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アスクレピオス(Fate)

あすくれぴおす

『Fate/Grand Order』に登場するキャスターのサーヴァント。
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早く患者をつれてこい。患者の前にいない医者ほど無意味なものはないぞ。

プロフィール

真名アスクレピオス
クラスキャスター
性別男性
身長170cm
体重60kg
属性中立・中庸・地
出典ギリシャ神話
地域ギリシャ
好きな物医術の進歩、難しい傷病、医者の指示に従順な患者
嫌いな物愚かな患者、愚かな神々
illust悌太
CV鈴木崚汰

問診票の身長と体重を偽る者には容赦しない。

概要

Fate/Grandorder2部4章『創世滅亡輪廻ユガ・クシェートラ』で初登場したキャスターサーヴァント
2019年6月22日からプレイアブル実装され、2部4章クリア後にストーリー召喚へ追加される。レアリティは☆3。ただし、恒常召喚には入らない「ストーリー召喚限定」サーヴァントであるためレアリティは低いが召喚機会が限られているので注意。

ストーリー中では敵側のサーヴァントとして召喚され、異聞帯の王の配下である「神将(ローカパーラ)」の一騎として登場する。

また、『Fate/strangefake』では、姿は異なるもののウォッチャーの影法師の1人として登場していた。
原作者の成田良悟先生によると、ウォッチャーの影法師は英霊そのものでないため外見やキャラクターに差がある、という設定らしい。Apocryphaのジャックfakeのジャックのキャラクターに差異があるのと同じようなものとのこと。

真名

医神アスクレピオス
ギリシャ神話に登場する人物で、アルゴノーツの一人でもある。
大賢者ケイローンの門下生としても知られ、医術に関する知識は師をも凌駕していたという。
現代でも彼の持っていた「蛇の巻き付いた杖」は医学のシンボルとして世界保健機関(WHO)の旗などに用いられている。

父は太陽の神アポロン、母はラピテス族の王女コロニス
ある時コロニスは身籠っている最中にあらぬ浮気の疑いを立てられ、激怒したアポロンから弓矢で射殺されてしまう。コロニスは今際の際に身籠っていることをアポロンに告げ、慌てたアポロンは胎児を救い出し、ケイローンの元に預けた。その子こそがアスクレピオスである。

ケイローンの下で育ったアスクレピオスは医学の才能を開花させ、その才に目をつけたイアソンはアルゴノーツに誘い、大冒険を繰り広げた。
その後も医術の腕はますます上達してゆき、女神アテナより討ったメドゥーサの血を賜り、その血を元に不老不死の霊薬を作り上げるまでに至った。

しかし、冥府の王ハデスはこれを問題視し、霊薬の効果で自らの領域から死者を戻される事を「生老病死の理を乱す」としてゼウスに直談判。
直談判を受けたゼウス自身も人間が不老不死を手に入れることを良しとしなかったため激怒し、自らの雷霆の一撃でアスクレピオスを殺害した。

息子の死に嘆き悲しんだアポロンが巨人を殺すなどして暴れたため、ゼウスはせめてもの処置としてアスクレピオスの功績を尊重しへびつかい座として天に召し上げた。これにより、死後アスクレピオスは神々の一員となった。

人物

前髪が交差した銀髪を持つ暗い目つきの男性。
マッドサイエンティスト的な性格であり、医学の発展を第一に考えている。そのためかつて死者の蘇生方法にまで辿り着いた自分を許さなかったギリシャの神々をひどく嫌っている。

このため、インド異聞帯においては異聞帯の王の「不完全なものを取り除く」という裁きを合理的であるとして気に入り配下についていた。


偏屈な学者気質であり、無駄なものは排除したがる合理主義者。特に自分の研究を邪魔されることを何より嫌う。医学の発展に寄与できないものに対しては、子どもだろうと露骨に顔をしかめる。
しかし、それらは患者の治療とはまた別問題であり、医者が必要な者がいれば文句を言いながらでも必ず治療する。病理の大小も関わらず、目の前の患者を捨て置くという選択はしない。
生来のものか、神々の理不尽で歪んだのか性格はところどころひん曲がっているが、それを除けば「医者の鑑」と言える信念の持ち主。

