By shedding many tears,the reality you face is...
暗躍する脅威が、牙を剥く
顕現強襲ーーパヴァリア光明結社
今再び、問いかけよう。その胸に、歌はあるか
一にして全なるモノが死を灯す
概要
『戦姫絶唱シンフォギアシリーズ』第4弾。2017年7月1日(土)深夜より放送開始。
「シンフォギアライブ2016」で5期共々制作が発表されたテレビシリーズ第4期に当たる。
BS11で行われた第1期の再放送最終回直後の2017年3月31日(金)深夜に情報が解禁された。
「AXZ」は「アクシズ」と読む。
『無印』(1期)『Gシリーズ』(2~3期)に続く、言うなれば第3シーズンに当たるエピソード。
己の正義を信ずる者同士が対立し合うというシナリオは『G』と被る部分があるものの、「これまで築いてきたものを握ってどうぶつかっていくか」という点に重きが置かれており、やるせない不条理を描いた『GX』との差別化が図られている。
第5期に続くことが事前に決まっていたためか、従来通りの極端なまでのシナリオ密度はないものの、その分アクションシーンは多めの娯楽作となっている。ユニゾン(デュエットによる連携)の戦術への本格導入など、新たな試みも多い。
あらすじ
『GX』の魔法少女事変から約1か月後、世界の平和と家族の絆を取り戻した立花響は、海に山に夏祭りに、余すところ無く夏休みを満喫していた。お盆には千葉の実家に戻り家族揃って鍋も堪能したりと彼女の日常は満ち足りていた。
しかし、そんな日々も長くは続かない。そう、夏休みの宿題が殆ど片付いていないのだ。学生の本文と言うある意味何よりも過酷な最大の敵に必死に抗っている夏のワンシーン。
今回の舞台は平和な日々のツケが回って来た夏の終わり。リディアンの登校日を切っ掛けに新たな戦いが始まる。
登場人物
シンフォギア装者
マリア・カデンツァヴナ・イヴ(CV:日笠陽子)
私立リディアン音楽院
超常災害対策機動部タスクフォースS.O.N.G.
パヴァリア光明結社
アダム・ヴァイスハウプト(CV:三木眞一郎)
その他
用語
パヴァリア光明結社
今作における敵対勢力である組織。
アニメ第2期『戦姫絶唱シンフォギアG』第12話前半において、米国国家安全保障局と並んで月の落下を隠蔽していた組織として、同話冒頭のマリアの演説の中で名前だけは語られていた。
その実態は錬金術師達の集団であり、『GX』の敵対者であったキャロル・マールス・ディーンハイムの背後組織である。これまで『シンフォギア』の世界の歴史の裏側で暗躍してきたらしい。
サンジェルマン、カリオストロ、プレラーティの3人はこの組織の幹部。統制局長はアダム・ヴァイスハウプト。
スタッフ
監督:小野勝巳
シリーズ構成:金子彰史
音楽プロデューサー:上松範康
キャラクター原案:吉井ダン
キャラクターデザイン/総作画監督:藤本さとる
アニメーション制作:サテライト
製作:Project シンフォギアAXZ
主題歌
オープニング
- 「TESTAMENT」
作詞/歌:水樹奈々
作曲:上松範康(Elements Garden) 編曲:藤田淳平(Elements Garden)
※2017年7月19日(水)に発売されるシングル「TESTAMENT」に収録。
エンディング
- 「Futurism」
歌:高垣彩陽
作詞:mavie 作曲:藤田淳平(Elements Garden)
※2017年8月2日(水)に高垣氏の11thシングルとして発売。
キャラクターソング
2017年7月5日(水)より毎週水曜日に全6枚が発売された(8月2日は無し)。
第1弾/立花響
発売日:2017年7月5日(水)
①「負けない愛が拳(ここ)にある」
作詞:上松範康(Elements Garden) 作曲/編曲:藤間仁(Elements Garden)
②「花咲く勇気」
作詞:上松範康(Elements Garden) 作曲/編曲:母里治樹(Elements Garden)
第2弾/マリア・カデンツァヴナ・イヴ
発売日:2017年7月12日(水)
①「Stand up! Ready!!」
作詞:上松範康(Elements Garden) 作曲:菊田 大介(Elements Garden) 編曲:岩橋 星実(Elements Garden)
②「Stand up! Lady!!」
作詞:上松範康(Elements Garden) 作曲/編曲:藤永龍太郎(Elements Garden)
第3弾/風鳴翼
発売日:2017年7月19日(水)
①「月下美刃」
作詞/作曲:上松範康(Elements Garden) 編曲:菊田大介(Elements Garden)
