「友の危難を前にして、鞘走らずに居られようかッ!」
CV:水樹奈々
プロフィール
誕生日 | 5月25日 |
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年齢 | 18歳→19歳 |
血液型 | B型 |
身長 | 167cm |
スリーサイズ | B81W57H83 |
人物像
日本を代表する女性トップアーティストであり、アメノハバキリのシンフォギアをまとい特異災害と戦う若き防人。
さらりとした青いロングヘアのてっぺんを、櫛のような髪飾りで一房結った八分音符みたいな髪型がトレードマーク。
有史以来日の本を影から支え続ける護国の一族・風鳴家の生まれであり、幼少期より厳しい戦闘訓練を重ね、その身を「剣(ツルギ)」として鍛えてきた戦いのエキスパート。
祖父は特異災害対策機動部二課の初代司令である風鳴訃堂で、父は内閣諜報官の風鳴八紘。二課現司令である風鳴弦十郎は叔父にあたる。
ただし、噂では訃堂が「家の血」への固執から八紘の妻を寝取って産ませた子らしく、それを事実とするなら八紘や弦十郎は異母兄にあたる。そのことは彼女自身も既に知っており、後述のように彼女の人格形成に負の影響を与えてきた部分もある。
真面目すぎるくらい真面目な性格で、年長者として後進を導く立場にある事を心得ているが、あまり融通の利く方ではないため周りに厳しく当たることも多々ある。しかし、その本質は繊細かつ寂しがり屋で心優しい少女のそれであり、素が出るといつもの芝居がかった武士口調が抜けて普通の喋り方になる。この剣……かわいいッ!
響や未来、クリスとの邂逅と共闘を経て、周囲に心を開くようになってからは、学友達ともある程度打ち解けており、いわく「付き合ってみると意外と自分達と変わらない」とのこと。
『XD』では、紆余曲折の末に異世界の奏と心を通わせるようになった際には、奏に対して寂しがり屋でしおらしい態度が再び現れるようになり、凛々しい言動しか知らない響やマリア達を大変驚かせていた。
ただし、歌手活動や戦闘訓練に明け暮れていた反動から生活能力はかなり低く、所謂「部屋を片付けられない人」。その汚部屋女子っぷりたるや、病室ですら目を離すとすぐ散らかしてしまい、テレビのリモコンも頻繁に行方不明になるほどで、響やマリアに「強盗か何かと争った跡」「敵襲を受けた」と誤解されたほど。その辺りは二課のエージェントにして自らのマネージャーを務める緒川に任せきっている。
また、マリアが「休みが欲しい」と嘆いてるのを聞いた時には、休み取るためにS.O.N.Gの任務もアーティスト活動も真面目にやればいいのでは無いかと素直に言うなど仕事人間なところがあり緒川からちゃんと休みを取った方が良いとキッパリ言われている。
『戦姫絶唱しないシンフォギアXV』でのマリアの発言によれば、下着の上下が違っても気にならないほどズボラらしい(一応、ファッションセンスは人並みにはある模様)。
芸事についても歌以外はからっきしで絵心もまるでなく、戦場やステージで常に最前線を張り続けているにもかかわらず意外と弱点が多い。(あまりにへったくそな武士ノイズの似顔絵はあまりにも有名)
なお、じゃんけんのチョキは、本人いわく「カッコいいチョキ」であるとして、親指と人差指だけを出す田舎チョキを使っている。ある意味前述したような、歳相応の感性の表れかもしれない。
尊敬する歌手は「恋の桶狭間」を代表曲に持つ演歌歌手・織田光子。その惚れ込み具合は筋金入りで、幼い頃ですら彼女の曲をカバーしてよく父に聴かせていたという。必殺技名にも、恋の桶狭間に出てくるフレーズがいくつも盛り込まれている。
活躍
戦姫絶唱シンフォギア
かつては父・八紘から否定され、彼に認められたいがために家を飛び出し、自己研鑽を続けてきた経緯を持ち、その最中に聖遺物の欠片たる天羽々斬を起動させたためにノイズとの戦いに身を投じることを宿命付けられた。
当初は自身の境遇を悲観的に捉え、自信を持てないでいたが、天羽奏と出会い、彼女の成長と共に自身の使命に気付き自らも成長。奏に励まされながらも共にヴォーカルユニット「ツヴァイウィング」を結成した。
