昭和30年代
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しょうわさんじゅうねんだい
昭和30年代とは、昭和30年から39年までの間のこと。
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簡単なあらすじ(プロットはこれをもとに少しずつ作成中)「夢は秋の森から」
失踪事件シリーズ最終部 ドリス・デイのミュージカル映画の雰囲気を出したアニメ作品にしたいと思う。最近すっかりドリス・デイに再びはまってしまい、昔から大好きではあったが、最近はよりハスキーだけど甘くて優しい歌声と、コメディーを演じるというギャップにとても魅力を感じてしまい、どうしてもドリス・デイ映画とドリス・デイを意識した作品を作りたいと思った562文字pixiv小説作品 製作者用シナリオ「ウィンディーネとジントラム」
昭和30年… 世界で名があるマーメイドスター、水沼勲と八ヶ岳のマーメイドスター、後町羽織の出会いの物語。舞台はアメリカネブラスカ州と信州富士見高原。水中の事故に遭って、婚約者だったジンジャーにフラれて心も体もボロボロになった勲を救ったのは、世界で名があるピアニストの春原史郎と、水中劇場の館長・小河原アグ、そしてマーメイドプリンセスの後町羽織だった。45,515文字pixiv小説作品- シナリオ完成版
「昭和42年新聞部ミツバチクラブ失踪事件シリーズ」第八作目「コスモス湖岸(昭和35年~昭和42年)」
パラレルワールドと時空捜査の理論が入る最終章 冤罪が解けて、失踪事件の真実も分かったシーンと、英雄史郎のシーンから始まり、ビーチボーイズをゲストに迎えたミツバチパーティーのシーンから入っていく 失踪事件は結局、以前に絹重が「この私の視力が、いずれ何かの役に立てばいいんだけど」という言葉の通りに、絹重の50メートル以上は余裕で見えるという恐るべき視力と緑内障が功を奏して解決に導く(ここのところはまた別シリーズで詳しく) 元ごちゃまぜ家族メンバーが全員再会して、返還された入笠山、ホテイアツモリ荘で再び暮らし出す。徐々に学生たちも戻ってきて高原は再びにぎやかになった。史郎は再びトミと新婚旅行を改めたいといって行って、今度はトミが以前史郎が結婚式直前にスカイダイビングをして仕返しだといって、旅行先のネブラスカで、史郎をバンジージャンプに誘う 史郎は相変わらず心肺と腎臓が弱くて、生まれつきの弱視は戻っていなかったが、弱視の分、人の倍以上勝れている五感も衰えてはいなかった。「聴力」は猿の如く「嗅覚」は犬の如く「触覚」は昆虫の如く「味覚」は超人の如く…そして「予想と直感」はクジラや野生動物の如くに鋭かった それが幸いして、史郎は今や亡き春原家の双子の兄が今もまだ生きている事、修は実の兄弟であること、そして史郎の出生の秘密もすべて突き止めて涙にくれる そして最後…史郎はなぜか死刑執行台にいた 「こうして僕は、真犯人の身代わりになって、冤罪が晴れぬまま死んでいく。僕が死ぬ事で世間に平和が戻るのならば、僕は喜んで死刑執行に従います」 無実の史郎は抵抗することもなく、最後に一筋の涙を流しながら奈落の底に落とされる…が?28,456文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
金の粉舞う夜に4
メンバーたちの絆の協力あり、絹重の自主退学はなくなる。装甲していると、大晦日になり、この日は春原兄弟にとっても、絹重にとってもとても複雑な日だ。まず、辰雄の誕生日であり、辰雄の父である史郎の誕生日で、絹重の実父である瀬戸内修の誕生日。そして、修と絹重の継父母である小河原夫妻が空襲を受けて亡くなった日だ。祝うべき日であるのに、祝うべきではない日でもある悲しみが強い日であった。 辰雄は、父との思い出の歌を歌いたいといい、辰雄と絹重、そして学生たちの合唱で「The one i love belongs to somebody else」と「I wish I had a girl」を歌う。辰雄の両親はカーンとルボイの曲がとても好きだった。 新しい年になると、ラジオニュースで「学生大量失踪事件」というものを取り扱うようになって、新聞部は非常に興味を持つ。そしてこの事を、地域の殆どのものがラジオもテレビも持っていないために、知らない人に広めるためと学生新聞に記載したところ大反響!特集化希望の声が多く上がった。絹重たちはバターミルクを飲みながら、ラジオ情報の収集に入るのだった。6,989文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
