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プロフィール

真名徐福君房(+天目一箇神神農
クラスキャスターアルターエゴ
性別女性
身長163cm
体重41kg
出典史実、徐福伝説、日本書紀中国神話
地域中国及び日本
属性混沌・中庸・人
好きなものぐっ様、ぐっ様が好きなもの
嫌いなものぐっ様が嫌いなもの
ILLUSTTAKOLEGS
CV和多田美咲

「え?記録が男性?まあとりあえずいいか!忙しいのでその辺の修正はまた後で!

 一括置換じゃなくて都度修正でよろしくね!」


概要

Fate/Grand Order』に登場するアルターエゴクラスサーヴァント。レアリティは☆3。

2020年水着イベント『サーヴァント・サマーキャンプ!』で初登場。


本イベントにおける黒幕で、一言で言うなら虞美人の信奉者

生前に彼女と出会い、様々な感情を飛び越えて惹かれるようになった。

彼女のことは「ぐっ様」と呼び、肩にも彼女を模した人形を載せている。

ただ人形の目つきが悪い辺り、慕いながらもその人柄は正確に把握していた模様。


そして己が不死身を嫌う虞美人の為に、弟子たちと共に蓬莱山のコミュニティを作り、表向きは不老不死研究と評しつつ不老不死を殺す術を研究してきた


本編では第2部6.5章『死想顕現界域トラオム』でまさかの再登場を果たし、王道界域の遊撃隊としてカルデア一行に同行。戦闘には参加せず後方支援に徹するものの、結構な出番や活躍を果たす。


長らく実装を期待され、「限定か配布か」「低レア実装の可能性があるか」等話題になっていた。

そして2022年7月31日、『FGO』サービス開始7周年記念枠としてプレイアブル実装を果たす。

申告していたキャスターから変化した不安定さの理由については、スキル説明を参照。


奏章Ⅰ虚数羅針内界 ペーパームーン』でもエピローグにチョイ役で登場。

いち学者として、自分も属するクラスの研究論文に軽い捕捉を加えた。


真名

古代中華王朝・代の方士道教成立以前の仙道術師)、徐福君房

中華を統一し、不老不死の実現を求めた始皇帝に対し、自ら仙境の三神山こと蓬莱・方丈・嬴州の桃源郷と、そこにあるとされる不老不死の妙薬の探索を進み出る。始皇帝はこれを快諾し、童子3000人、五穀の種、百工の技師を与えて船に乗せ、徐福を遥か桃源郷へと送ったという。


しかし始皇帝の崩御に至るまで徐福はとうとう帰還せず、そのまま行方知れずとなった。


一方、徐福の求めた仙境こそ日本であるという伝承が、日本列島の海岸線を中心に複数存在する。

徐福一行の子孫を名乗る氏族は日本各所に存在し、現在でもその地の鼻祖として崇拝される。


なお史実においては男だが、本作では女にされている。本人はその件について、自分を嫌っていた文官達が嫌がらせで男と記録したのだろうと予想している(どういう意図で嫌がらせになると踏んだのか不明だが、恐らくは始皇帝の才あるものは老若男女問わず採用する合理主義がまだ当時の朝廷でも理解されておらず、方士は男がなるものという偏見が文官達の間にあったのだろう)。


蓬莱の歴史

型月世界においては3000人の弟子たちと共にひっそりと日本に渡ったとされ、そのまま住み着いた山奥の盆地を「蓬莱」と名付けて、不老不死とそれを殺す為の研究を開始した。


試行錯誤の末「一つの仮面にあらゆる""の要素を宿らせ、生の可能性を失くす魔術礼装へ作り上げる」アプローチに着手する事となった。その為には10万を超える「死の経験」が必要であったが、本人の性根に加えて外界に知られることを防ぐためもあって人体実験のような非人道的行為はしておらず、人を模した人形を作り模造品の仮面を被せてあらゆる「死」を植え込ませていた(例外的に外道系の魔術師は口封じも兼ね実験材料として使い潰した模様)。