しかし、ツヴァイウィングのライブ中に出現した(実際にはそれと平行して行われていたネフシュタンの鎧の起動実験でこれを奪取すべくフィーネが放った)ノイズと戦うが、その際に相棒である奏を喪う。
奏の死後は「自分が弱かったから奏は死んだ」という後悔の念からその使命感を歪(いびつ)とも言える形で強め、私立リディアン音楽院に学生として通いながら、歌手活動もノイズとの戦いもソロで続けていた。そんな中、その胸に奏のギアが宿っている立花響の存在を知り、複雑な思いを抱く。
防人として戦う理由の多くを奏に依存していたため、当初は戦う覚悟がなかった響が奏のギアを受け継いだことに否定的だった。が、響が戦士として生きる覚悟を決めて努力するようになってからは、徐々に彼女を認めるようになっていった。
戦姫絶唱シンフォギアG/GX
雪音クリスやF.I.S.に所属していた装者達といった仲間が加わりチームとなってからは、任務では現場指揮官的な役割を担うようになる。年上のマリア以外は基本的に苗字の呼び捨てで呼んでいる。
自身の使命や歌に対する気持ちと向き合い、「ノイズが駆逐されたら世界を舞台に歌う」という夢を叶えるため、リディアン卒業後はイギリスに渡り歌姫として活躍。しかしシンフォギア装者達を襲うオートスコアラーの存在が認められると再び戦場に舞い戻り、剣を振るう事となる。
そしてGX第9話におけるファラとの戦いの最中、父がこれまで自分に辛く当たってきた真意と、確かな自分への愛を知り、長年のわだかまりを解消するとともに、剣と鍛え続けた己を真に「翼」と定め、これからも夢を叶え続ける事への決意を新たにファラの剣殺しを手折り、勝利した。
魔法少女事変収束後は再びイギリスへ発つが、行きの空港ではマリアが待っており……
「たまさか、私もイギリス行きなのよね」
「ふふっ、たまさか、ね……?」
「───〜ッ、やっぱりこの剣、可愛くないッ!///」
戦姫絶唱シンフォギアAXZ
実はマリアが渡英した目的は八紘からの頼みでパヴァリア光明結社の思惑を探る事であり、翼は歌手稼業の傍らでそれを手伝っていた。
長年彼女を雁字搦めにしていた確執は前期までにあらかた解消されたためか、彼女自身は特にドラマに絡んでくる事はなく存在感の薄さは若干否めないが、その分バトルでは非常に生き生きしており、要所で後輩達を気遣い助言をするなど、盤石な先輩としての風格が板に付いてきた様子を見せている。
戦姫絶唱シンフォギアXV
先輩装者及び世界の歌姫として円熟したかと思われたのも束の間、今期にてシリーズ最大の試練に見舞われる事になる。
第2話「天が墜ちる日」。マリアと共に再び臨んだ日本での凱旋ライブにて、パヴァリアの残党一派「ノーブルレッド」の1人・ミラアルクが大量のアルカノイズをバラ撒き、観客の大虐殺を展開する。
結果としてステージに詰めかけていた10万もの来客は全滅。翼自身もあまりにも外道なやり口に激昂し、目の前でファンの一人が人質にされた末に直接ミラアルクの手に掛けられるのを見せつけられ、半狂乱になった隙にミラアルクの魔眼で精神を掌握されてしまうという最悪の結末に終わってしまった。
その後、訃堂から「防人」としての使命を果たせなかった不甲斐なさを叱責されただけでなく、「歌で世界は守れない」と、自らの「歌手」としての情熱も誇りも全否定されてしまう。結果、S.O.N.G.が一時的に活動を制限されていた時の戦いでは、ミラアルクの幻覚に翻弄されたことも手伝って、街を半壊させるほどの見境の無い戦いを展開する。本部に戻った後も余裕の無さは尾を引き、仲間達にまで噛み付くようになる。
お察しの通り、一連のノーブルレッドによる破壊活動は、全て訃堂が手引きしており、その目的は神の力の占有の他に、孫にして実娘である翼を自らの後継者───血も涙もない護国の鬼に仕立て上げる事にあった。そのためにミラアルクが翼に施した魔眼の刻印を利用し、通信越しに何度も洗脳を行った上で「果たして其処はお前の戦場か?」「道に迷う事有らば何時でも訪ねよ」と誘導しており、ついにはシェム・ハの復活に乗じてその依代となった未来を風鳴邸へと拉致させた。
後に訃堂本人の護国災害派遣法違反が露見し、風鳴邸への強制捜査が始まった際、「引きずってでも翼を連れ帰る」ために同行したマリアと中庭にて対決。
