概要
『少女☆歌劇レヴュースタァライト -Re LIVE-』(略称『スタリラ』)とは、ブシロードとエイチームの共同開発による『少女☆歌劇レヴュースタァライト』のスマートフォン向けゲームアプリである。
ジャンルは「レヴュー&アドベンチャーRPG」。2018年6月23日より事前登録を開始し、同年10月21日にAndroid版、10月28日にiOS版がそれぞれ正式サービスを開始している。
メインシナリオは全編を通してオリジナルストーリーが展開されており、愛城華恋や神楽ひかりをはじめとする聖翔音楽学園99期生の舞台少女たちのほか、新たにゲームオリジナルキャラクターとして凛明館女学校、フロンティア芸術学校、シークフェルト音楽学院の3校に所属する舞台少女たちが登場している。
2020年12月には、新たにミュージカル初出校である青嵐総合芸術院のメンバーも実装された。
原作のレヴューは殺陣や歌をメインとした舞台少女同士のミュージカル型バトルであるが、本作内では「コロス」という謎の敵と戦うものが中心となっている。ゲーム内での戦闘描写はビジュアル面に比重を置いたガチバトルに近いものとなっており、「クライマックスACT」と呼ばれる必殺技の演出などは最早文字のない超次元サッカーと言ってもよいほど(編集註:特定世代にしか伝わらないと思います)。
原作が「音楽」を前面に出しているコンテンツとしては珍しく音ゲージャンルのゲーム作品ではないのも特徴で、楽曲もサビのみ1コーラスしか使われていない。その楽曲も「クライマックスACT」発動時のパワーアップ要素(「レヴュー曲」)として使用されるもので、レヴュー曲というよりはむしろ文字通りの処刑用BGMと化している。
『レヴュースタァライト』のメディアミックスの一展開として登場した本ゲームであるが、スタリラ発のメディア展開もなされており、ウェブラジオ番組やリアルイベントなどが開催されているほか、朗読劇シリーズやスタリラを原作としたミュージカル舞台も上演されている。
2022年2月には舞台『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The LIVE エーデル- Delight』(スタリラ舞台)が上演された。この舞台はスタリラ登場校を主役とした作品となっている。
タグの使われ方としては、巴珠緒や大月あるる、雪代晶等といったゲーム登場キャラクター、およびゲームオリジナル衣装をまとった舞台少女たちを描いたイラストにつけられる例がほとんどとなっている。
5年以上長く続いたソシャゲであったが、2024年7月31日、同年9月30日を以って、ついにサービス終了するということが判明された(これによる詳細については後述)。
作品情報
作品名 | 少女☆歌劇レヴュースタァライト -Re LIVE- |
---|---|
ジャンル | レヴュー&アドベンチャーRPG |
プレイ料金 | 基本プレイ無料(アプリ内課金あり) |
対応OS | iOS 9.0以降、Android OS4.4以降 |
開発会社 | エイチーム |
リリース | 2018年10月21日(Android版)、2018年10月28日(iOS版) |
ストーリー
ゲームシステム上、ストーリーは以下の四つの種類が存在。基本的な時系列はアニメ版最終話後となっており、アニメ版に登場した聖翔音楽学園だけではなくスタリラ出演校の舞台少女たちも登場し活躍するものとなっている。
解放されたストーリーはギャラリーで閲覧可能。
- メインストーリー
ゲームオリジナルのメインストーリーが展開される。
- イベントストーリー
期間限定イベントのシナリオ。イベントステージクリア報酬のアイテムを集めて、ボスに挑む。ボス討伐報酬として舞台少女が獲得できる。イベント配布舞台少女のない場合は、星4舞台少女のガチャチケットが報酬に追加される。過去に獲得した舞台少女のスキンを変更できるメダルが獲得できる復刻イベント(revival)が開催されることもある。