それは長を含むごく一部しか真相を知らないまま徐福の一生が終わった後も続けられ、果てしない時間の中少しずつ脱落者を出しながらも、完全まであと一歩の段階までたどり着いた。

しかし二千年に渡って自分のためでもない「死」を経験させられ続けた仮面は人間に対する憎悪の塊となり、その模造品を被った人形も凶暴化して人間を襲うようになってしまう。

最終的に40年前、撮影した媒体や土地にまで強力な呪詛を及ぼす様になり、もはや長年の悲願をすっぱり諦め村を封印して脱出しなければいけない状態に陥り、そこで蓬莱の歴史は終わった。


その後「誰か」に蓬莱山へ召喚されたサーヴァント・徐福は、弟子の子孫たちの研究成果を引き継ぎ、今度こそ虞美人を殺して救うために今回の事件を引き起こした。


人物

一人称は「私(わたし)」

外見通り臆病かつ陰気気味ではあるが、意外にコミュニケーション能力は高くてふっきれ易く、逃げた負い目がある始皇帝以外には誰に対してもズバズバとした物言いをする。また、自分自身の技量自体には結構な自負があり、卑屈っぽく見える態度の割には、かなりの自信家。とは言え、さすがに自身の専門分野ではない戦闘に関して腰が引けるのはご愛敬(本人談)。


そんな彼女は、マスターに対しても割とぞんざいであり、どちらかというと悪友タイプ。

憧れであった虞美人や、宝物のようなマシュに対してとは、がらっと態度が変わる。


能力

徐福自身はかなり弱いサーヴァントで、戦いや荒事に関しても全くの素人

一方で出自相応の優れた仙道術師としての面も見せており、初出の時点で山に染み付いた呪詛を術の効果を高めるカモフラージュとして活用する、本編でも占いでマスターの人格を読み特異点の謎の一端を解き明かす等、支援要員としての手腕は案外光るものを見せている。


モーション中では、ぐっ様人形を操って剣撃やスピン攻撃を食らわせる他、蒼い炎を纏わせた呪符を飛ばす、呪符を旋回させて黄色い竜巻を巻き起こす、ハンマーで殴りつけたりブーメランのように飛ばす、巨大なこけしに騎乗しツルハシで攻撃させる、ぐっ様型爆弾を飛ばすなどしている。


ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香EDDA+BB

保有スキル

道具作成(B)本来はキャスターのクラススキル。魔力を帯びた器具を作成できる。彼女の場合、生前の経歴から不老不死に関するもののみボーナスが付く。
村落作成(EX)『陣地作成』の亜種スキル。陣地どころではなく、多数の人間が住む村落を無関係の国で築き上げる才能。結界作成の技量、ルールの設計、カリスマの多寡など、国家程ではないにせよ様々な力量が問われる。
道術(外)(A)徐福は道術(方術)のスペシャリスト。結界作成から悪霊退散まで、何でもござれ。此処で言う道術は思想魔術の一種だが、思想盤への接続は一定範囲に限られ、『思想鍵紋』スキルとは別種のスキルとして扱う。
徐福伝説(C)不老不死を探す過程で日本の様々な土地に徐福が何某か(製鉄技術・医薬品・陶芸など)を与えたという伝説が残っており、神社にも祀られている。このスキルにより神性の要素を取り込みやすくなっている。
ハイ・サーヴァント(D)サーヴァントとして現界するにあたり、神霊を二柱その身に取り込んだアルターエゴとして強化を図った。一柱は日本から天目一箇神、もう一柱は中国から神農(五穀仙帝)。ただし、あくまで力の一部を取り込むだけに留めており、力を借り受けたという表現が適切である。従って他のハイ・サーヴァントが有する『神性』スキルも獲得していない。
五穀礼賛(B)大陸から持ち込んだ五穀による守護を表す。神農の力を借り受けた事によって発生したスキル。体力回復、状態異常の解除などを可能とする。
弱体(虞美人)(EX)生前、虞美人と遭遇した事により、熱烈な信仰心を獲得した。憧れの虞美人と敵対した場合、強烈な弱体化が現れるデメリットスキル。