容赦ない攻撃でマリアを攻め立てるが、斬り合いの最中の問答で「自分が真に人を守る理由」を問われ、「人は弱いからだ」と返すが、それを返す刀で「傲慢」だと切り捨てられる。
動揺し攻撃の手を止めた翼に対し、マリアはさらに畳み掛ける。
「弱いから守るだなんて傲慢ね」
「まるで誰かを守ってないと、自分を保てないみたいじゃない」
「いつからあなたは、誰かではなく、自分自身を守るようになってしまったの‼︎」
平手打ちと共に放たれたマリアの一喝によって我に返ると同時に、翼を縛っていた魔眼はついに砕け散った。
戦う意味を見失い、いつもの勇ましい武士口調すら忘れて泣き崩れる翼。
身も心もボロボロの彼女に、なおも訃堂は自分の元へ来るように唆すが、翼はそれを拒否。頼みの洗脳も通じないと悟るや、懐から取り出した拳銃で彼女を狙い撃った。
しかし銃弾が穿ったのは、その身を投げ出し翼の盾となった八紘の背中だった。
己の不甲斐なさが招いた事態に涙を流す翼だが、父の最期の言葉により吹っ切れ、防人として戦う意思を取り戻し訃堂と対峙する。
百余年の妄執と研鑽により磨かれた心技体の前に一方的な防戦を強いられ、奥義・風輪火斬すらも受け流されてしまうが、間一髪で発動したアマルガムにより一転攻勢。訃堂の戦意を愛刀ごとへし折り勝利する。
業火を纏う黄金の剣を振りかぶり、戦歌のサビと共に鬼気迫る形相で訃堂の脳天へと振り下ろす翼。
虎も恐るるごとき凶刃を前に、訃堂は自らの胸を開き、狂気の笑みと共に真の防人たる覚悟を示す。
「この国に必要なのは護国の鬼!」
「儂は死んで、護国の鬼とならん‼︎」
「そしてお前も──────‼︎」
『剣よぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ‼︎』
「護国の鬼よぉぉぉぉぉぉぉぉッッッッ‼︎」
しかし、そこへ弦十郎が割って入り、翼は寸前で刃を止めた。
「そこまでだ、翼…‼︎ お前まで鬼と堕としてしまえば、俺は兄貴に顔向けができん……ッ‼︎」
失意、無念、悔恨、自責、ありったけの感情の行き場を失い、変身解除と共に日に三度の慟哭を喫する翼。
用済みと切り捨てたノーブルレッドの報復によりシェム・ハが地下電算室の拘束から解き放たれ、これまでの野放図な振る舞いのツケも手伝い、訃堂は地位も悲願も全て失う事となる。彼女を縛る諸悪の根源はこの一件をもって絶たれたと言えるが、その代償はあまりに大きすぎた。
帰還後は、敵の策略とは言え響達に牙を剥いた事への罪悪感から、これからも一緒に戦いたいと響が差し出した手を取る事を躊躇うなど、その態度はよそよそしいものになっていたが、月遺跡でのミラアルクとの決着にて、マリアの叱咜と八紘の遺言を思い出し、マリアとの絆のユニゾンでリベンジを果たすことに成功した。
そして遺跡管制室をジャックしたシェム・ハにより遺跡が爆破され、ノーブルレッドのダイダロスエンドの応用によって地球成層圏まで送り届けられた際、姿勢制御が上手くいかずはぐれかけた響の手を掴み、少し前まで自分から手を繋ぐ事を躊躇っていた臆病さを克服。
そして人類が持てる力と知恵の全てを総動員し、シェム・ハの脅威に抗い続ける様を目の当たりにして、父が今際に告げた「守るべき人の価値」を真に悟る。
「繋がれぬ定めを背負いながら、それでも人は………世界は繋がっていく………」
「嗚呼……防人が人を守るのは、弱いからではなく、その勇気、果てなき強さが尊いからなのですね……お父様────」
S.O.N.G.に戻った直後は本人の申し出もあって訃堂に与した咎で拘束されたため、八紘の葬儀には出られなかったが、事件収束後に改めて墓参りをしている。
(拘束を解除された折、翼は禁止されていたアマルガムを使ってしまった自分に謹慎処分が下りなかった事を疑問視していたが、これについて、かねてより八紘が密かに政府上層部にアマルガム使用の認可を掛け合っており、翼がアマルガムを使うギリギリのタイミングで制限解除が議決された事が緒川により語られている。加えて、装者が月遺跡に到達するきっかけとなった日米合同月面開発プロジェクト用シャトルの護衛任務も、八紘の外交術の賜物である事も明かされている。世界を相手取った父の戦いは、常に愛娘の往く道を照らし続けていたのだ。)