- スクールストーリー
初期に実装されている4校のそれぞれの物語で、聖翔音楽学院では冬休みの一幕、そのほかの3校はメインストーリー1章開始までに現在のメンバーで構成されてから、えるに誘われてオーディションに挑むまで背景が描かれる。
- 絆ストーリー
各舞台少女の絆Lvを上げることで、解放されるストーリーで、星2のキャラでは絆レベルが「10」に達した際に起きる1話のみとなっているが、星3以降のキャラは絆レベルが「10」と「25」に達した時にキャラに纏わるストーリーが、絆レベルが「15」と「30」に達した時に特別な会話が発生する。
メインストーリー
第1章はゲームリリース開始時より配信。
2019年6月1日開始のメインストーリー第7章「削劇『天堂真矢』」からの更新は「新章」と銘打たれ、以降、TVアニメ版監督の古川知宏氏が監修、シリーズ構成の樋口達人氏が脚本を担当することとなった。
2020年10月21日に公開されたメインストーリー第12章「形なき戯曲、未知なる主役」より、物語は「アルカナ・アルカディア」編に突入した。
登場人物
先述したように、舞台版やテレビ版で主役を務める聖翔音楽学園の第99期生以外にも3校の演劇学校が登場し、メインとなるのは聖翔とスタリラ3校を合わせた4校となる。
舞台版発の青嵐総合芸術院はのちに実装されることになる。
プレイアブルキャラクター
各キャラの詳細はスタァライト九九組及び個別記事の項を参照のこと。
愛城華恋(あいじょう かれん)
(キャスト:小山百代)
神楽ひかり(かぐら ひかり)
(キャスト:三森すずこ)
露崎まひる(つゆざき まひる)
(キャスト:岩田陽葵)
西條クロディーヌ(さいじょう くろでぃーぬ)
(キャスト:相羽あいな)
天堂真矢(てんどう まや)
(キャスト:富田麻帆)
星見純那(ほしみ じゅんな)
(キャスト:佐藤日向)
大場なな(だいば なな)
(キャスト:小泉萌香)
石動双葉(いするぎ ふたば)
(キャスト:生田輝)
花柳香子(はなやぎ かおるこ)
(キャスト:伊藤彩沙)
モチーフは日本。
聖翔音楽学園にも劣らない歴史と伝統を持つ名門校。しかしそれだけに校舎や設備も古くなっていて生徒数の減少が続いており、演劇科は廃科の危機に瀕していた。メインストーリー第8章で演劇科は廃科したが、後に演劇同好会に改めた。
巴珠緒(ともえ たまお)
(キャスト:楠木ともり)
演劇科2年。気立てがよく誰にでも優しい、大和撫子然とした舞台少女。学校への思いは人一倍強い。
田中ゆゆ子(たなか ゆゆこ)
(キャスト:佐伯伊織)
演劇科1年。夜更かし朝寝坊が大好きでいつも眠たげ。日本の伝統芸能全般、特に落語が好き。
音無いちえ(おとなし いちえ)
(キャスト:和氣あず未)
演劇科2年。いつも賑やかなムード&トラブルメーカー。中学時代はアイドルを志望していた。
秋風塁(あきかぜ るい)
(キャスト:紡木吏佐)
演劇科1年。珠緒の演技に一目惚れしたことをきっかけに舞台の世界を志した。剣道も得意。
夢大路文(ゆめおおじ ふみ)
(キャスト:倉知玲鳳)
演劇科2年。シークフェルト音楽学院からとある事情で凛明館女学校に転入した。好きな調味料はポン酢。
モチーフはアメリカ。
創立から日が浅いため、派手なイベントを開いたり最新技術を導入したりして生徒を確保しようとしている。しかし世間では、「遊び半分で真剣味が足りない生徒が多い」などといったネガティブな評価もある。
大月あるる(おおつき あるる)
(キャスト:潘めぐみ)
舞台表現コース1年。天性の明るさを持ち、どんなときも決して落ち込まない。高校入学まで舞台は未経験だったが、着実に実力を増している。