金の粉舞う夜に7
新聞部定例会の日、辰雄は絹重に歌とダンスで気持ちを伝えようとするが、まだ14歳にもならない恋には幼い絹重には辰雄の告白の意味が伝わらず、辰雄に歌で返してほしいと言われてとりあえず「恋愛ってダイナミックな発明品よ!あなたに向けて何故鼓動はなるの?」と歌いだす。小平は絹重と辰雄の関係が気が気ではない。さすが学生会長になるだけの男、変なところにはませている。 しかし絹重たち蜜蜂が、失踪事件と認識票404の件で疑われることになってしまい、絹重は気が変になってしまう。そんな時に史郎は絹重が最愛の兄・修の娘であることに気が付く そして感謝祭の日…こんな時こそ憂いは忘れようと、皆は絹重を励ますためにパーティーの準備を手伝い、納屋で育った加藤田に七面鳥の絞めを頼む。辰雄はここぞとばかりに絹重に踊らないかと誘い、絹重の大好きなターキートロットを狭い台所で踊り出す9,687文字pixiv小説作品 - シナリオ完成版
「昭和42年新聞部ミツバチクラブ失踪事件シリーズ」第五作目「リンドウの花咲く丘で(昭和42年~昭和45年)」
股も失踪事件に巻き込まれて1年後の昭和42年に飛ばされてしまったメンバーたちは、絹重、小平、麻子以外なぜか時代を飛ばされてきた記憶がない。しかもそこで絹重は掛川十と名乗る新聞社本社の御曹司と出会い、彼とは犬猿の仲だと聞く。十は絹重がおよたをして頭を打った拍子に健忘症になってしまったのではないかと心配する 辰雄は高原療養院で植物状態で入院、しかも目覚めて退院直前には両手両足の四肢複雑骨折でてんやわんや。 絹重が好きな小平と辰雄の三角関係。しかし特区に小平と絹重の気持ちに気が付いている麻子は小平にあきらめなと諭し、代わりに私と恋の駆け引きをしようと訳の分からない提案を持ちかける 三年生になると小平は誰もが文句なしの生徒会長になる。十は相変わらず小平をいじる。こうして辰雄と絹重の恋はだんだんに始まっていく ※夏祭りのシーンでは射的と金魚すくいの名人の辰雄 ※小平は相変わらず優秀で勤勉で真面目でしっかりもの。誰からも信頼されて、頼りになる地域のお兄さん的生徒会長 ※リーダーシップがあって、ミツバチたちを率いる力がある誰もが異議なしの新聞部論説委員会リーダーであり女王蜂。新聞記者になっても地域貢献と全国支援に熱心な彼女。そのため、彼女が命に係わる大病に陥った時などには、それを聞きつけて悲しんだ全国の人々から多くの寄付金が寄せられる。非常に人望に厚く、愛と思いやりのある地域貢献者(この話は別シリーズで詳しく)21,925文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
ホテイアツモリ荘の謎、続き。1「結婚披露の鈴のお馬車」2「ナイヤガラ」3「5円の梅饅頭と絹の織物」
〇ナイヤガラとは、作者の以前住んでいた長野県塩尻市名産のブドウです。とても甘くて作者は大好き! 〇絹重は織物と紡物の名人。屋根裏で飼育している蚕から季節になると上質な絹糸を取って糸車で紡ぐ、そして機織機で持って上質な絹の反物を織る…これが彼女と彼女一家の仕事の一つ 〇私の書く物語では、結婚式は現代の様に行わず、教会にて新郎新婦二人だけで結婚手形を押した後、鈴の着いたお馬車に乗って町内を回って結婚のお披露目をする。田舎なものだから町中誰もが顔見知りだ。 〇鳥の置物は実際に、作者の家にもあって、作者自身とても愛している置物の一つだ。勿論高価なオパールではなくガラスだが、真ん中の受け皿に水を入れてあげると、二羽の鳥が交互に水を飲むというとても愛らしくてかわいいオブジェだ。