シンフォギア:天羽々斬(アメノハバキリ)
特異災害対策機動部二課が管理するシンフォギアシステム第1号。ヤマタノオロチを葬った、天津神スサノオの十束剣。
メインカラーは青で、アームドギアは刀を始めとする刃物類。翼は主に刀状のアームドギアを多用する。
起動詠唱は「Imyuteus amenohabakiri tron(イミュテウス アメノハバキリ トローン/羽撃きは鋭く、風切る如く)」。
虚空から大小様々の刃物を生み出す能力を持ち、手のひらに収まる鉛筆削りサイズから戦艦をも両断する特大サイズまで、刃の大きさは自由自在。
脚部にはジャックナイフのような展開式のブレードを備え、蹴りの要領で斬撃を繰り出す他、フロンティア事変以降のリビルドで追加されたバーニアにより滑空することも可能になっている。
身軽な軽装タイプであるため、ギアの中でも取り分けバイクとの相性が良く、バイクに乗って戦場を駆ける姿は、まさに現代の騎馬武者である。
ムラクモギア
翼のデュオ・レリック強化型ギア。
忍者テロリスト集団「草薙」の首領・オロチより奪還した完全聖遺物「天叢雲剣」が、防人としての誇りの答えを、たとえ心を折られたとしても何度でも立ち上がる意志の力と心得た翼の胸の歌に応え、天羽々斬と共鳴した結果発現した。
進化後は天叢雲剣と天羽々斬の二刀流が可能となり、必殺技時には合体させて大剣として振るわれる。また、緒川の「RN式天羽々斬」を共鳴させて出力を上げることが可能となる。
魔導士型ギア
フェイト・T・ハラウオンが使うデバイス「バルディッシュ・ホーネット」をモチーフとしたギア。そのため剣の形態がブリッツセイバーになり、服装もブレイズモードに近い姿となっている。
使用技
単体技
- 逆羅刹:逆立ちと同時に横回転し、展開した脚部のブレードで周囲を切り裂く。
- 無想三刃:脚部のブレードを展開しバーニアにより縦回転しながら敵を切り裂く。
- 影縫い:敵の影に小刀を打ち込み動きを封じる。影ができる光の下でなければ使えない。シンフォギア由来の技ではなく、緒川から伝授されたNINPOU。
- 乱れ影縫い:エクスドライブモードで千ノ落涙を放った後、影縫いを使い広範囲を拘束する。
- 千ノ落涙:空間から大量の剣を具現化し、上空から落下させ広範囲を攻撃する。
- 蒼ノ一閃:大型化させたアームドギアを振るい、巨大な青いエネルギー刃を放ち標的を両断する。限定解除後は威力・射程が飛躍的に上昇している。
- 天ノ逆鱗:空中で投擲したアームドギアを巨大化させ、それを敵に向かって蹴り貫く他、相手の攻撃を受け止めるためにも用いられている。
- 初めてカットイン入りで使用したのは味方に対して、奏の代わりになろうと空回っていた響の言動に神経を逆なでされて怒りとともに放っており、まさに翼の「逆鱗に触れた」状況で披露している。この攻撃は現場に駆けつけた弦十郎によって阻止された。
- カッコいいビジュアルにもかかわらず、ファンの間では当たらない必殺技として有名であり、アニメではいつも相手に止められるか、別の要因で発動を阻止されている。
- 炎鳥極翔斬:両手に構えたアームドギアから火炎を放出、自身を青い火の鳥と化して突進する。
- 炎乱逆鱗斬:双刃のアームドギアを巨大化させ、更に蒼炎を纏わせ翼自身が回転して相手に投擲をする。
- 絶唱・天羽々斬 真打:漫画版に登場。アームドギアを太刀として、絶唱によるエネルギーを機動力に転化させた居合斬り。
- 蒼ノ一閃 滅破:エクスドライブ後に放たれた蒼ノ一閃。アームドギアは更に大型となり、威力も格段に上昇している。
- 一期最終話で月の破片を破壊する際には彼女自身が豆粒のように小さく見えるほど巨大化した剣による攻撃も見せた。
- 風輪火斬:二刀を連結させ、焔を纏ったアームドギアを回転させての一閃。
- 騎刃ノ一閃:バイクにて疾走し、前方に向けて脚部ブレードを展開し突撃する技。『AXZ』ではブレードを前後に展開し、独楽の如く回転しながら周囲を斬り払う「騎刃ノ一閃・旋」を披露。
- 風輪火斬・月煌:風輪火斬の強化版。刀身に纏う炎がより温度の高い青色になっている。
