「かつての力に近いものが出せる。これほど嬉しいことはありません。私の活躍、見ててくださいね。」
「詳しくは理解できなくても、大異変を解決しないとマズいのは解ってます。このままでは、故郷の世界が元に戻らないばかりか、あらゆる世界もまとめて、全て終わってしまう。そうはさせませんよ。」
概要
東方ロストワードのストーリーのひとつである、秘封ロストワードに登場する「剣術を扱う程度の能力」を封じられた妖夢。
別世界の魂魄妖夢で、異変の影響で能力を封印されている。
異変解決のため、特殊な刀や戦闘服を装備し、霊夢や魔理沙たちと共に、玉兎たちと戦うことになる。
気質は『業風』。
詳細
通常の妖夢や黒い妖夢(リンク先ネタバレ注意!)などとの根本的な違いは、戦闘中の立ち絵に半霊がいないこと。これは妖夢が幽霊としての性質を失い、半人の部分だけが残ってしまったため。対策として、仮想化した半霊「半霊ビット」で補っている。(攻撃時・勝利時のモーションで半霊の姿が確認できる。)
霊感までもが封じられているため、神子の耳当てをヒントにして開発された「トランス・ヘッドセット」でそれを補っている。さらに、補助と妨害の両方をこなせる「騒霊プレイヤー」が内蔵されている。(プリズムリバー三姉妹の演奏をモデルとした再生楽曲の選択が可能。)
スーツの内側には、幽々子の亡霊思念をトレースした「霊根電子神経網」が展開されている。
楼観剣と白楼剣は霊気を失っているため、代わりに電気(河童曰く「理力」)を用いている(名称は「ビーム楼観剣&ビーム白楼剣」)。二刀の刀身はかつての楼観剣と白楼剣の流用。雷気を霊気として誤認させるには非常に困難であるため、神霊廟の布都と屠自古に許可をもらい、制御に至ったという。ちなみに、青と緑では特に性能の差はないとか。
実は装備の設計・製造には最初は幽々子が関わるはずだったが、結果的に河童に頼むことになったらしい。
プレイアブル化
実装形態 | 超フェス限定 |
---|---|
式 | 技巧式 |
拡散 | 半幽霊 |
集中 | 六道怪奇 |
スペカ1 | 剣伎『桜花閃々』 |
スペカ2 | 転生剣『円心流転斬』 |
ラスワ | 『霊気収束双斬波刀』 |
2021年7月29日の生放送で立ち絵が公開、その後8月13日の超フェスにてプレイアブル化。
スキルは3種類とも霊力の上昇の効果があるうえ、特性3を解放すると、毎ターン霊力の補充が可能になる。スペカはすべて相手に帯電効果を付与する効果を持っているので、相手の行動を妨害したりすることも可能。秋穣子のような帯電結界ブレイクできるキャラと相性がいい。
味方へのサポートも優秀で、ブースト使用時には味方全体の陽防アップ、グレイズ使用時は味方全体の陽攻アップ、スキル2で味方全体の命中率を1~2段階上昇など、安定した高い攻撃力と強力なサポートで様々な状況で活躍できる。
このような性能で、最強クラスとプレイヤーたちの間で騒がれていたが、わずか一週間後…
育成には人形代ではなく天形代が必要であるため、ほかの超フェス限定キャラと同じく、育成難易度はかなり高い。
テーマ曲
月戦型の妖夢のテーマ曲は、IOSYSの「黄昏寺院の夢」。原曲は、「東方妖々夢 ~ Ancient Temple」。
余談
拡散・集中ショットはどちらも「東方永夜抄」から、スペカはそれぞれ小数点作品である「東方緋想天」「東方非想天則」からの採用。
スキル名は装備「騒霊プレイヤー」のモデルであるプリズムリバー三姉妹の音楽の効果が元で、
- "manic"=「熱狂的な」→気持ちを高揚させる音を出すメルラン・プリズムリバー
- "depressive"=「憂鬱な」→気持ちを落ち着かせる音を出すルナサ・プリズムリバー
- "illusional"=「幻想的な」→現実には存在しない音(幻想の音)を出すリリカ・プリズムリバー
を連想させる。解説文にも「騒霊姉妹」として3人のことを示唆する一文がある。
数々のセリフや楼観剣と白楼剣の見た目は、どう見ても某SF映画のアレを彷彿させる。(色はそっちの方。)ホーム画面での台詞でも、その設定を意識したような台詞がある。(「赤いのもあるって、聞いたことがあります。」「濡れると使えなくなるとか、ならないとか。」など。)
また、各攻撃の大半に日属性が含まれているのと、スペルカード発動前の口上やラストワードの演出から、某無敵鋼人のパロディ・オマージュも多く見受けられる。
関連タグ
幽玄の剣聖・・・こちらも超フェス限定キャラの妖夢。
[妖]幽人の庭師 魂魄妖夢・・・冬が終わらない世界の妖夢。こちらはフェス限定。