宝具

是なるは不老不死の霊薬なり<嘘>(これなるはふろうふしのれいやくなり、うそですけど)

  • ランク:C++
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:1
  • 最大捕捉:1人


「よーし、やるぞー!」

「知新、夢幻、興隆、地平、彼方、螺旋――二千と二百の時を超え、我、此処に奏上(そうじょう)せん。即ち……『是なるは不老不死の霊薬なり<嘘>(これなるはふろうふしのれいやくなり、うそですけど)』


不老不死の霊薬……を擬似的に再現しようとした宝具。

もちろん不老にも不死にもならない。相手に与えるか、自身で服用するかで効能が異なり、相手に使用する場合はダメージを与え、自身で服用したなら回復を促す。


不死殺し<未達>(ふしごろし・ならず)

  • ランク:C+
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:1
  • 最大捕捉:1人

未完成に終わった、秘匿宝具。不死殺しまでには至らなかったものの、あらゆる"死"を蒐集し、生存の可能性を極限まで狭める事で生物に"死"を付与する。イベントにおいて仮面の形をした最凶の呪具として登場し、トップサーヴァントにすら容易く"死"を与える事が可能となっていたが、元より"死"に縁のないものや、冥界に関係する者などに対しては効果が薄くなる。


ゲーム上での性能

最大ATK7318
最大HP9310
カード配分Q2・A2・B1
スキル1五穀礼賛(B):味方全体のHP回復(1000~2000)&弱体解除(1つ)&NP獲得量アップ(3T)
スキル2道術(外)(A):味方全体のアーツ性能アップ(3T)&クリ威力アップ(3T)&死霊特攻を付与(3T)+敵全体のクリ発生率ダウン(3T)
スキル3徐福伝説(C):味方単体のNPをチャージ(20~30%)&強化解除耐性アップ(1T)+味方単体〔虞美人〕の宝具威力アップ(3T)&NPチャージ(20%)
アペンド3アサシン攻撃適性
宝具是なるは不老不死の霊薬なり<嘘>(Arts):自身のHP回復&毎ターンHP回復を付与(3T)&毎ターンスター獲得を付与(5T/20個)

☆3以下初の、アルターエゴのサーヴァント。

また、同クラスではサポーター完全特化型で、使用感はアンデルセンアスクレピオスに近い。


『五穀礼賛』で味方全体に回復、宝具で自身に回復&自動回復、という具合にとにかく回復に長けた性能が特徴。アルターエゴはもともと激レアのプリテンダーかお互いに防御不利になるバーサーカーにしか弱点を突かれない希少なクラスな為、きちんと育成してやれば長い間戦い続けることができる。が、不死の霊薬を結局は手に入れられなかった逸話が示す通り、自前のガッツスキルは持たず、回避や無敵もできないため、威力高めの宝具攻撃が来るとあっさり落ちることには注意。


『五穀礼賛』は味方全体に回復、一つとは言え弱体解除、NP獲得量アップまで付与。

『道術(外)』は味方全体のアーツ、クリ威力アップ、死霊特攻付与に敵全体のクリ発生率ダウン。

『徐福伝説』が味方単体のNPをチャージ&強化解除耐性アップ(1T)+味方単体〔虞美人〕の宝具威力アップ(3T)&NPチャージ(20%)と筋金入りの拗らせ具合ばかりに目がいくが、パイセン以外でもスキルMAXならば30%のNPを提供し、希少な強化解除耐性を付与できる。


そして宝具は自身の回復と自動回復に加え自身に5ターン星20個獲得付与も加わり、更にアーツ宝具である為重複しやすく、2回積めば毎ターンほぼ確定クリティカルとなる為、アーツ、クリティカルアップ、NP回収率アップと併せて味方全員の宝具回転率を爆上げすることが可能である。