その最終目的は死の超越
彼にとっては死もまた「理不尽な病」であり、全人類が「死を克服」するためにいつか乗り越えるべきものと捉えている。いずれ生命が克服すべき最後の病理だと確信し、英霊となった今もなお果敢に挑んでいる。


目深に被ったフードと袖が長い黒コートに嘴状のマスクで顔を隠す若干禍々しい姿をしているが、第ニ再臨ではガスマスクと髪を束ねてオペ服に似た黒服(画像中央)に、第三ではフードを脱いだ素顔に白衣を思わせる白装束(画像右)に着替えた姿となる。こちらの白服も第一同様に袖長。

せんせ
アスクレピオスさん・・・・・・・・・
【FGO】3臨の医者先生


特に2部4章のストーリー終盤で登場したこの白衣姿に落ちたというマスターも多いらしく、召喚された際は再臨用の素材集めに必死になるプレイヤーが続出したとか…。

ちなみにキャラデザを手がけた絵師により、コートの下は半袖のピッタリインナーを着用していることと、筋力Dにもかかわらずかなりがっしりした二の腕と肩幅をしていることが明らかになった

※この半袖インナーのイメージに比較的近いpixivユーザーによるイラスト↓

ピオ中心まとめ



能力

賢者ケイローンの下で学問を修め、師をも超える医術者となった。
アテナから下賜されたメドゥーサの血管から得た血液で蘇生薬を精製して見せるという、驚異的な製薬技術を有する。サーヴァントとしても疑似的ながらこれを精製できる。
攻撃の際は手にしている「アスクレピオスの杖」に巻きついた大きな蛇(使い魔?)を差し向けて戦う他、医療用メスも武器にしている。

異聞帯ではインド神話の死神ヤマ(日本の閻魔大王)と水や医薬の神ヴァルナの権能を与えられ、アンデッドを戦力として使役する能力を得ている。またその屍体にも特性の治癒薬を投じており、並のアンデッドよりも数段しぶとい。

ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
神たるアルジュナ??????
藤丸立香DDBADA+


保有スキル

陣地作成(A)キャスターのクラススキル。魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる能力で、Aランクなら工房を上回る神殿を形成する事が可能。
道具作成(EX)キャスターのクラススキル。魔力を帯びた器具を作成できる。医術に関わる道具しか基本的に作らないが、作るものは超高性能。
神性(A)太陽神アポロンと人間の女コロニスの子。また、死後神の座(へびつかい座)に引き上げられたため、高い神性を持つ。
医神(EX)現代にまで伝わる、『医療』という概念の祖、医学の神としての存在を示すスキル。一説によれば薬草による治療を初めて行った存在がケイローンであり、それを学び発展させ初めて『臨床医療』を行った存在がアスクレピオスであるという。
アポロンの子(A)ギリシャの神アポロンの系譜であることを示すスキル。アポロンは弓矢、芸能、予言、太陽等様々なものを司る神であるが、疫病の神でもあり、その二面性の発露として、医術も司っていた。
蛇遣い(B)詳細不明。医療のシンボルとされる「アスクレピオスの杖」の蛇に由来すると思われる。


その他スキル

ヤマの加護異聞帯で後付けされた「死神ヤマ」の神性に由来するスキル。亡者を召喚し、使役する。当然ながら他で召喚された彼は有していない。

宝具

倣薬・不要なる冥府の悲嘆(リザレクション・フロートハデス)

倣薬・不要なる冥府の悲嘆


  • ランク:B
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:-
  • 最大捕捉:-
真の蘇生薬とは比べるべくもない。だが、お前達にはこの処方で十分だろう。受け取れ……

アスクレピオスが作り出す、死者を蘇らせる蘇生薬。
……なのだが、この宝具は彼がそれを模倣した物である。

かつて実際に作成し用いた蘇生薬は、唯一無二の特殊な原材料を用いたものであり、英霊となった今でも自動的に引っ張ってこられるようなものではなかった。
故にサーヴァントとして召喚される現在の彼は、この模倣薬を代わりに用いることになる。