作者は何より鳥とガラス細工が大好きなので、この様なオブジェは本当に楽しみの一つなのである。これも昭和を象徴する置物の一つですよね 〇あとは酉嶋が、絹重の中学生から続けているとても学生の一日とは思えない過酷な労働の日々を語り、小平を驚かせるシーンである。 〇あと特徴は作者の大好物メニューが出てくる事だ。これはこの時代にとってももちろんそうだが、作者一家にとっても最高の高級食材でごちそうなのである。鮒の煮つけ、小鮒のスズメ焼き、鯉こく、鯉の煮つけ、イワシの丸干し、ちくわの丸煮…もう最高のメニューですよね10,291文字pixiv小説作品 - シナリオ完成版
「昭和42年新聞部ミツバチクラブ失踪事件シリーズ」第七作目「木蓮の花が散る前に(昭和54年~昭和57年)」
絹重と辰雄の結婚~絹重、最後の年 絹重たちは史郎の冤罪を晴らすために失踪事件の真相を調査しだす。そんな中で一人の男の子を設け、彼をこの世で一番尊敬する男性の名前を付けたいと、父である春原史郎からとって「史郎jr」と名付け、史郎もうれし涙で喜ぶ しかし二人目を解任した時に、絹重の身体は病魔に侵される。長年患っていた結核が悪化して、食事や栄養もろくにとる事が出来なかったために脚気を患ってしまった。しかし絹重は40度近い高い熱や体のしびれ、苦しみや痛みがある中でも辛い顔一つ見せずに、誰にも病気を打ち明けることなく一日家の仕事を熟していた しかし病気をいよいよ隠し切れなくなったときに、息子にはまだ言わないことを条件に辰雄と史郎に打ち明ける。二人ともショックを受け、今まで絹重がどんなに高熱で辛い中でも弱音や泣き言一つ漏らさずに家の仕事をしていたかと思うと情けない気持ちでいっぱいだ しかも絹重は容姿でも病気を悟られないように、心配かけぬように頬と唇には紅をさして、やつれた顔もおしろいで隠し、やせ細っていく身体も隠すように手甲をいつもつけて、何枚も絹の着物を重ねてきて真夏でも着ぶくれをしていた。ここまでになっても絹重は「私には病院にかかれる余裕はないの。これくらいの事で病院になんか行かれないわ」と診察を拒否 そして一年後の春に、絹重は彼女の大好きだった木蓮の木の下で命を落とした。彼女が最後まで「私が死んでも、私は最後まで母親としての責任を持っていきたいの。どうかわたしを失ってもこの子だけは守って」と言い残した女の子を無事に出産して。辰雄はこの子を「絹重dr」と名付ける そして最後は絹重の遺言通りに、告別式は行わずに代わりに亡骸と共に結婚の儀を上げて、絹重には絹重が愛した辰雄手作りの赤い大正モダンの着物と、小平の作った藁草履、そしてホテイアツモリとリンドウの簪をつけて土に埋められる 墓地では絹重そっくりの子猫が現れて、この子を飼う事に。辰雄は幼い息子から「父上はまだ母上の事を愛していますか?」と問われて「もちろんだよ。だって絹重さんは僕が初めて愛した女性だ。昔にね、絹重さんと約束したんだよ。もしも僕らのうちどちらかだ先立ってしまったとしたら、お互いに幸せになれる相手を見つけようねって…絹重さん、君の事は一生忘れない。いつでもそばにいるよ、君はこんなに素敵な宝物を残してくれた。史郎も、絹重も…」と、絹重への変わらぬ永遠の愛をつぶやく 全国からも絹重の死を悲しむ声があり、入院中は勿論絹重の回復を願っての贈り物や手紙、寄付金があったが、亡くなってしまったいまだに、全国からは大量の手紙や贈り物、寄付金が届けられていた(この部分はまた別シリーズで)43,460文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
「ウィンディーネとジントラム〜二つの貴公子〜」その6
元婚約者のジンジャーが現れ、勲に結婚を迫るが勲にはもう酷い言葉を投げかけたジンジャーへの愛はない。「今更遅いよ」と彼女を突き返して、羽織と交際している事をジンジャーに告げる 勲はその後、様々な思いやストレスが度重なって高い熱を出して倒れてしまう 昭和33年2月… そしていよいよ勲、アメリカに発つとき そこには何故か、一切別れを告げていなく、アメリカに行くことも知らせていないはずなのに、後町羽織が見送りに来ていた。6,281文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