叶美空(かのう みそら)
(キャスト:竹達彩奈)
舞台表現コース1年。あるるの幼馴染。劇団を営む両親の元で育ち、舞台への理解も深い。スポーツ万能で食欲も旺盛。
野々宮ララフィン(ののみや ららふぃん)
(キャスト:富田美憂)
舞台表現コース2年。日本人とドイツ人のハーフ。天真爛漫な小動物系。アニメや漫画、特撮が好きでヒーローに憧れている。
恵比寿つかさ(えびす つかさ)
(キャスト:加藤英美里)
舞台表現コース2年。見た目やノリは軽そうに見えるが、舞台の実力は確か。駄菓子屋に寄るのが好き。
胡蝶静羽(こちょう しずは)
(キャスト:佐々木未来)
舞台表現コース2年。実力はフロンティア芸術学校随一。細やかな気配りと穏やかな笑顔を欠かさない、理想のお姉ちゃん的舞台少女。
モチーフはドイツ。
世界規模で人材を集めている、名門の音楽学院。毎年12月には歌劇『Elysion』の公演がある。その歌劇を演じる、学院を代表する5人の生徒には『気高き君(エーデル)』の称号が贈られる。
気高き君(エーデル)
雪代晶(ゆきしろ あきら)
(キャスト:野本ほたる)
舞台俳優学科2年。シークフェルト音楽学院で過去最高の天才と言われ、実力は折り紙付き。生徒会長もつとめている。
鳳ミチル(おおとり みちる)
(キャスト:尾崎由香)
舞台俳優学科2年。いつも晶を補佐する相棒的存在だが、舞台少女としての実力もなかなかのもの。
リュウ・メイファン(りゅう めいふぁん)
(キャスト:竹内夢)
舞台俳優学科1年。中国からの留学生。故郷では子役時代から名を馳せていた。晶を超えるべき壁として強く意識している。
鶴姫やちよ(つるひめ やちよ)
(キャスト:工藤晴香)
舞台俳優学科1年。本心をあまり見せず、イタズラめいた言動が多い。服飾関係に興味を持っている。
夢大路栞(ゆめおおじ しおり)
(キャスト:遠野ひかる)
中等部3年。おとなしい性格で、個性の強い「気高き君」の中では苦労人ポジションになることが多い。文の妹。
2021年11月にスタァライトチャンネルで配信された「スタリラ舞台決起集会」にて発表。
2022年2月の舞台『-THE LIVE エーデル- Delight』に先行出演後、2022年5月からストーリーに登場し、7月から順次実装されている。
全員栞の一学年下の2年生。
高千穂ステラ(たかちほ すてら)
(キャスト:青木陽菜)
シークフェルト音楽学院の学院長・ヴィクトリア=シークフェルトを祖母に持ち、ドイツからシークフェルト音楽学院中等部に転入してきた名門のお嬢様。
大賀美詩呂(おおがみ しろ)
(キャスト:松澤可苑)
ステラの幼馴染であり、世話役として仕える本人曰く「いわゆるメイド」。シークフェルト家のメイドとしての誇りを持ち、完璧を目指す。
小鳩良子(こばと りょうこ)
(キャスト:深川瑠華)
補欠合格で入学し、周りのレベルの高さに苦しみつつも日々稽古に励んでいる。自信を持てないでいるが、負けん気や根性は人一倍。
海辺みんく(うみべ みんく)
(キャスト:久家心)
いつもふわふわ、我が道を行くシークフェルトの異端児。歌、ダンスともに実力はあるが、自由すぎる表現やアドリブのため成績はいまいち。
森保クイナ(もりやす くいな)
(キャスト:佐當友莉亜)
ステラたちのクラスの学級委員長。努力家で常にトップの成績を収める。『エーデル(気高き君)』を尊敬し、特に晶を神格化している。
2020年12月に本格的に実装。各キャラの詳細は個別記事の項を参照のこと。
柳小春(やなぎ こはる)
(キャスト:七木奏音)
南風涼(みなせ すず)
(キャスト:佃井皆美)
穂波氷雨(ほなみ ひさめ)
(キャスト:門山葉子)
その他の登場人物
(キャスト:佐倉薫)
オーディション会場に現れた謎の少女。
(キャスト:??)
