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1960年代

せんきゅうひゃくろくじゅうねんだい

西暦1960年から1969年までの10年間。
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概要

日本の元号で言うと、昭和35年から昭和44年。

主な出来事

日本ではいわゆる高度経済成長の時代であり、経済発展が何より重視・優先された時代である。東海道新幹線開通、東京オリンピックの開催成功など、第二次世界大戦前の計画が多く実現し、ほんの19年前に破壊しつくされた国とは思えないほどの復興・経済発展を遂げた。電気製品の普及による生活の電化自動車の普及をはじめとして日本人の生活は大きな変貌を遂げ、戦前から続く古き良き日本の名残は失われて行った。

60年代も末期になると公害の深刻化(これは工業化の他に当時はまだゴミ投棄に関する意識が低かったことなども理由の一つである)や交通事故の多発など、経済発展の負の部分も顕在化し、やみくもな近代化への懐疑が芽生えはじめる。


文化

1960年代、特に後半には、戦後ベビーブームとともに生まれた世代(日本では団塊の世代、つまり島耕作と同世代)の若者文化が一気に花開き、ビートルズなどのロックヒッピーが全世界的なムーブメントを巻き起こした。
この世代は小学校の一クラスが60人いたこともあったほど人口が多く、幼少時から凄まじい競争に晒されてきただけにたくましく、高度経済成長を担う企業戦士としても大いに働き、経済成長に大いに貢献した。
が、年老いて後には余裕のない環境で育ったためか、あるいは高度成長時代に過剰適応した結果か思想の古さや偏りなどで物議を醸す発言をする者などが散見する。

1990年代中盤以降この時代のファッションなどが再度クローズアップされた。
このリバイバルファッションその他はフリクリなどに描かれている。
当時は女性の和装がまだ一般的である、大学生が学生服を着用する、学帽をかぶるといった戦前からの伝統もまだ残存しており、当時を描いた作品などではよく和装の女性や学生服姿の大学生が登場する。
一方で高度経済成長によって洋服も大量生産、大量消費の時代に突入し洋装化が進んだのもこの時代であり、ミニスカートのような当時としては新奇な流行も誕生した。

国際情勢

米ソ冷戦は1962年のキューバ危機で頂点に達した。米ソ関係は、核戦争による人類滅亡の危機を招来したキューバ危機の反省から、1963年の部分的核実験停止条約の調印を期に、緊張緩和に向かった(デタント)。当時のソ連は穀物の不作でカナダから小麦を輸入しなければならなくなり、西側との良好な関係を維持する必要に迫られ、一方のアメリカもベトナム戦争の泥沼化で膨張を続ける軍事予算に歯止めをかける必要があり、軍縮の必要に迫られたという事情があった。が、この流れはニキータ・フルシチョフの失脚によって断ち切られることとなる。

一方で米ソの宇宙開発競争が本格化した時代でもあった。特に1958年スプートニク打ち上げ成功の衝撃いわゆるスプートニク・ショック、そして相次ぐロケット打ち上げの失敗、ユーリ・ガガーリンの有人宇宙飛行成功で冷戦敗北の恐怖に襲われたアメリカの宇宙開発への注力ぶりはすさまじく、1960年代にはあらゆる分野で宇宙がブームとなるスペース・エイジが到来した。ガンプラの先祖とでもいうべきロケットの模型作りが流行し、テレビ番組やファッション、デザイン、広告などでもロケットや宇宙を扱った番組や銀色のメタリックな商品やデザインが席巻した。スタートレックもこのスペース・エイジの産物と言える。
宇宙開発はアポロ計画などの月面探査、無人探査機マリナーなどによる無人惑星探査と太陽系の内部全域を舞台として繰り広げられ、アポロ11号の月面着陸で頂点を迎えた。


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