第3章のネタバレを多分に含みます。
概要
ストーリー第3章前半に登場した黒い妖夢。
別世界の妖夢らしく、同じく別世界の西行寺幽々子の従者らしいが、詳しい詳細やその正体は未だ不明。
汎異記号はR8、気質は『玄天』。
絵札
「幽玄の剣聖」として絵札化。
したのだが、その性能は桁違いと言ってもいい強さを持っており、斬撃の威力を25(50)%UP、命中1段階(2段階)UPという化け物性能であり、斬撃を主とする幽玄の剣聖は勿論、他のキャラクターの適正も高い為、多くのプレイヤーが周回に勤しんでいる。
プレイアブル化
実装形態 | 超フェス限定 |
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式 | 速攻式 |
拡散 | 斬象閃 |
集中 | 幻突 |
スペカ1 | 始怪『草早楼観剣』 |
スペカ2 | 始怪『雷切白楼剣』 |
ラスワ | 『合体剣一本桜・満開』 |
「紅夢の魔女」に続いて超フェス限定でプレイアブル化。
性能は赤魔理沙と同様最強クラスだが天形代が必要な為、育成難易度は非常に高い。
2022年12月23日に紅夢の魔女や小さな亡霊楼主と同時に『少女転生』が実装された。
テーマ曲
幽玄の剣聖のテーマ曲は、Foxtail-Grass Studioの「桜雪摩天楼」。原曲は「東方妖々夢 ~ Ancient Temple」。
余談
カラーリングの元ネタは東方非想天則の妖夢の5Pカラー、通称『黒妖夢』と思われる(ちなみに黒妖夢のカラーリングの元ネタとして『スターウォーズ』のダースベイダーなどが考察されている)。黒中心の容姿や赤い刀身まで本家の黒妖夢そのまま。
スキルの名称は漢字を分断したものではないのかという考察がある。
- スキル1の名称「宀水(べんすい)」←”㲾”(雨の異体字)
- スキル2の名称「旡火(きか)」←”炁”(気の異体字)
- スキル3の名称「日寺(じっし)」←”時”
(参考)
スキルの解説文は東方萃夢想の妖夢の勝利台詞が元ネタで、雨を斬るには30年、空気を斬るには50年、そして時を斬るには200年の修行を必要としている。これらの教えは彼女の祖父にして師である魂魄妖忌によるもので、「雨」「気」「時」の字を分断していることから、妖忌の教えを理解し、それ程の修行をしてきたのではないかと思われる。
また、小さな亡霊楼主のスキル名も、
- スキル1の名称「郷食」←”饗”。もてなす、ごちそうするという意味。
- スキル2の名称「尸死」←”屍”。しかばね。
- スキル3の名称「艸化」←”花”←花(花の旧字体)
となっている。(これだけ見ると、幽々子が従者に斬られたようにも見えるが、メインストーリーでの二人の経緯を考えると……?)
また、ショット・スペカはいずれも東方LWオリジナル。緋想天と非想天則のスキルカード「心抄斬」、萃夢想の必殺技「霊突」と酷似するが、完全オリジナルの可能性がある。
『草早楼観剣』と『雷切白楼剣』はそれぞれ坂上田村麻呂の名刀ソハヤノツルギと雷を斬ったといわれる日本刀雷切が元ネタ。スペルカードの演出は「鳥になって飛び掛かる」「火焔となって吹き掛かる」話と「雷を斬った」という伝承を意識している。
その他の色違いキャラクターとの関連性
紅夢の魔女、神を降ろす祈祷師、狂気の宇宙妖怪、白貌の無為同様カラーと五行思想が関係しているのではと考察されている。もしそうならば、幽玄の剣聖は方角は『北』、季節に『冬』が配当されている『水行』に当てはまる。
水行は「冬」の象徴で、泉から涌き出て流れる水が元となっていて、胎内と霊性を兼ね備える性質を表している。(Wikipedia『五行思想』より)
東方において冬と妖夢といえば、東方妖々夢の冬が終わらない異変を連想させる。
関連タグ
黒妖夢 ・・・こちらのタグも使用されている。
月戦型ガーデナー・・・こちらも妖夢の超フェス限定キャラ。
サラシナ・・・MUGENにおける妖夢の改変キャラ。カラーの元ネタが同じなのか配色が酷似している。(ただし、あちらの目の色は赤ではなく水色。)