概要
VR、もしくはバーチャルリアリティとも呼ばれる。拡張現実ことARとは別の概念だが重なる部分もあり、「現実世界とは別の現実を体験させる」のがVR、「現実世界に情報を重ねる」のがARであると対比される。
デバイスとしては主にヘッドマウントディスプレイを用いるが、代用として一部屋全体に画像を表示する投影型表示装置が広く使われていた時期もある。
現実に存在するVR機器は視覚と音響を提供するにとどまるが、創作の世界では脳に信号を送ることで五感全てを再現するマシンも登場している。
歴史
VRの概念は1960年代には既に生まれていたが、投影型表示装置がアーケードゲームなどに取り入れられ始めたのは1980年代、一般向けに販売されたVR機器はバーチャルボーイ(1995年)が最初となる。しかし当時はコンピューターの表示能力も未熟で普及には至らなかった。軍事用のシミュレータなどで実用化されたのは2000年代、民生用での本格的な普及は2010年代に入ってからである。「PlayStation VR」の登場した2016年は、VRの浸透が加速した画期という意味で「VR元年」と呼ばれた。
仮想現実が登場する作品
※VRMMOが舞台として登場する小説家になろう作品は異世界転移と認識されるケースもあるので省略するが、転移や転生と異なるVRMMOと明言されている物はその限りではない。
※五十音順
- アクセル・ワールド(拡張現実としての側面も持つ)
- 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。
- VERSUSROAD(その実態は……)
- 神は遊戯に飢えている。
- ガンダムビルドダイバーズ/ガンダムビルドダイバーズRe:RISE
- 絆のアリル
- クリスクロス
- サイコドリーム
- CIRCLET_PRINCESS(拡張現実としての側面も持つ)
- シャングリラ・フロンティア
- スプラトゥーン3/サイド・オーダー
- ゼーガペイン
- ソードアート・オンライン
- 電脳少女☆Mink(拡張現実としての側面も持つ)
- 電脳冒険記ウェブダイバー
- .hack
- トロン
- HUNTER×HUNTER(グリードアイランド編)
- ベイカー街の亡霊(劇場版名探偵コナンの第6作目)
- マトリックス
- 遊戯王VRAINS
- 恋愛フロップス
など
関連タグ
バーチャル virtualと仮想で意味が変わる問題について。