相性の良いサーヴァントはNP配布とNP回収率アップ、アーツアップと噛み合う点が多く徐福に足りない防御面を対粛正防御で補えるキャストリア、全体回復とスキル回転を上げる宝具を持つ玉藻、スター生成、アーツアップ等、本人に足りない要素を悉く埋め合わせ、タゲ集中と無敵で全体攻撃が来なければ十全に補い合える始皇帝等。パイセンの場合、『徐福伝説』をフル活用できる代わりに『道術(外)』とは少し嚙み合わない(アサシン霊基もランサー霊基もA1枚のため)が、その他の効果の恩恵は問題なく受けられるため、共に組ませる3騎目は「味方向けの防御系補助ができ、かつA2枚以上」が推奨される。そしてその条件に合うのが我らが後輩だったりする。


同じく低レアでエクストラクラスのサリエリとは異なり徐福は恒常サーヴァントなので、ピックアップ期間が終わればフレンドポイント召喚でいつでも入手できるという、性能に比して手に入りやすく育てやすいのが最大の利点と言えようか。そしてキャストリアが未入手のマスターたちにとっては、フレンドからキャストリアを借りてくるだけで十分にWキャストリア編成の代打が務まるという、大変にありがたい性能も注目される。編成コストでも☆3という低ランクが活きるため、Wキャストリアが可能なマスターにも重宝がられている。そしてスキル育成コストも、1部までで獲得可能な素材でMAXまで育つという、破格の効率の良さを見せつける。Artsパーティーを主力に据えるマスターなら、是非とも育てておきたい逸材といえるだろう。


入手後にメインシナリオを進めている新規マスターは禁忌降臨庭園 セイレムの攻略に役立てられるだろう。


さらに、2022年1月30日。第2部7章後半の地獄死闘において、徐福単騎というとんでもない編成で突破可能なことが証明されてしまった。最低でもレベルカンストは必要だが、クラスの相性は勿論、宝具の回復とスター供給、戦闘中のギミックも相まって、延々と宝具を回しながら最強最悪の地球外生命体をタコ殴りにする徐福ちゃんの雄姿を拝める。


以上のことがら分かるように、普段はAパのヘルプ要員、局所的ではあるが一部のクエストでは耐久戦の切り札として、使い甲斐のある性能を発揮してくれる。


関連人物

生前

始皇帝

生前に霊薬を入手するよう自らに命じた相手。

その為なのか、イベントの場には来れないのにイベント特攻サーヴァントになっている。

能力があれば老若男女など気にするようなタイプではないと述懐しており特に悪い印象は持っていない様子。しかし流石に再会した際は、別の研究に予算を費やして消えた手前、現代企業風の言い訳をして逃げ出してしまった。ただ、カルデアに来ているのは自力で不老不死を成し遂げたIFの彼で、仙丹まで作り上げており、本人も幕間の言動からもう気にしていない事が窺える。


虞美人

生前に面識があり、いろいろあって懐いたことがイベントにおける事件を起こした動機である。

最終的に生きることを決めていた彼女の槍技によって引導を渡されることとなった。

虞美人としては蘭陵王ほど親しいわけではなかったが、別れの挨拶を言う程度の仲ではあった。

カルデアでの対応はまさに限界ファンのそれであり、黄色いヴォイスは必聴もの。


Fate/Grand Order

蘭陵王

同じく虞美人を慕う旧知であり、それ故に嫌っている相性の悪い相手。

彼に「思いは正しいがやり方が間違ってる」と指摘されて激昂し、そのまま洗脳した彼を手駒「ダーク・ラン」として虞美人にけしかけた。カルデアでは自分の方が古参であるとマウントとってくる。そして流石の蘭陵王も洗脳された上に赤っ恥かかされた件は根に持っていたのか人当たりのいい彼にしては珍しく無視されると、むくれながらも「語り合おうよ~」と笑顔で迫る。