- 蒼刃罰光斬:蒼ノ一閃で用いられる大剣を鞘に見立て、そこから刀を抜き放つ早撃ち。
- 羅刹零ノ型:炎を纏った剣を翼と見立てて飛翔し、同じく炎を纏った脚部ブレードを高速回転させつつ対象を両断する。その性質はシュルシャガナの「非常Σ式・禁月輪」に近い。
連携技
- 双星ノ鉄槌-DIASTER BLAST-:天羽々斬とガングニールを同時に振るう重ね撃ち。漫画版に登場し、奏・響の両者とこのコンビネーションアーツを披露している。
- TRINITY RESONANCE:イグナイトモジュール使用中、響・クリスと共に発動した合体技。巨大化した翼の剣にクリスのミサイルが合体してカタパルト状の飛翔体を形成。飛び立った飛翔体の上から撃ち出された響の蹴撃が敵を貫き、更に飛翔体そのものも続けて敵に突き刺さる二段構えの大技。
- 風月ノ疾双:イグナイトモードで放たれる月読調とのユニゾン技。翼の「騎刃ノ一閃」によるブレードを展開した状態のバイクに、後方から調の「非常Σ式 禁月輪」のホイールが変形した巨大な二輪が接続し、チャリオットとして構築。それによって地上を疾走し、標的に突撃する。
- 至高善・薔薇X字:アマルガムモードで放たれる。マリアとのユニゾンによる合体技。マリアから放たれるエネルギーの本流と翼の斬撃が敵を捉え殲滅する。
歌唱曲
戦闘曲
絶刀・天羽々斬
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:藤間仁 / 歌:水樹奈々
FIRST LOVE SONG
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:藤間仁 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽
月煌ノ剣
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:藤間仁 / 歌:水樹奈々
始まりの歌(バベル)
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:喜多智弘 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽・日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣
RADIANT FORCE
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:藤間仁 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽
Beyond the BLADE
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:藤田淳平 / 歌:水樹奈々
作詞:上松範康 / 作曲:藤田淳平 / 編曲:藤間仁 / 歌:水樹奈々・高垣彩陽
RADIANT FORCE (IGNITED arrangement)
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:藤永龍太郎 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽
Beyond the BLADE (IGNITED arrangement)
作詞:上松範康 / 作曲:藤田淳平 / 編曲:藤永龍太郎 / 歌:水樹奈々
激唱インフィニティ
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:末益涼太 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽
月下美刃
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:菊田大介 / 歌:水樹奈々
激唱インフィニティ (IGNITED arrangement)