ショップの店員をつとめるマスコット。本人(?)はモグラと自称している。
西野える(にしの える)
(キャスト:佐倉薫)
メインストーリー第11章に登場した想像力豊かな少女で、えるの正体。
(キャスト:津田健次郎)
人語を解するキリン。アニメ本編では「オーディション」を主催し、進行を管理する存在だが、今作ではその役割は主にえるとアンドリューが担うことが多いため出番は控えめ。
コロス
今作のメインとなるエネミー。舞台版に登場する敵役「コロス」(希:“群衆”)が初出であるが、設定等は一部異なる。
舞台少女のキラめきに反応し、戯曲を乗っ取ることで人々の記憶から戯曲の内容そのものや時にはその演者すら消し去ってしまう。コロスが奪った戯曲の主演に選ばれた者はオーディション空間で延々と役柄を演じさせられ続けるという地味にエグい存在。
下っ端やボス級など様々な種類があるが一括してこう呼ばれる。またイベント限定コロスはイベントのテーマに沿った独自のデザインとなっている。
舞台少女がコロスを倒し、本来の戯曲や世界線を取り戻すことは削劇と呼ばれる。
雨宮詩音(あめみや しおん)
聖翔音楽学園舞台創造科の99期生で、脚本担当。立ち絵はあるがボイスはなし。
眞井霧子(まさい きりこ)
聖翔音楽学園舞台創造科の99期生で、演出担当。立ち絵はあるがボイスはなし。
櫻木麗(さくらぎ うらら)
聖翔音楽学園2年A組の担任教師。立ち絵は無い。
宇梶 まさ子(うかじ まさこ)
凛明館女学校普通科2年学年主任でのちに発足した凛明館演劇同好会の顧問。
八雲響子(やくも きょうこ)
青嵐総合芸術院の教師で元聖翔音楽学園の第76期卒業生。ボイスはないが、イベント『キラめくふたりは永遠に ~Romeo and Juliet~』にて立ち絵が登場した。
登場楽曲
メインテーマソング
「ディスカバリー!」
作詞 - 中村彼方 / 作曲・編曲 - 本多由紀(Arte Refact) / 歌 - スタァライト九九組
(ほか、凛明館女学校、フロンティア芸術学校、シークフェルト音楽学院の各バージョンもレヴュー曲としてゲーム中に登場)
レヴュー曲(ゲームオリジナル)
「蝶になってみませんか」
作詞 - 中村彼方 / 作曲・編曲 - 田村ジュン / 歌 - 凛明館女学校
「鬼紅忍絵巻 -おにくれないにんえまき-」
作詞 - 中村彼方 / 作曲・編曲 - 片山将太 / 歌 - 夢大路文、秋風塁
「ショウタイム フロンティア!」
作詞 - 中村彼方 / 作曲・編曲 - 佐々倉有吾 / 歌 - フロンティア芸術学校
「キミも私もアリス」
作詞 - 中村彼方 / 作曲・編曲 - 藤井健太郎 / 歌 - 大月あるる、叶美空
「プラチナ・フォルテ」
作詞 - 中村彼方 / 作曲・編曲 - 堤功太 / 歌 - シークフェルト音楽学院
「Rose Poems」
作詞 - 中村彼方 / 作曲・編曲:三好啓太 / 歌:雪代晶、夢大路栞
レヴュー曲(アルカナ・アルカディア)
「信じる者に門は開かれる」
作詞 - 中村彼方 / 作曲・編曲 - 小高光太郎・矢野達也 / 歌 - 星見純那・花柳香子・秋風塁・田中ゆゆ子
「命尽きても尽き果てず」
作詞 - 中村彼方 / 作曲・編曲 - 山本慶太郎 / 歌 - 愛城華恋・石動双葉・鳳ミチル・夢大路栞
「罪がないのならばそれが罪だ」
作詞 - 中村彼方 / 作曲・編曲 - 矢野達也 / 歌 - 音無いちえ・夢大路文・露崎まひる・大場なな
「闇を照らすもの」
作詞 - 中村彼方 / 作曲 - 伊藤賢治 / 編曲 - 藤井亮太 / 歌 - 大月あるる・叶美空・恵比寿つかさ・胡蝶静羽・野々宮ララフィン
「永遠ハ死シテ生キル」
作詞 - 中村彼方 / 作曲・編曲 - 小松一也 / 歌 - 雪代晶・リュウ・メイファン・巴珠緒・神楽ひかり・西條クロディーヌ
「星の少女、月に少女」
作詞 - 中村彼方 / 作曲・編曲 - 谷ナオキ(HANO)・廣澤優也(HANO) / 歌 - 鶴姫やちよ・天堂真矢・大月あるる・愛城華恋
CD「ラ・レヴュー・エターナル」
2019年10月16日発売のCD「ラ・レヴュー・エターナル」では、登場する全てのキャラクターが出演している。
収録されている楽曲は以下の通り。
1.「追って追われてシリウス」
2.「ゼウスの仲裁」
3.「御してぎょしゃ座」
(出演:星見純那・田中ゆゆ子・野々宮ララフィン・リュウ・メイファン)
4.「裏切りのクレタ」
(出演:天堂真矢・大場なな・鳳ミチル・鶴姫やちよ・恵比寿つかさ・胡蝶静羽)
5.「1等星のプロキオン」
6.「逆境のオリオン」
ミニアニメ