シリーズ「蓼科マーメイド」より第一作目「ウィンディーネとジントラム~二つの貴公子~」
ダーリーン・モーリス・メイ・マーガレットこと水沼勲は、世界を代表し、第一線で活躍する水中のプリンス。しかしネブラスカでの公演中に肺に大きな穴をあけてしまって、機能しなくなってしまい、実質水中界からの引退を宣言される 失意の勲は療養のために日本に行き、そこで「すずらん館」という古い古い下宿先に入りながら、蜂蜜喫茶で勤めだすが、そこで酷いいじめを受けてしまい、心身ぼろぼろになってしまうが、丁度若くておとなしそうな好青年に介抱されて、彼からうちの職場で働いてみないかと誘われ、面接を受けることになる 月収8万円(現代価値約7~90万円)というかなりの好条件だ。一文無しの勲にはとてもありがたい話だった。6,772文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
(ストーリープロッターより作成したシナリオ)「昭和42年新聞部ミツバチクラブ失踪事件シリーズ」より第3部「金の粉」
1年間の脱湯員生活から退院した史郎は12歳になる。史郎は生活の事で同居をしている修と勉に負担をかけたくないと言って勤めに出ることを決意。しかし史郎の務めに入った喫茶店の店主から無差別ないじめを受け、史郎は体調を崩してしまう。ショックと悲しみの中の史郎に、同級生の昭美が「うちの製粉所やそば処で働かないか」と誘い、史郎はそば処で働きだす。そこで史郎の料理の才能を買った昭美の父が、ぜひ史郎に料理人を任せたいと言って、彼に料理人をさせる。そんな中、昭美の父が脳溢血で倒れ、昭美や父の願いで史郎が板長支配人代理を務めることになるが、たちまちその噂は全国紙へと広がり、史郎の料理のおいしさと、最年少の板長支配人がいると聞きつけて店は大繁盛。史郎は、寒椿でかつて亡くなった母親が作っていた看板料理「稲荷寿司」と「豆腐の寒天寄せ」を作った事で、それが大人気になった事で史郎は「みんなにこうやって、誰も少しも残さずに母の味を食べてもらって本当に嬉しい」と泣き出し、昭美は史郎に自信を持てと励ます22,137文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
「オパールの水中花」その1
瀬戸内先生は何か隠している…隠しているつもりでも何かとぼろを出す修に、興味津々の小口千草は、あの手この手を使って修の秘密を探ろうとする。120円の定食をおごれば、これだけあれば大学に行けるのにと驚く、自分は戦争中に死んだ身だという、千草と修は京都の同じ区画の出身であり、同じ学校の出身なのに、千草には修の覚えがない…千草はもともと好奇心旺盛で情熱に満ちた青年であったが、修のおかげでさらに燃え始める。修は千草の視線と行動に気が付き、さりげなく千草の質問や意味をスルーして「僕はそう簡単に口は割らないですよ。こう見えても口は堅い方だもんでね」と恥ずかしそうに笑う3,807文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
「Mrナイチンゲールス」その2
十は夜勤のたびにツタキと会う日が増え、辰雄も一度彼女に会ってみたくて仕方なくなる。というのも、辰雄には瀬戸内ツタキという名がとても懐かしく、聞き覚えがあるからだ。自分の父の兄の妻…つまり叔母の名前と一緒なのである。 その叔母は、太平洋戦争中の戦場派遣看護団の一人で、一番空襲の激しい地に出向いていたために、看護中に空襲を受けて亡くなってしまっている。もしその叔母だとすれば、彼女がなぜここにいるのかは分からないが、是非とも彼女に会って話を聞きたい…懐かしい叔母に。父・春原史郎が結核で亡くなったこと…彼女の娘の絹重が預けられた養女先の継父と継母も空襲で死んでしまっている事…。そして長年ずっと会いたかったこと。史郎の冤罪を晴らしたいことなど2,798文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
