の因果かこの魔理沙のCVを担当している甲斐田裕子氏である。
- 東方夢終劇・・・行方不明になった霊夢を魔理沙が探し出すストーリーの二次創作STG。