「平和維持隊・レイセン出動!帝都の空は私が守ります!……出来る限りですけど!」
「シュワッチ!!」
概要
東方ロストワードに登場する、帝都の巨大システムにより改変されたレイセン。
とある別世界の中の更に別世界?のレイセンであり、三重会議と呼ばれるシミュレーションシステムにより顕現された帝都の住人。
同様に取り込まれた依姫たちと共に、怪獣と戦う過酷な日々を送っている。
なお他の帝都の面々は「〜する程度の能力(秘匿)」と変化しているが、原作から不明な彼女は依然「能力不詳」のままである。
デザインを始めスペカなど、随所に某特撮シリーズやその某防衛チームのパロディが含まれている。
ちなみに帝都世界では玉兎たちに『色』で階級が定められているが、レイセンは1番低い『赤』。
汎異記号は「B3」。
詳細
どこかで見たようなコスチュームを着たレイセン。
スーツはヘルメットもセットだが、何故か常時外している。説明テキストによれば、見た目こそ異なるが元のブレザーと同等のものらしい。
同シナリオの輝夜のスーツとは、手袋やタイツの有無などデザインが若干異なる。
武装は新型ルナティックガンと呼称されるおもちゃみたいな光線銃、そしてハンドグレネード。
ルナティックガンの弾幕エフェクトは稲妻状のもの。先端に弾頭を付け替えでき、対象を空間ごと削り取る火花8号、怪獣を一撃で粉々にする無重力弾を使用している。
これらの開発は豊姫が行っている。
ラストワードは身体を丸めて月のような赤い球体へ変異し落下する弾幕。
原作では新米兵士らしい未熟さが目立つが、こちらはベテランの風格。不測の事態にも自力で対処を試みるしっかり者である。
精神面だけ見れば、少し成長したバージョンのレイセンと言えるかもしれない。
プレイアブル化
実装形態 | 超フェス限定 |
---|---|
式 | 支援式 |
気質 | ボイド時間 |
拡散 | シングルショット |
集中 | ハンドグレネード |
スペカ1 | 新装『火花八号』 |
スペカ2 | 試作『無重力弾』 |
ラスワ | 『終幕赤月(ラストコンタクト)』 |
立ち絵初公開となった2021年10月28日より約半年、2022年5月16日に超フェス限定として実装され、多くのプレイヤーに衝撃を与えた。
それまでの超フェスキャラは自機経験者、指折りの実力者達であり、レイセンでは力不足に見えたためである。別シナリオの清蘭・鈴瑚と同様に別衣装での実装という予想も根強かった。
しかし裏を返せば、全キャラ超フェス化の可能性が開かれた瞬間とも言える。
超フェスの支援式らしく、陽攻・陽防・命中・CRI攻撃・CRI命中・霊力・結界を高いレベルでサポート可能。破壊式のL1の名残か特にCRI関係を厚く強化できる。
全体ラストワードの火力も高く、L1レイセンでは適わなかった周回要員入りを果たした。
……ただし、数ヶ月前に実装された正統と清廉の真理院サグメと性能が似ており、ほぼ下位互換と言える。まぁ一般玉兎が月の賢者より強くても困るし仕方ない。
帝都の綿月姉妹と相性が良い。好きな方を並べよう。
超フェス限定キャラであるため、限界突破には天形代が必要。人形代、レイセン(L1)は使用できない。
テーマ曲
維持隊員レイセンのテーマ曲は、梶迫小道具店の「probe suminoe」。原曲は「妖怪宇宙旅行」。
原作でテーマ曲を設定されていないため、通常版(L1)ではテーマ曲無しで実装されていた。
そのため、ロスワでは初のレイセン専用テーマ曲となる。
原曲の妖怪宇宙旅行は東方儚月抄付録CDに収録された、月への旅路をイメージした楽曲である。
余談
気質は『ボイド時間』。
占星術で月の力が弱まる時間のこと。
立ち絵公開時の生放送は1.5周年記念に原作者のZUN氏を特別ゲストに招いていた。
お目見えされた平和院依姫・潤沢院豊姫・維持隊員レイセンの3人を見て、ぼそっと一言
「マニアックな……」
(動画の33分ごろ)
維持隊員レイセンの実装は2022/5/14のメンテお知らせにより告知された。
……のだが、実は前日の5月13日に運営のミスで誤って告知されてしまっていた。なおこの日は偶然にも話題作の映画『シン・ウルトラマン』の公開日であった。