「新聞部ミツバチクラブと指輪事件」卒業式の水の大騒動で、新聞部部室は再びめちゃくちゃ
麻子が、史郎が結婚48年の記念日にトミに買った指輪をいたずらで指にはめて抜けなくしてしまう。なんとかそれは、水道で油をつけて洗ったら取れたが、今度は排水溝に流れて行ってしまう。それを取ろうとして、絹重は制服のスカーフを取ってその先に米粒糊をつけて垂らすが、今度はそれが引っかかってしまい、工具で排水管を壊すと今度は今度で新聞部部室がある「入笠山青年学生会館」が全体的に水浸しになってしまう 氷点下30度を下回る2月の高原の水だ。数分も触れていればすぐに体に薄氷が張って凍傷になってしまう。学生たちの手はもう血だらけでしわしわのぼろぼろだ 史郎は、トミへのプレゼントがなくなってしまって、しかも料理も焦がしてダメにしてしまったと落ち込んでしまうが、トミはまたも愛ある言葉で史郎を慰める。史郎は、トミの言葉に感銘を受け 「君のような心の持ち主の女性は、この世にどれくらいいるだろうか?誰もが君のような心を持っているのなら、きっと戦争なんか起きぬだろうに…君を尊敬する。本当に君は偉大な女性だよ」と口にする。トミは、結婚の時もしh老の口から全く同じ言葉を聞いているために謙遜しながらも笑ってしまう そうして家の掃除が全て終わると、梅子がやってくる。梅子の指にはあの指輪…嵌めたが抜けなくなってしまったといい、一同はまたも落胆する。しかし夢見心地の梅子はあっけらかんとしてぽわーんとしたまま 30万(当時の価値が約400万の時代で書いております)のオパールの指輪が…3年分の生活費が…と、史郎、二郎、辰雄は嘆く7,461文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
「ウィンディーネとジントラム~二つの貴公子~」その3
先輩の春原史郎はとてもいい人で、勲はとても居心地がいい。館長のアグがそんなときに歓迎会を計画してくれるが、なんとその店は史郎と勲がひどい目に遭い、まるで人間以下の家畜の様な扱いを受けた職場「フィレンツエディット」であった。幸い予約はしていなかったために、事情を話して店を変えてもらうが、海洋動物調教師の辰子、飼育員兼清掃員の征矢野と掛川は、勲と史郎の秘密に興味を持って調べたいと思いだし、ちょっとした計画をする8,742文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
金の粉舞う夜に6
絹重は入笠湖の近くで倒れる、ひげもじゃでぼさぼさと伸び切ったブロンド髪、ふすぐれてよれよれぼろぼろの背広を着た、今にも死んでしまいそうな男性を保護してホテイアツモリ荘に連れて行く その男性はかつて、8銭で蜂蜜やミルクを買っていったあの男性で、絹重たちのお陰で男性はどんどん正気を取り戻す。そしてその年の終戦の日、男性がかつて死んだと思われていた春原兄妹の実の父だという事が分かる。 その頃世間では、連続誘拐殺人犯404の噂がささやかれており、史郎はその濡れ衣を着せられて指名手配中だった。もし捕まれば死刑とのことだ。404とは戦時中に史郎が戦場看護員として派遣された時の認識票番号であり、アメリカ人と日本人という中立的な立場にいる日系アメリカ人3世の史郎は、戦時中はアメリカ人からも日本人からも差別を受ける身であった。 史郎は隔世遺伝で両親は日本人系だがブロンド髪で青い瞳、しかし顔は日本人に近いが、当時の日本人とはかけ離れたアメリカ男性の顔立ちだ。 そんな史郎の父もかつてはアメリカ空軍の中尉であり、史郎と同じ認識票404を持っていた。これは春原史郎を嫌う何者かの嫌がらせなのか、あるいは不思議な偶然なのか…メンバーは史郎を守りつつも、連続誘拐殺人鬼404の噂の出どころと認識票404番の関係性、そしてこの謎の大量失踪事件と銀色の月灯りの下での関係性の糸口と解決方法を調べていく12,964文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
「Mrナイチンゲールス」その6