②「ルミナスゲイト」
作詞/作曲:上松範康(Elements Garden) 編曲:藤間仁(Elements Garden)
第4弾/雪音クリス
発売日:2017年7月26日(水)
①「GUN BULLET XXX」
作詞:上松範康(Elements Garden) 作曲/編曲:藤田淳平(Elements Garden)
②「とどけHappy♡うたずきん!」
作詞/作曲:上松範康(Elements Garden) 編曲:菊田大介(Elements Garden)
※②は劇中作『快傑☆うたずきん!』の曲をAXZ本編終了後のクリスがカラオケで唄っているという設定(公式用語解説より)。
第5弾/暁切歌
発売日:2017年8月9日(水)
①「デンジャラス・サンシャイン」
作詞:上松範康(Elements Garden) 作曲/編曲:母里治樹(Elements Garden)
②「はっぴー すまいる ばけいしょん」
作詞/作曲:上松範康(Elements Garden) 編曲:末益涼太(Elements Garden)
第6弾/月読調
発売日:2017年8月16日(水)
①「メロディアス・ムーンライト」
作詞:上松範康(Elements Garden) 作曲:母里治樹(Elements Garden) 編曲:岩橋星実(Elements Garden)
②「Draft folder」
作詞:上松範康(Elements Garden) 作曲/編曲:末益涼太(Elements Garden)
挿入歌
①「激唱インフィニティ」
歌:立花響×風鳴翼×雪音クリス
②「旋律ソロリティ」
歌:マリア・カデンツァヴナ・イヴ×月読調×暁切歌
※①と②は共にDVD&Blu-ray第1巻の期間・初回限定封入特典であるボーナスCDに収録予定。
映像ソフト化
2017年9月下旬より毎月1巻ずつ発売予定。販売形式はDVDとBlu-ray。
第1巻:2017年9月27日(水)
第2巻:2017年10月25日(水)
第3巻:2017年11月29日(水)
第4巻:2017年12月27日(水)
第5巻:2018年1月31日(水)
第6巻:2018年2月28日(水)
関連公式動画
特報
PV
上映会アフタートーク
余談
戦姫絶唱シンフォギア3.5
スマートフォン専用アプリ『戦姫絶唱シンフォギアXD』にて、第3期『GX』と今作(第4期)の間の物語「アレキサンドリア号事件」が描かれる模様。公式HPプロローグの「シンフォギアを身に纏わなければならない超常の事件」と言う一文はこの事件を表していると思われる。
同エピソードで描かれた哲学兵装という要素が、今作終盤に大きく影響を及ぼすことになるが、用語自体は『GX』が初出であるので、未プレイでも内容を理解することは可能になっている。
今作初の要素
シリーズ恒例の「第1話のライブシーン」が今作には存在しない。理由はこれを提案した金子氏曰く「昨今、音楽シーンを採用するアニメが増えて来ており、それならシンフォギアでやる必要性は無いと考えた」「『歌いながら戦う』等のシンフォギアらしさを伸ばすべきではないかと考えた」からとの事。
今作はシリーズで初めて、脚本執筆に金子彰史氏以外のサブライターが参加することになった。
これは金子氏が病気を患い、全話をフルに書くことが難しくなったがための緊急措置であるとのこと。
とはいえ、ライターの変化による作風の違いは、これまでの経験から金子氏の作家性を好んでくれたファンへの不義理になると考え、完成した脚本にも変化を一兆分の一も感じないほどの大幅なリライトを入れているという。
先行上映会
2017年6月26日(月)にTOHOシネマズ新宿で、今作の第1話プレミア先行上映会が行われた。上記の関連動画の「上映会アフタートーク」はこの上映会のアフタートークである。
変身バンク
毎回恒例のクオリティの高い変身バンクだが、今回は毎回入っていたギア装着時の元の衣服脱着が聖詠を歌っている口元中心に映るようになっている事で省略され、これまで描かれてきた装者がインナーを纏うまでの全身が映らないようになっていた。その代わり、ギア装着時の演舞やアクションはいつも以上に派手になっている。
外部リンク
関連タグ
評価タグ
シンフォギア100users入り シンフォギア500users入り シンフォギア1000users入り
シンフォギア小説50users入り シンフォギア小説100users入り
シリーズ作品一覧
第1期:戦姫絶唱シンフォギア
第2期:戦姫絶唱シンフォギアG
第3期:戦姫絶唱シンフォギアGX
第4期:戦姫絶唱シンフォギアAXZ
第5期:戦姫絶唱シンフォギアXV