『少女☆寸劇(コント) オールスタァライト』は、2019年7月5日からゲーム内で配信されているミニアニメ。YouTubeでも配信されている。
ポジションとしては、同じブシロードが企画する『BanG_Dream!』における、『ガルパ☆ピコ』に相当する。
当初はスタリラに登場する舞台少女も登場することもあって、多くのファンから期待されていたミニアニメであり、本作のサービス終了後も(DVDが発売されている関係上)簡単にスタリラに登場する舞台少女が見れる貴重な作品にもなっているが、悪い方向でのキャラ改変や雑な目に遭うキャラが非常に多く(特に第4話『トップバッターは誰だ!?』のメイファンと栞のキャラ改変は多くのファンから批判を受けた)、唐突な展開(特に第5話の男性プロレスラーの登場など)が多く、ファンでも困惑を受けやすい展開が多かったということもあり、ファンの中には黒歴史扱いする者も多い作品である。詳しくは当該記事を参照。
主題歌:「舞台少女体操」
作詞 - 中村彼方 / 作曲・編曲 - 石倉誉之、小林克也 / 歌 - スタァライト九九組
コラボ・連動
ここでは、コラボ・連動イベントについて述べる。
表記順は、イベントとして開催されたものはイベント開始日を基準にしている。
2018年12月7日にキズナアイ、電脳少女シロ、ヨメミ、ときのそらによる「VSレヴュー」トーナメント対決の特別コラボ動画が公開された。
2019年6月~14日にコラボし、ログインボーナスとして限定イラストメモワール「ガルパ×スタリラ コラボ開催記念」やコラボシアターアイテム「ミッシェルのぬいぐるみ」が登場し、更に期間中はユニット編成にて、「二重の虹(ダブル レインボウ)」、「ツナグ、ソラモヨウ」、「もういちど ルミナス」、「Neo-Aspect」、「キミがいなくちゃっ!」がレヴュー曲として選択できた。更に2020年7月にはコラボイベント「イニシャル」が行われ、Poppin'Partyのメンバーが登場してレビュー曲としてPoppin’Partyが披露したアニメ『3rd Season』のOP曲『イニシャル』が華恋、ひかり、珠緒、あるる、晶のコラボレヴュー曲を披露した。
2019年6月にコラボし、限定イラストメモワール「「カードキャプターさくら」衣裳」やコラボシアターアイテム「ケロちゃんのぬいぐるみ」が登場した。
2019年9月にコラボし、描き下ろしイラストメモワールや24人の舞台少女たちが動物のコスチュームを着用したちびキャライラストが登場し園内ではオリジナルグッズやコラボフードの販売を実施した。|
戦姫絶唱シンフォギアシリーズ
2019年9月に『AXZ』とのコラボイラストメモワール「『戦姫絶唱シンフォギアAXZ』衣裳」やコラボシアターアイテム「アルカ・ノイズのぬいぐるみ」が登場した。更に2021年2月にはアプリゲーム『XD UNLIMITED』とのコラボイベント「外典オレステイア」が行われ翼、マリア、響が共演してレビュー曲としてマリアと翼のデュエット曲『不死鳥のフランメ』が真矢とクロディーヌのコラボレヴュー曲を披露した。その後、XDにおいて行われたコラボクエスト第10弾として本作による逆コラボイベント『Revue_must_Go_on』が発表されそちらに華恋、ひかり、ななが登場した。
2020年5月にコラボイベント「ピュグマリオンの友達」が行われ、実際に登場しまひると共演した。
2020年6月に連動キャンペーン」が行われ、後に2021年2月に東京ドールズ側からコラボイベントを行われ華恋がプレイアブル参戦を果たした。
2020年9月にコラボし、限定シアターシアターアイテムが登場した。
2020年11月にコラボイベント「キラキラ輝くステージで」が行われ、Aqoursのメンバーが共演して、期間中は「君のこころは輝いてるかい?」がレヴュー曲として選択できた。
2020年12月にコラボイベントが開催され、連動ログインボーナスが登場した。
2021年3月にコラボイベント「奇異共演のリプロダクション」が行われ、鳳凰院凶真(岡部倫太郎)と共演した。
2021年6月にスタリラでコラボイベント「栄冠は君にキラめく」と「聖翔ナインの終わらない夏」が開催され、球団別のユニフォーム姿の九九組の限定メモワールが登場した。
2021年9月にコラボイベント「咲き逢いし乙女たち」が行われ、さくら、エリカ、ジェミニが共演してプレイアブルとして実装された。
earth music&ecology Japan Label
2021年8月に学校別にイメージしたオリジナルファッションアイテムが販売され、同期間のゲーム内では限定メモワールと、ゆゆ子とやちよの限定衣装が登場した。
同年10月にも第2弾が開催され、新たな限定メモワールと双葉と香子の限定衣装が登場した。
