「人には運命(さだめ)の星がある。
綺羅星、明け星、流れ星。
己の星は見えずとも、見上げる私は今日限り。
99期生、星見純那。掴んでみせます、自分星!」
概要
名前 | 星見純那 |
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出席番号 | 25番 |
誕生日 | 10月1日 |
イメージカラー | ライトブルー |
好きなこと | 読書、お風呂・温泉、メガネ |
苦手なこと | 球技・水泳、怖い話 |
好きな食べ物 | 肉じゃが、しいたけ |
嫌いな食べ物 | セロリ |
使用武器 | 翡翠弓(洋弓) |
キャスト | 佐藤日向 |
学年一の才女で学級委員長。
両親の反対を押し切って舞台の道に進み、才能のある天堂真矢や西條クロディーヌたちに対して、勉強と舞台稽古を積み重ねて対抗しようとする、真面目で努力家の舞台少女。
公式では言及されていないがかなり立派な膨らみの持ち主で、版権絵でもはっきり描かれる傾向にある。
人物
頭がよく判断力や分析力が優れているが、それゆえに考えすぎてしまうこともよくある。
大の読書家であり、特にシェイクスピアをはじめとする古今東西の演劇や、過去の偉人の名言に詳しい。
ステレオタイプすぎて古典的ともいえる優等生・委員長タイプだが、その本質は命を燃やして我が道を突き進む情熱の人。
効率よりむしろ努力そのものを重視している節があり、劇や演技の勉強のためなら平気で生活水準を下げてしまう。時には倒れるほど自分を追い込む。
好きな食べ物は母の作った肉じゃが。苦手な食べ物は玉ねぎ。
得意教科は勉強全般。苦手な教科は体育。特に水泳はダメ。
眼鏡にはこだわりがあるらしく、さまざまな種類の眼鏡を場所や用途によって使い分けている。
学生寮のルームメイトである大場ななと仲がいい(→じゅんななな)。また、愛城華恋とはレヴューで戦ったのちに、「じゅんじゅん」とあだ名で呼ばれる仲になった。(→じゅんかれ)
レヴュースタイル
武器は弓矢。ちょっと杖にも見えるデザイン。矢はどういうわけかスカートの中から出てくる。
高い位置を保ち、マシンガンのような早撃ちで相手の行動範囲を徐々に奪うクレバーな戦法が基本。相手の服を狙って壁に縫い付ける、跳弾を利用してボタンだけ落とす等、正確な狙いで器用な攻撃を繰り出す。ブランコなどの舞台装置を最大限利用して、地の利を得ようとする戦法を取る。
勝てばよかろうなのだの戦法に見えて、その実、レヴューにかける思いはとても正々堂々としたものである。
やはり武器の性質上、接近戦はどうしても苦手になるが、それでも弓をチャンバラに使う(舞台版ではキックも多用)など、最後の最後まで食らいつき続ける。
名乗り演出
青く細いライト群を背負って立ち、最初は箸をぶちまけたように乱雑な方向を向いていたライトが一斉に整列して大きな五芒星を描く。
舞台版では
期待されてきた未来 立派に生きることの期待 親の言うレールを破ってここまできたの
データ人間としての側面が強調されており、時たま敬語も使う。努力家としての側面もちゃんとあるが、最初に敗れるところまでいっしょであり、オーディションがトーナメント形式に近い形式になっているため最終決戦まで見せ場がなくなる。
アニメでは
当初は聖翔祭のキャスト選考が近くピリピリしていたこともあって、やや空気の読めないカルシウムの足りない人物として登場。
彼女とひかりの対戦が視聴者の観ることになる最初のレヴュー。
終始有利に立ち回ることができ、不敵な笑みを浮かべてとどめを刺そうとした時、たまたま劇場に迷い込んできた華恋がひかりが追い詰められているのを見て思わず乱入。闖入者に驚いている隙にあっというまに上かけを刈り取られてしまい、一敗。
めでたくスタァへの道を歩み始めた華恋。だが、純那からすればトンビに油揚げをさらわれたも同然であり、不服の意を全身で表明しながら学校で一日を送る。
もはや自分以外の全方位を敵視した状態であり、気を張り過ぎて疲れが出たのかとうとう練習中に倒れてしまう。
そんなことがあった後に迎えた華恋との再戦。リベンジに燃える純那は自身の舞台少女としての原点を語りながら華恋と激突する。
舞台に出会うまでは勉強ばかりしてきたと語る純那。初めて出会った打ち込めるものだからこそ負けられない。上に天才や秀才がいるなら乗り越えてでもトップスタァになってみせる。
幼馴染との約束のために戦う華恋にも、夢見る力の強さなら彼女だって負けてはいないのだ。
たくさんの眼鏡橋が積み上げられた遺跡のような専用ステージを展開し、大量のマネキンに紛れて物陰から狙い撃つという、よくも悪くも彼女のパーソナリティを表した戦法で戦う純那。
華恋は幻惑されるが、矢をよけて逃げ回りながら純那が姿を現す瞬間を狙い続ける。一方で純那はなかなか相手を捉えられず、少しずつ余裕を失っていく。
「私だって! スタァに! なりたいのッッッ‼」
「わたしは、ひかりちゃんとふたりで、スタァになる!!!!!」
情熱ならば互角。
しかし、互いの全力を出し切った最後の最後、ほんのわずかな差で華恋が勝利、純那はふたたび黒星をもらってしまった。
膝を抱えてうずくまり、落ち込む純那だったが、ぎこちないながらも健闘を称え合おうと笑いかける華恋の姿を見て、「考えすぎかなぁ、私」と、どこか憑き物が落ちたような晴れ晴れとした顔を見せる。
しかめっ面は柔和な笑顔に変わり、その勢いで「華恋」「じゅんじゅん」と呼び合うくらい距離が縮まった。
それ以降は候補者が絞られていくにつれ、残念ながらレヴューでの見せ場は減っていくものの、自分で手一杯だった最初に比べると格段に丸くなり、他人に関心を持ち、友達を気にかける行動が目立って増えている。ひいてはそれが物語全体に横たわる問題を起こしていた人物とみんなの和解に一役買っていることは間違いない。
はっきりと言って、彼女は真矢やクロディーヌのような天才的才能も、華恋やひかりのような土壇場でミラクルを呼ぶ力もない、いちばん凡人らしい人物として描かれている。だが、最初の二回の戦いで起きた彼女の変化、そしてそれ以降のどんなものでも見て盗み、自分の糧にしようとする前向きな姿勢はたとえ負けたように見える人々も、また這い上がって夢を目指すことができる、極論人生に本当の意味での敗者はいないというメッセージともとれ、「自分の夢を叶えるためには他人のキラめきを奪わなければならない」という本作の過酷な世界観に、ひとすじの希望を与えているのではないだろうか。
劇場版では卒業間際になって、華恋・ひかり以外のみんなは輝かしい進路に挑戦しようと燃えている中、彼女は草稲田大学という学校の文学部、悪い言い方をすれば舞台から遠い進路をわざわざ選んでいる。
「私にはまだ学ぶことが多過ぎる」というその姿は、夢を追って燃えていたころが嘘のように縮こまっているように見えるが……
関連イラスト
制服姿
舞台衣装
ジャージ姿
クリスティーヌ(『スタリラ』期間限定イベント衣装)
関連動画
舞台少女紹介プロモーションビデオ 星見純那
【スタリラ】聖翔音楽学園 星見純那 自己紹介動画
関連タグ
福島ノア:同じブシロード作品のキャラで、中の人が同じ・読書家キャラ・10月生まれなどの共通点を持つ。