模倣品であるため元々のものより効能が落ちており、実際に死者を蘇生させるには死亡後の経過時間や、死体の状態など、様々な条件を満たしていなければならない。
現代医療の知識を得た彼は「単純に、少し出来のいいAEDのようなものだ」と自嘲気味に語る。また、この模倣薬自体もそれなりに貴重なリソースから出来ているらしく、何度も使えるわけではない。

ゲーム上の宝具でもあり、カードの種類はArtsで、効果は【自身を除く味方全体にガッツ状態を付与(1回・3ターン)+味方全体に毎ターンHP回復状態を付与(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉&味方全体に弱体無効状態を付与(1回・3ターン)】。
宝具レベルに応じてガッツでの復活後のHPが上昇する。

真薬・不要なる冥府の悲歎(リザレクション・フロートハデス)

  • ランク:EX
  • 種別:対界宝具
  • レンジ:-
  • 最大捕捉:-


『FGO』では基本的に使用されない、発動不能宝具。
かつてハデスの領域を侵し、ゼウスを怒らせた真なる蘇生薬そのもの。かなり無茶な状態からでも人や半神を完全に蘇生させる力を持つ。
そしてこの薬の原料は、(ペルセウス経由で)アテナから渡されたゴルゴーンの血液である。

だが実のところ、ただゴルゴーンから血を採っただけでは上手くいかない。
ヒッポリュトスを蘇生させたときには『アルテミスの力を得て為した』とされているため、蘇生薬はこの血に純度の高い(アテナ・アルテミス級の)神の力が込められてこそ初めて完成するものなのだろう。他にも隠し味として必要なものがあるのかもしれない。

結局のところ、かつての蘇生薬は彼の医術だけでなく様々な要因と偶然も関与して作り出せたものであって、アスクレピオス本人もこの蘇生薬の作り方について完全にマスターしているわけではないのである。

———勿論、だからこそ、彼は今日もその再現に心血を注いでいるのだが。

ゲーム中での性能

最大HP10084
最大ATK6376
コマンドカードArts:3/Quick:1/Buster:1
宝具カードArts
スキル1医神(EX)/味方単体のHPを大回復&味方全体の弱体耐性をアップ
スキル2アポロンの子(A)/敵単体に高確率で宝具封印状態を付与&味方全体のNP獲得量をアップ
スキル3蛇遣い(B)/味方全体のNPを増やす&味方全体の弱体状態を解除
宝具自身を除く味方全体にガッツ状態を付与(1回・3ターン/Lv1~)+味方全体に毎ターンHP回復状態を付与(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉&味方全体に弱体無効状態を付与(1回・3ターン)

ヒーラー特化に見せかけた万能タイプのサポーター。
「医神」による高回復や宝具によるガッツ付与&HP回復がヒーラーとしての主力となるが、それ以外にも出来る事が非常に多い。

対弱体効果に関しては「医神」による耐性アップ、「蛇遣い」による弱体解除、さらに宝具で弱体無効と一通り揃っているのが強み。あらゆる手段で味方をデバフから守ってくれるだろう。
それ以上に特徴的なのが全体NP増加(最大20)と全体NP獲得量アップ、この両方を所持している事にある。これらを1騎で賄えるのは現状唯一無二であり、場合によってはこの効果の為に起用される可能性があるほど。この辺りは今後の検証待ちとなる。
NP獲得量アップ値は織田信長の「戦略」や玄奘三蔵の「三蔵の教え」並みと全体3ターン付与としてはトップレベル。
宝具はガッツ(戦闘不能からの復帰)の回復量をLvに依存するため、あくまでガッツを保険と考えればLv1でも十全に機能する。