2022年11月にトロフィーロードと連動したコラボイベント「第8回トロフィーロード~群像・ベルサイユのばら~」が行われ、限定衣装のクロディーヌと真矢と小春が登場した。
2022年11月から2023年2月にかけて「ToKoPo新規入会プレゼントキャンペーン」が開催された。
2023年2月からコラボイベント中の人ネタでひかりと静羽の限定衣装が登場した。
サービス終了
多くのスタァライトファンに支えられたスタリラであったが、キャラクターの魅力こそあったものの、その一方でゲーム性は、アルカナ・アルカディアの実装以降、悪化していく舞台少女のパワーインフレが最大の原因で新規勢はもちろんのこと、継続的に投資し続けないと敷居が高くなってしまい、本作が楽しめなくなってしまうという問題点が存在していた。それでもストーリー面やキャラの魅力の評価は高く、5年以上も続くソシャゲになったが、前述した通り、2024年7月31日、同年9月30日を以ってサービス終了するということが判明された(参考①、参考②)。
同日に公開されたプロデューサーレターによると、これ以上満足できる運営を持続していくことが困難な状況になってしまったため、慎重に検討を重ねた結果、サービス終了の決断をすることになったとのこと。
確かに、6周年に入ってから、スタリラに異変が起きている状況だった。代表的な本作のサービス終了の原因と思われる事例として、以下の二つが存在する。
- ★5舞台少女
6周年に入る2023年10月13日に予告無しで実装された新たなレアリティ。だが、これまで登場してきた★4舞台少女を否定するような総合力の高さと、強力な能力を持つスキル「座長スキル」や「開演スキル」を所持しているということから、舞台少女のパワーインフレがさらに悪化することになった。
『BanG Dream! ガールズバンドパーティ!』でも、6周年大型アップデートが行われた2023年3月の際に★5キャラが実装されたということもあり、それに見習って、スタリラも★5舞台少女が実装されたという可能性も高い。しかし、それによって、同年にイベントの開催中に予告無しで実装され、批判的な意見が多く、今後に対する杞憂の声が高まってしまう事態になってしまった『アサルトリリィ Last Bullet』のアルティメットメモリアと同様、★5舞台少女の登場は多くのファンも「(インフレによって)破壊され尽くした環境を更に壊すのか」などのような批判の声が多かった。
パワーインフレを引き起こす新要素を追加させるということ自体は、ファンにとっては批判点になりやすい部分であり、実際に★5キャラが実装したガルパに至っては、ステータスなどのインフレに対する懸念が高まってしまう事態になっていたし、アルティメットメモリアを実装させたラスバレも、パワーインフレに対する懸念の声が高まっただけではなく、2022年からメインストーリーのフルボイス消滅やデート・ア・リリィに関連する騒動によって迷走が続いていたラスバレに対する杞憂の声も高まったということを考えると、スタリラの★5舞台少女は、ガルパの★5キャラやラスバレのアルティメットメモリアの二の舞になってしまった可能性も高い。
さらに2023年11月になると、「Space A la mode」のコラボによる新舞台少女や、★4の代わりに★5舞台少女が実装されるようになった誕生日限定舞台少女などによって★5舞台少女が一気に増えてしまい、これまで多くのユーザーがお世話になったことが多い★4舞台少女は完全に産廃レベルで使われなくなってしまい、パワーインフレが悪化してしまう事態になってしまった。
スタリラは、舞台少女のパワーインフレによって、3か月前に登場した舞台少女が、(新たに登場した舞台少女によって)普通に産廃レベルになってしまうという事例が何度も発生しているのだが、★5舞台少女の登場は、まさに古参勢にとっては長らくお世話になった★4舞台少女を切り捨てるかのような出来事とも言える。そのため、舞台少女のパワーインフレが一気に悪化したことで、次々とスタリラから離れた人が続出した可能性もある。
★5舞台少女の増加と共に、VSレヴューの主流は★5舞台少女がメインとなったが、その所持数にも舞台少女毎に格差が存在し、(2024年9月に実装される「★5 最後のレヴュー Encore 愛城華恋」も含めると)純那を除いた聖翔音楽学園の舞台少女とやちよは5人以上も所持しているのに対し、美空とステラは1人しか持っていない(しかも後者は2023年に実装された「騎士エイラ」以降、新舞台少女が実装されないという事態になってしまった)状況になった。しかも、スタリラで本格的に登場した舞台少女も実装される★5舞台少女の誕生日限定舞台少女やアルカナ・アルカディアは途中で打ち切りになったのに対し、劇場版関連の★5の聖翔の舞台少女は全て登場させるという点もあり、本作における聖翔音楽学園の舞台少女の過剰な優遇が再び目立つようになってしまった。