アビゲイル・ウィリアムズ〔夏〕

夏の特異点における協力者。

利害の一致から彼女を配下としたが、イマイチ言う事を聞いてくれない。


殺生院キアラ

特異点に現れたイレギュラー。危機感を抱き上手いこと殺したものの、人魚の群れと幻獣を喰らってパワーアップして這い戻ってきた彼女に特異点を半分乗っ取られてしまった。


項羽

今の虞美人に「生きる理由」を与えた者。

その事に強い嫉妬を抱いているものの感謝はしている。


藤丸立香

契約したマスターで項羽と同じく「生きる理由」を与えた存在。

自分が負けたときに備えて「虞美人様をお願いします」というメッセージを主人公に残していた。

カルデアに来ても相変わらずな態度だが、マイルームにて夏の一件を上から目線で「許してあげます」と言った為、流石にキレた主人公にほっぺをつねられた。


バレンタインでのやり取りから、互いに「遠慮する必要の無い友人」として接しており、結構容赦なくダメ出ししてる。故に距離感はかなり近いが、色恋沙汰な雰囲気は皆無。


マシュ・キリエライト

主人公の振りをして騙した相手。

しかし徐福は「マシュちゃん」と呼ぶ彼女との時間を割と楽しんでおり、誘拐した際も終始丁重に取り扱っていた。徐福が残した日記には、騙していたことも含めた彼女への謝罪と、楽しい日々へのお礼が綴られていた。記憶が残っている為、カルデアでも友好的に接している模様。


ジル・ド・レェ織田信勝明智光秀アグラヴェイン

特定の英霊に対する狂信者という意味での同類。

ただし、対象へのアプローチ方法は彼らとは割と異なる。


その他

荒耶宗蓮

目的は異るものの、人を直接は殺さずに人形を使って死を蒐集した人物。


ぐっ様人形

徐福が常に携帯している虞美人を模した人形、ベースデザインは虞美人の第三再臨姿。

再臨段階ごとに形状が変わっており

になっている。


余談

カラクリ

存在が仄めかされていた時点で、イベントマップの地形や仙道関連を匂わせる要素から、推察班から黒幕疑惑を向けられており、割とあっさりその正体を特定されていた。そして本格的に登場する以前から「彼女」と、性別は女性であることも明示されていた。


蓬莱山Bでマシュやシグルドたちと一緒にいた「偽主人公」の正体であり、本物の主人公は蓬莱山Aでエミヤたちと一緒にいた方。わざわざ出向いた理由は、先立って排除したはずなのに復活してきたまったくのイレギュラーであるキアラの目的を探る為であった。


レイシフトした時点でA隊(主人公・エミヤ・蘭陵王・イリヤ・紫式部など)たちとB隊(マシュ・シグルド・ブリュンヒルデ・巴御前など)たちは離れ離れになっていたが、徐福のホームグラウンドである特異点であるため、通信機で会話しているときも認識操作によって「自分たちが本隊で、相手は先遣隊」と思い込んでしまっており、本物の主人公もマシュが一緒にいないことを不安に思うことはなかった。さらに、仕掛けのために虞美人も分裂させられ両方のグループにいたこと、殺生院リリィも自身の能力(単独顕現)によって両方のグループを違和感なく行き来していたことなどから、終盤まで不自然さに気付く者は誰もいなかったのだった。


また主人公の記憶を読み取り成り済ましていたものの、陰陽の術の関係で本物の主人公とは逆の性別になってしまったが、同じように認識操作でマシュやシグルドたちの「主人公の性別」を誤認させていた。これに関してはイベント序盤から仄めかされていたが、プレイヤーにはバグか何かの類と思われていたため、奇妙ではあったが真相には気づかれなかった模様。


唯一マシュは主人公の様子に違和感を抱いていたが、核心を指摘することはできなかった。

ちなみに本物の主人公は虞美人を「先輩」と呼んでいるが、徐福扮する偽主人公は虞美人を「虞美人様」と呼んでおり、途中の選択肢も1つしか現れないという違いがある。


成りすまし中は彼女が勧めてくれたカレーをお代わりまでして食べる等の場面もある。

そのため、徐福を見るとカレーを思い出す人も多い。

また、担当絵師もカレー絵を投稿している


再登場

そして彼女の登場から2年が過ぎた2022年3月、ギル祭『バトル・イン・ニューヨーク 2022』にて、スペース・オデュッセウスの副官としてまさかのスペース徐福が登場。

