概要
昭和60年代とは、昭和60年、昭和61年、昭和62年、昭和63年、そして昭和64年の7日間を指す。
西暦では1985年、1986年、1987年、1988年、そして1989年の1月7日までとなる。
事実上、1980年代後半を指すと言ってもいい範囲であろう。
ジャパン・アズ・ナンバーワンの時代である。
余談、平成以降の「~年代」
- 昭和20年代 復興期
- 昭和30~40年代 高度経済成長期
- 昭和50年代 安定成長期
- 昭和60年代 バブル期
このように戦後日本文化は西暦に対して5年ズレている(終戦が1945年のためか)と言われる。そのため昭和〇〇年代は主に文化史や経済史で利用頻度が高い。
一方、平成になると、平成元年は1989年、平成9年は1997年となるため、平成一桁は半分以上が1990年代の範囲となる。
平成初期は1995年で区切られることが多いため、1997年はちょっと微妙なあたりになる。
平成10年代は1998年から2007年となり、ほぼ2000年代となる。
強いて言えばガラケー時代といったところだろうか。
平成20年代~平成30年代は2008年から2019年となり、ほぼ2010年代。
これも強いて言えばスマホ時代といったところになるが、2011年前後の社会情勢が激しいため区分としては微妙になる。
西暦と時期が重なるうえ、年号使用が減ったためか、年号での年代表記はあまり見られないものとなり、西暦年代表記が主に使われるようになっている。