十は初めて、病院内でもまずいと評判の給食を味わう事となる。辰雄は一度食べていて、吐きそうなほどまずかったために躊躇している。十は、給食を頑固にも食べない二人の子供のために「十君が食べたら僕らも食べるよ」という約束をしていたために、恐る恐る食べるが、十は「とっても美味しいじゃないか!」とご満悦。それを聞いた辰雄、山岡、小口も恐る恐る食べるが、山岡も小口も「これはお替りをもらいたいほどうまい!」と大絶賛。しかし辰雄は、その給食を食べると不思議そうに眼を見開き「この給食の味…まさか…なぜ…」と涙ながらに呟く。なぜならそれは、行方不明になっている父・春原史郎の作る料理の味と全く同じだったからだ。愛する父の手料理の味を忘れるはずがない。史郎は生前、栄養教員の職に就いていたこともあった栄養管理のスペシャリストであったが…まさかここで父が働いているとでもいうのだろうか? 数日後…小口が肺炎を起こして亡くなってしまう。辰雄は、その時に体調が悪くて寝ていたために、小口の看護が出来なかったと嘆き、僕は看護夫失格だと強く自分を責める。そんな辰雄を慰めるために元・新聞部ミツバチクラブのメンバーたちはミツバチ同窓会を決行。。 そこで埋めたタイムカプセル開封をするが、なぜか小学6年生の頃に埋めた十の宝物はカギだ。ピアノのカギなのか?車のカギ?はたまた冷蔵庫のカギなのか?5,497文字pixiv小説作品 - シナリオ完成版
「昭和42年新聞部ミツバチクラブ失踪事件シリーズ」より第二作目「窓辺のヨーデル(大正4年~大正7年)」
史郎の幼き見合い、監禁された12歳の貴婦人トミの脱走計画、そして史郎14歳での結婚と15歳で父になるまでを描きます この物語には、史郎の見合い中の失禁シーンはなく、別シリーズで書いてあります。 史郎はあまりの貧しさと体の弱さで、小学校すらまともに行けずに中退をするわけだったが、勉と修の助けがあって何とか小学校を卒業して、中学校にも進学することができた。 そして見合いによってずっと憧れていたヨーデル歌いの貴婦人少女、植松トミと交際をして結婚をすることになる。そして大正7年、史郎15歳、トミ14歳の年にトミが懐妊をして、史郎はそれを打ち明けられたときに気がくるってしまって酒を飲んでしまい、吐いたり下したり小水を漏らしたりの悪酔いに、ごちゃまぜ家族は振り回され、修は史郎と仲たがいの危機になる43,543文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
「Mrナイチンゲールス」その4
この日は泌尿器科外来への応援だ。しかしこの日は問題が発生。病院一迷惑爺さんと有名な通院患者、大地主で村長の山岡肇がやってきたのだ。。山岡はわざと火災報知機を鳴らして、院内を混乱させる。その時に反応したスプリンクラーの水で十と辰雄がびしょびしょになってしまうが、持病のある辰雄は濡れたことによって体調を崩してしまう4,282文字pixiv小説作品 - 製作途中の原案ピース
「Mr.ナイチンゲールス」その3
十は翌朝、二日酔いで目が覚める。傍には都市の離れた二人の姉…しかも十は一日中一度も起きずに熟睡していたために、19歳になって布団に小水を漏らしてしまい、寝間着の着物も猿股もぐしょぐしょ。目の前には二人の姉。しかし十は、子供の様に恥じらう事もなくすっぽんぽんになって着替えだす。二人の姉は「もっと恥じらいを持て」と十を諭す 辰雄はその頃、すずらん館の自宅で古いピアノを弾いている。そこに小平もやって来て、ピアノの事とすずらん館の事を辰雄に聞くと、辰雄は寂しげに笑いながら「このすずらん館もピアノも母の形見だ。母も、祖父母も、慈善活動にとても熱心な人で、全国への支援活動を行うとても立派で偉い人だった」と語る 休日明けの病院…十の注射はスタッフ一下手と有名。一方の辰雄はとても駐車が上手くて、いつ針を刺して抜いたのかすらわからなく、血液が出ることもない。改めて十は、患者さんに「十君の注射は怖い」と言われて、へこんでしまう。十は、子供たちにも全力で拒否をされて、仕方なく辰雄に注射を任せることにする。患者の誰もが、駐車なら辰雄にやってほしいと願っていたくらいだ4,457文字pixiv小説作品