そのため、★5舞台少女の登場によるパワーインフレが原因で、古参勢にはもちろんのこと、無課金勢も呼び込めない状況になり、これ以上満足できる運営を持続することが困難になってしまった可能性もある。
- 開発会社のエイチームの情報漏洩
スタリラのサービス終了以前、ブシロードのモバイルコンテンツは全体的に赤字となっている状態であり、近年ではブシロードのソシャゲを整理していく体制に変化し、それによってサービス終了してしまったブシロード関連のソシャゲが多かった(『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル2 MIRACLE LIVE!』や『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』など。特に前者はリリースしてから11ヶ月という、あまりにも早すぎる期間の短さでサービス終了している)。
この影響を受けて、一部のブシロード関連作品では、(ブシロードの迷走や相次ぐソシャゲのサービス終了を予測しているかのように)運営・開発を変更し、ブシロードから独立した作品も存在している。かつてブシロードが関連していた作品である『アサルトリリィ Last Bullet』や『D4DJ Groovy Mix』を例にすると、前者は2022年6月にブシロードが運営・開発から撤退、後者は2024年6月にブシロードから株式会社Donutsに運営移管し、両作品ともにブシロードから独立した作品になっている。
その一方、スタリラは、2023年12月にエイチームが情報漏洩してしまうという不祥事が発生(参考)。それにより、エイチームに対する信用度が減ってしまい、ブシロードからエイチームに運営移管することが困難になってしまったことから、スタリラのサービス終了の決断をした可能性もある。
- サービス終了発表後の動き
本作のサービス終了が発表された後も、サービス終了までの残り時間までの間、「カーテンコールキャンペーン」として、メインストーリーや過去イベントストーリーの一挙公開などを用意していた。
約4年間配信が続いていた番組である「スタリライブ配信中」は、2024年9月25日で最終回を迎えた。同年12月22日に開催される、スタァライト史上初の楽曲総選挙である「スタァライト楽曲総選挙」や2025年2月に朗読劇第5弾が開催されることが判明された他、スタリラが歩んできた6年間を詰め込んだ公式メモリアルブック(イラストや物語、キャストによる特別コメントを含めて600ページ越の大ボリュームで収録されることが判明されている)が制作されることが決定された。
しかし、多くのファンが望んでいたことも多かったのであろう、スタリラのオフライン版については、残念ながら発表されず、最終回を迎えた「スタリライブ配信中」は終了してしまったことから、スタリラのオフライン版の切り替えは絶望的な状況になってしまった。
なお、本作がサービス終了しても、「少女☆歌劇レヴュースタァライト」の物語は今後も続いていくとのことである。実際にスタリラのサービス終了発表から数日後には、家庭用ゲームとして舞台奏像劇 遙かなるエルドラドが発売されている。
そして、2024年9月30日16時を以って、多くのファンに惜しまれつつも、スタリラはサービス終了を迎えることになった。なお、その際にイラストも公開されたのだが、晶の指が6本に見えるようなイラストになってしまったのか、後に修正版のイラストも投稿している(参考(修正前)、参考(修正後のイラスト))。
- サービス終了による影響
なお、このサービス終了によって、同年4月~7月まで登場していたEncore版のアルカナ・アルカディアや、2024年でも順次実装されていた誕生日限定舞台少女が事実上打ち切りになってしまう事態になってしまった。
だが、それ以前に問題なのは、本作のサービス終了によって、新規スタァライトファンへの接点が一つなくなってしまい、古参勢に対してもスタリラのサービス終了によって訴求力が低下してしまう懸念もある。