しかもショップの箱開け担当として新規の立ち絵とCVを携えてである。

もちろん異世界でもぐっ様ガチ勢っぷりは健在である。


「ここにGで始まってNで終わる、具体的には虞美人という方はいらっしゃいますか?」


この意外すぎる人選から瞬く間にイベント初日にトレンド入りを果たした。

この時点では担当声優はまだ不明であったが、とろけるようなウィスパーボイスや「もきゅ……もきゅ……」と言いながらトースト・肉まんなどを食べる差分・初登場イベントの報酬画面でのアビゲイルよろしく歌う(ちなみにその曲名は銀河黒猫と銀河パンケーキ。明らかに意識している)と、破壊力は凄まじく、徐福の実装を求める声がより一層高まっていた。


なお、彼女はあくまでサーヴァント・ユニヴァースの徐福であるため、主人公サイドとの面識はないはずだが、ボックス交換所では「初対面のはずなのに、妙に憎々しく感じる」と、(SE付きで)こちらを小突いてくる。メタ的にはファンサービスの類いだろうが、何か秘密でもあるのだろうか。ちなみに、実装に伴い、第二再臨でスペースの服装になり、カード選択時のボイス内でボックス交換所のボイスも聴けるようになる。なんなら再臨時に自分で言及する


再々登場

遂に『死想顕現界域 トラオム』にてメインシナリオに登場。

王道界域のサーヴァントとして、キャスタークラスで登場。因みに、不老不死探究においては、口を濁らせている。張角と同じ中国大陸出身、かつ道術の使い手ということもあって対処、対抗役としてかなり活躍しており、主人公たちが汎人類史側だと知っても最後まで共に戦う等、特異点のサーヴァントの中では叛逆の精神があまり強くなく、それを「個々のマスターの違い」ではないかと当たりをつけて自分のマスターの事を占術で占い、その人柄を把握してメモに残してカルデアへ伝えることで、真相究明に大きな手がかりを残したのであった。


メカクレ

初登場時にビジュアルが判明した途端、特徴的な髪型から案の定イベントに全く関係ないアイツ徐福本人を差し置いてTwitterのトレンド上位に食い込んでおり、担当声優の小林千晃氏を困惑させる事態になった。なお、騒ぎを理解した当人はこういった返しで応えている


担当キャラを見るだけでもスキルが三つともMAX値のLv10でキャラ自体のLvも聖杯転臨をしてLv100(これもMAX値)にしており、HP、ATKともに1万越えのため☆4フォウも使っている

余談だが、後半のシナリオの関連エピソードの中に、彼が登場するものがあり、しかも登場理由がメカクレの事を考えていたら湖に引きずり込まれたというものである……


上述のスペース徐福登場に際しても、案の定小林氏が反応。ちなみにアイツはイベント開始直後の最上部のフリークエストにて「あれ?メカクレ……どこ?」と彼女を探していた。


実装発表の場は『FGOフェス 2022』の2日目夕方であったが、午前中のステージに登壇していた小林氏はこのことを知らず徐福実装を何度も切望、喜びのコメントをツイートしている


長らくの間、実装を匂わせるイベント等がありながら実装には至らず、多くのマスターが幾度となく涙を流し、NPCとして登場する度にトレンドに上がっていたことからも人気の高さが窺える。


英霊催装

英霊催装徐福ちゃん


英霊催装にて、とあるギャグ漫画キャラクターのような大きなリボンを付けている。

また、イラストで抱えているぐっ様人形はミス・クレーンの工房でこだわって作ったらしい。


一見すると小柄に見えるが、実際の身長は163cmと虞美人(160cm)より高い。


関連イラスト

徐福【FGO】徐福

徐福ちゃん徐福ちゃん


関連タグ

Fateシリーズ Fate/GrandOrder

サーヴァント 仙道 不老不死

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