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:藤永龍太郎 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽
風月ノ疾双
作詞:上松範康 / 作曲:藤田淳平 / 編曲:藤間仁 / 歌:水樹奈々・南條愛乃
アクシアの風
作詞:上松範康 / 作曲:上松範康・藤間仁 / 編曲:藤間仁 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽・日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣
六花繚乱
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:菊田大介・笠井雄太 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽・日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣
Defender'Z Brand!
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:藤間仁 / 歌:水樹奈々
PERFECT SYMPHONY
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:藤田淳平 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽・日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣・水瀬いのり
Xtreme Vibes
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:藤田淳平 / 歌:悠木碧・水樹奈々・高垣彩陽・日笠陽子・南條愛乃・茅野愛衣・井口裕香
戦闘外の曲
逆光のフリューゲル
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:菊田大介 / 歌:ツヴァイウイング【水樹奈々・高山みなみ】
ORBITAL BEAT
作詞:古屋真 / 作曲・編曲:加藤裕介 / 歌:ツヴァイウイング【水樹奈々・高山みなみ】
FLIGHT FEATHERS
作詞:上松範康 / 作曲・編曲:菊田大介 / 歌:水樹奈々
恋の桶狭間
作詞・作曲・編曲:上松範康 / 歌:水樹奈々
コーラス:上松範康・岩橋星実・Evan Call
不死鳥のフランメ ※XV第11話では戦闘曲として使用
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:菊田大介 / 歌:水樹奈々・日笠陽子
星天ギャラクシィクロス
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:末益涼太・菊田大介 / 歌:水樹奈々・日笠陽子
Angelic Remnant
作詞・作曲:上松範康 / 編曲:菊田大介 / 歌:水樹奈々・日笠陽子
備考
「人気歌手」「青がイメージカラー」「演歌が好き」「ストイック」「片付けが苦手」「胸の大きさ」など、キャラクター設定のほとんどが演者である水樹女史を意識したものになっている。
その独特の時代がかった台詞はファンの間で「防人(SAKIMORI)語」と呼ばれており、彼女のキャラクター成立に貢献している。
他のメインキャラクターと比較してワイルドアームズシリーズに由来する台詞やプロフィール要素は少ないが、早撃ち(抜刀術)を思わせる剣技や天ノ逆鱗の演出、バイクでの特攻など、主にアクション面でセルフパロディが爆発している。
彼女の必殺技に「ノ」が多いのは太刀筋が「ノ」に似ているから(例:蒼ノ一閃など)で、また彼女のお気に入り曲である「恋の桶狭間」の歌詞から必殺技の名が一部付けられているとのこと。
G編での変身バンクの際のBGMにウルトラマンティガのスパークレンスの音声が使用されている。多分金子のおっさんの遊び心。