特にスタリラがサービス終了すること、そして、前述の「スタリライブ配信中!」最終回で発表されなかったことも影響して、オフライン版に切り替えることが絶望的になったことにより、それ以外に新規スタァライトファンに勧められるメディアがアニメ版・劇場版・舞台・朗読劇に狭まる状況になり、新規スタァライトファンとの接点が少なくなってしまうだろう。今後次第ではスタリラのサービス終了後にアニメ版・劇場版・舞台・朗読劇によって新規スタァライトファンになった人も、(パワーインフレによる対戦環境の悪化や前述のオールスタァライトの評判の悪さ、運営の杜撰な対応を除けば)キャラの魅力やストーリー面で評判が高かったスタリラの存在を忘れてしまう可能性も高い。
さらに、公式からの待遇が少なかった凛明館女学校やフロンティア芸術学校の舞台少女の今後を心配する人も続出している(この懸念が多く出てしまった原因としては、凛明館・フロンティアの舞台少女のキャストにビッグネームを揃えてしまったという理由もあるが、公式からフィーチャーされる機会が多かったのはアニメ版・劇場版で主役になった聖翔の舞台少女であり、公式による聖翔の舞台少女のえこひいきが原因だと考える人も存在する。なお、余談になるが、ソシャゲのキャラの扱いの格差については、本作に限らず、『アサルトリリィ Last Bullet』(あちらも公式による百合ヶ丘女学院のリリィのえこひいきが発生することがある)などでも発生している問題点であり、日本のソシャゲにおける問題点の一つになってしまっている)。
一応、家庭用ゲームとして舞台奏像劇 遙かなるエルドラドが2024年8月に発売されたのだが、あちらは聖翔の舞台少女がメインとなる作品であり、スタリラで本格的に登場した凛明館やフロンティア、シークフェルト(中等部も含む)の舞台少女は一切登場していない。
ミニアニメに少女☆寸劇オールスタァライトが存在し、あちらならスタリラで本格的に登場した舞台少女(但し一部の舞台少女は未登場)を見ることが出来るが、前述した通り、劣悪なキャラ改変や、ファンでも疑問視されることが多い唐突な展開(男性プロレスラーが登場する話まである)が多く存在したということもあって、多くのスタァライトファンも黒歴史に認定していることが多い問題作になってしまっている。そのため、スタリラのサービス終了後にアニメ版などを通じて新規スタァライトファンになった人にオールスタァライトを勧められにくいという難点もある。
現在進行中の舞台・朗読劇も、前者は更新が遅い上に聖翔の舞台少女の物語は完結済みであること、後者はキャラに惚れたファン向けということもあり、新規勢の参入にハードルがあるという問題点がある。
また、スタリラでの聖翔の舞台少女のえこひいきが原因で、アニメ・舞台の双方で聖翔の舞台少女9人が卒業した後の、スタァライトを安心して新しい物語を任せられる舞台少女が不在になってしまう可能性もあるという問題も発生している。
そのため、ソシャゲがサービス終了した後、新作のソシャゲがリリースされる予定の『魔法少女まどか☆マギカ』のように、もう一度スタリラのアプリゲームを作ってほしいという願望を持つスタァライトファンも少なからず存在している。
関連イラスト
関連動画
『少女☆歌劇レヴュースタァライト -Re LIVE-』プロモーションビデオ(2018年6月)
『少女☆歌劇レヴュースタァライト -Re LIVE-』ゲームシステム紹介(2018年10月)
『少女☆歌劇レヴュースタァライト -Re LIVE-』配信開始コマーシャル(2018年10月)
『少女☆歌劇レヴュースタァライト -Re LIVE-』新コマーシャル 通常版(2018年12月)
【スタリラ】聖翔音楽学園 紹介ムービー(2019年2月)
【スタリラ】凛明館女学校 紹介ムービー(2019年2月)
【スタリラ】フロンティア芸術学校 紹介ムービー(2019年2月)
【スタリラ】シークフェルト音楽学院 紹介ムービー(2019年2月)
【スタリラ】新アニメーションPV(2019年10月)
舞台『-The LIVE エーデル- Delight』ハイライト映像(2022年2月)
『アフレぐ!〜Aufregendes leben〜』アニメーションPV(2022年10月)
関連タグ
総合 | 少女☆歌劇レヴュースタァライト メディアミックス 舞台 ゲームアプリ / スマホゲーム |
---|---|
ジャンル | ロールプレイングゲーム ADV |
登場校 | 聖翔音楽学園 凛明館女学校 フロンティア芸術学校 シークフェルト音楽学院 (中等部) |
二次創作関連 | 少女☆歌劇レヴュースタァライトのカップリングタグ一覧 |
カードゲーム | ヴァイスシュヴァルツ(参戦作品の一つになっている) Reバース(こちらも参戦作品の一つになっているのだが、(マイシアターで東山有のイラストが描かれている置物が登場するというコラボがあったのに)何故か他の参戦作品よりも扱いが非常に悪い) |