真価を発揮するのは、やはり高難易度クエストでの耐久支援。
敵からのデバフと状態異常を解除可能なものはすべてはがし、敵の宝具とチャージを封じつつNP効率を底上げし、回転率の高い回復スキルで耐久をカバーする横で、宝具や回復スキルの副次効果で敵からのデバフや状態異常を遮断する。
―――といった具合に、三面六臂の大活躍を演じてくれる。
特に実装から直近で入った水着イベントや、毎年恒例の秋の武闘祭における超高難易度クエスト「エキシビションマッチ」では、編成コストの削減も兼ねて起用することで、パーティーのステータス管理を一手に賄ってくれるありがたい存在となった。

このようにサポートとしては既存にはない強みも多いが、欠点も無くはない。
まず味方の火力面を直接強化するのは不得手であり、またNP増加が全体20の都合上、自身の宝具発動が「高速詠唱」持ち等と比べると遅くなりやすい。
また宝具のガッツが自身に付与されない為、自己耐久性にいささか不安を抱えている。「医神」を自分に回せば延命は出来るものの、そうするとヒーラーとしての仕事が疎かになるのが悩ましい。

関連人物

  • アポロン

太陽神にして父親だが、上記の経緯故、愚かな神々の代表として蛇蝎の如く嫌っている。
その後、アポロンはとんでもない方法で遂にFGOの世界に降り立った。これを知った時の医神の心中や如何に?

お師匠様にして彼の育ての親。アポロンの弟子にもあたる。
クロノスの息子であるため親戚筋に当たり、後に『射手座』となって同じ夏の夜空に輝く。
今も師としてちゃんと敬意を持っているが、医療に関して学べる事はもうない為セメント気味。

アルゴノーツの船長。アスクレピオスをアルゴノーツに誘ったのは他ならぬ彼。FGO世界の彼は生前の船旅からもアスクレピオスのことを医者として頼もしく思っている様子。ちなみに治療費はツケである。

かつてアルゴノーツとして共に航海をしていた者達。個人個人に感慨は無いようだが、やはり懐かしさを感じる模様。
ヘラクレスに至ってはその丈夫さ故に、治療し甲斐のある難病に罹ってほしいとも。

自身の不死薬の材料となった血の持ち主。カルデアで彼女を見かけた際、大慌てで注射器を探し、その血を採ろうとしている。

父アポロンの妹で、その旦那は父の嫉妬対象。
嫌味を込めて「叔母さん」と呼んでおり、止めて欲しければ薬に権能を込めろと要求している。

アスクレピオスが神代における医学の開拓者なら、こちらは近代における医学の開拓者。
自身の生前には「衛生」や「看護」という概念がまだなかったため驚いており、鉄拳麻酔にも興味津々。医療に関する価値観や思想もかなり似ているが、患者に対する対応はかなり両極端。

彼女の甥であるヒッポリュトスを生き返らせた事があり、マイルームでも感謝の言葉を送られている。だが、同時に下記する天敵の兄弟弟子であり、なおかつギリシャ男性鯖なので彼女の特攻対象になってしまう。

こちらもれっきとした医者の経歴を持つ者たち。

同じく「祝福されぬ生誕」を持つ者。

同じ不老不死を求めた英雄。やっとの思いで手に入れた薬草は蛇に飲み込まれ、蛇が不老不死を得てしまった。蛇から不老不死を作り上げたのがアスクレピオスなら、蛇に不老不死を奪われたのがギルという対照的な関係にある。

ある意味、アスクレピオスのアンチテーゼとも言うべき存在。

※その他神話関連は、アスクレピオスの記事を参照。

余談

Fate/Grand Order Fes.2019』(初日の2019年8月3日)において、2019年1~7月に登場したサーヴァント中、「最も聖杯を捧げられたランキングベスト5」が発表された。ランキングにおいての順位トップ5は以下の通り。

  1. 長尾景虎
  2. グレイ
  3. アスクレピオス
  4. アルジュナ〔オルタ〕
  5. カーマ
結果、医神はこのベスト5中、星3サーヴァントで唯一ランクインした形となった。

関連イラスト

アスクレピオス
アスクレピオス


アスクレピオス
Hospital has came


先生
アスクレピオス先生



関連タグ

Fate/Grandorder キャスター(Fate)
医者 不老不死 不幸 苦労人 冤罪 へびつかい座

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