よく使う言葉
二回以上使われているもの、口癖を中心に載せていく。
防人
さきもり。風鳴一族のはるか先祖から翼にまで血とともに受け継がれる使命。
各人によってニュアンスがかなり異なる言葉だが、「民や国を守るために自分の能力を振るう者」という点でギリギリ一致している。直接戦わずとも交渉や人の心の支えになるという形で人の役に立てればそれは防人の使命を全うしているということである。
余談だが、漫画では奏も使っているシーンがあるため、この世界では一般的な言葉の可能性がある。そんな一般があってたまるかって?それはそう
防人る
さきもる。「防人」の動詞形。防人らしいことをする。
「人を防人る」ということもあるが、人の字がかぶっている。たぶん「防る」のが合ってる。
歌女
うため。歌手としての彼女自身のこと。家とは関係ない翼個人の夢、言い換えれば私情なので、「防人」と比較して認めてもらえない自嘲的なニュアンスを含んだ言い方。翼自身は歌を通して世界を守ることもできると信じているが、少なくとも2期までは防人を続けるためなら簡単に放り出せる程度のものだった。キャロルも「装者」と同じ意味で使ってる。
剣
つるぎ。「抜剣」など他の漢字と一緒でない限り、絶対に「けん」とは読まない。
字義通りの剣の他に、戦士としての使命に身を投じる自分自身を、感情のない武器として例えた言い方だったが、GXではそれが災いして翼の存在そのものがファラのソードブレイカーの対象にされてしまう。
その後、父・八紘に歌手の夢を認められてからは自分を個人の夢や感情のあるものとしてこのような例え方はしなくなったが、ミラアルクの精神汚染で心を病んだ際、一度だけ自らを剣と呼んだ。
他に、歌の歌詞で「剣がん」(つるがん)とも言っており、「剣ぐ」という動詞形もあることが推測されるが、これはちょっとわからない。「剣を振るう」という意味…だと思う。そもそも「つるぎ」という言葉自体起源がほとんど分かってない謎すぎる代物なので……
不承不承ながら了承しましょう
ふしょうぶしょうながらりょうしょうしましょう。主に世話係の緒川のお小言に対して、ちょっと赤くなりながら言う。「不承不承」は「しぶしぶ」という意味なので、くだけて言うと「しょうがないな、わかりましたよ」というすねたニュアンスになる。翼の少女らしい面を象徴する、シンフォギアらしい言葉遊びのような一言。
なかなかどうして
「思ったよりすごい」「聞いてた以上にヤバい」といった感じのセリフ。
翼の場合は敵に対して使うことが多く、「敵ながらお見事」「認めたくないが、やるな」といった賛辞で言うことが多い。
奏はわたしに意地悪だ
そのまんまである。奏とコンビで戦っていたころ、奏にからかわれた際に言っていた言葉。奏の方は「だったら翼は泣き虫で弱虫だ」と返すのがお約束。
自分の行く末に今ほど悩んでいなかったころ、翼が一番安心して戦い、歌えていたころを象徴する言葉。
奏が死んでからは当然言っていないが、XDのシナリオイベント「片翼の奏者」のラストにて、平行世界の奏に今までの想いを吐き出すように告げていた。確実にプレイヤーの涙腺を殺しに来ている。
関連イラスト
関連項目
戦姫絶唱シンフォギア 戦姫絶唱シンフォギアG 戦姫絶唱シンフォギアGX
アナザー翼:スマフォ向けゲーム作品『戦姫絶唱シンフォギアXD』内イベントクエスト『BAYONET CHARGE』にて登場する並行世界の風鳴翼。
ガンダムアストレイ:レッドフレーム、ミラージュフレームが刀を使う(ちなみにミラージュフレームの刀の名はアメノハバキリである)やブルーフレームが大剣を使ったり、蹴り技を使用するなど共通点が多い。
楠明日葉:人類を守る一族に所属している青い剣士繫がり
高巻杏:中の人と血液型が被る身長が1㎝違い(168㎝)の人物。なお、ナビゲーターの中の人は響である。
小紫/光月日和:中の人が同じなだけでなく、日和の父の得物が「天羽々斬」である。
リヴァイ:XDで共演。戦闘でペアを組むが、非戦闘時に関しては正反対(片付けられない翼に対し、潔癖症のリヴァイ)で彼を苛立たせてしまう。
グリッドナイト:XDで共演。彼と合体して「グリッドナイトギア」を纏い共に戦う。