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オートスコアラー

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おーとすこあらー

オートスコアラーとは、TVアニメ『戦姫絶唱シンフォギアGX』『戦姫絶唱シンフォギアAXZ』に登場する自動人形の総称である。

概要

シンフォギアに登場する自動人形の総称で、現時点でキャロル・マールス・ディーンハイムが制作した四体の自動人形とパヴァリア光明結社の所持する物に分かれる。

キャロルに仕える彼女たちの姿は姫を守る四人の騎士にも例えられ、「終末の四騎士(ナイトクォーターズ)」とも呼称される。

キャロルのオートスコアラー

レイア・ダラーヒム(CV:石上静香
派手なようで派手すぎない少し派手なレイアさん派手なようで派手すぎない少し派手なレイアさんbyカンプ
クールで派手好きなオートスコアラー。怪獣サイズの巨大な妹がいる。バランスの取れたスペックと高い汎用性が特徴で、錬金術で無限に生み出す金貨を武器にする。劇中ではクリスと対決。
ファラ・スユーフ(CV:田澤茉純
オートスコアラーオートスコアラーbyu
上品かつ礼儀正しいオートスコアラー。風を操る能力を持ち、大剣型の哲学兵装「剣殺し(ソードブレイカー)」を振るう。劇中ではと対決。
ガリィ・トゥーマーン(CV:村瀬迪与
センシティブな作品
口の悪い小悪魔なオートスコアラー。最も思い出の吸収・貯蔵に長け、ミカにエネルギーを与える役割を担う。水の相変化を操る。劇中ではマリアと対決。
ミカ・ジャウカーン(CV:井澤詩織
さようなら、ミカさようなら、ミカby御澁
無邪気でマイペースなオートスコアラー。最も高い出力と戦闘力を誇り、決戦機能「バーニングハート・メカニクス」を搭載する。劇中では調切歌と対決。

製造者

キャロル・マールス・ディーンハイム(CV:水瀬いのり
オレが奇跡を殺すと言っているッッ!!オレが奇跡を殺すと言っているッッ!!byめろん22
4機のオートスコアラーを率いる錬金術師。錬金術で精製したホムンクルスに、自身の記憶を転写する形で数百年を生き長らえてきた規格外の存在。超巨大聖遺物複合体「チフォージュ・シャトー」にて世界を「分解」せんとする。

特徴

各個体の名称には属性特性を示唆するキーワードが含まれており(レイア→地属性硬貨、ファラ→風属性、ガリィ→水属性聖杯、ミカ→火属性)、キャロルは機能性を最優先に彼女達を設計した事が窺える。

またキャロルの精神構造の一部をベースにそれぞれのAIをデザインしているため、自動人形でありながら人間のように豊かな感情表現を見せ、モノローグを行う意思性も有している。

稼働に際しては錬金術共通のパワーソースである「想い出」を消費する事によって稼働し、全員が優れた身体能力を持つ。

戦場ではそれぞれに備えられた属性と哲学兵装によって凄まじい戦闘能力を発揮し、これによってシンフォギア装者と互角以上の戦闘を展開する。その強さは、相当な手練れである翼やクリスをして「化け物」「人間離れというより人外そのもの」と言わしめる程。

そもそも人工物である為、対人を想定した戦法や武術は全く有効打になり得ない。

他にも錬金術を用いる事で「アルカ・ノイズ」の召喚や空間転移を可能とし、自身が見聞し会得した「想い出」を蓄え戦闘力へ変換するのみならず、他者と口づけをすることで対象の粘液から「想い出」を強制的に搾取する能力も備えるが、この機能は個体毎のコンセプトによって差異が見られる。

キャロルの制作した機体はレイア、ファラ、ガリィ、ミカの四体のみ。

キャロルはトータルバランスに優れたレイアをベースとした「レイアの妹」と言える個体も生み出しているが、こちらはオートスコアラーをそれと定義する機能を備えていない員数外にあたる。

戦姫絶唱シンフォギアGX

キャロルが長年計画していた世界解剖計画「万象黙示録」の為に暗躍し、シンフォギア装者のコンバーターを破壊して変身不能に追い込んだが、エルフナインがもたらしたダインスレイフをコアとした新機能・イグナイトモジュールを搭載した強化型シンフォギアにより徐々に圧倒されていく。

しかし、「強化型シンフォギアの前に彼女達が敗北する事」こそがキャロルの計画に於いて必要なファクターであり、シンフォギア装者達が奏でるダインスレイフの呪われた旋律をその身に受け、チフォージュ・シャトーへと送ることがオートスコアラー達に与えられた役割であった(そのため、必然的に敗北する事が定められていた存在であるとも言える)。

最終的には、ガリィはマリアに、ミカは調切歌に、ファラは翼に、レイアはクリスによってそれぞれ撃破された。

クリスやマリア達とは異なり人間ではない為か、オートスコアラーはと手を繋ぐことは一切なく、あくまでも「非道な敵」のまま倒されるという結末を迎えた。

戦姫絶唱シンフォギアXV

廃棄躯体を使用する形で復活を果たし、ノーブルレッドヴァネッサミラアルクエルザに殺されそうになっていたエルフナインを救出する行動に出る。

これはエルフナインの身体がガリィ達の主君であるキャロルのもので、ガリィ達はエルフナインを亡きキャロル同然の存在と見なしており、彼女に絶対の忠誠を誓っているためである。

エルフナインを命懸けで守るガリィ達だが、廃棄躯体での復活のために身体能力が格段に弱体化しており、レイア、ファラ、ミカはノーブルレッドの反撃によって破壊されてしまう。

最後に残ったガリィもヴァネッサによる腹パンを受けて戦闘不能になり、悪態を見せつつエルフナインに励ましの言葉を残しながら力尽きた。

エルフナインを懸命に守ろうとする姿は見せたものの、主人公側である響達と和解することはなく、今まで犯した無数の殺人行為に反省することもなかった為、決して善人になったわけではない。

しかし、エルフナインはガリィ達の最後の行動に感謝の意を示し、復活を果たしたキャロルからも評価を得ることになった。

戦姫絶唱シンフォギアXD

キャロル同様並行世界の存在として登場。

キャロルが初めてプレイアブル化されたイベント「世界を識るための歌」からレイアとファラ、直後の後日談に当たるミニイベント「復活!!オートスコアラー」においてガリィとミカがプレイアブルとして参加。イベント当初はオリジナルの敵に操られていたがある人物の手で用意された「記憶の弾丸(メモリアル・バレット)」を使い自我を取り戻し記憶を取り戻す。以降はキャロルの補佐として行動することが多く原典で主人公側が果たせなかった「響達との和解」を間接的に果たす形となる。またクリスマスミニイベント『クリスマスキャロル』でサンタ役となったキャロルと共にプレゼントを届けたり2020年夏のイベント『渚の四騎士』では念願の水着実装事実上の主人公として進むことになる。また、前述のイベントやメモリアカードにおいて「ファラとガリィが生け花に興じる」、「ミカがガリィにキスされてガリィが戸惑う」、「キャロルをプールに誘う」など原典では見せなかった人間に近い描写を見せる形を見せ出した。また、「渚の四騎士」のメロウを筆頭に「大火を薙ぐ剣」では忍者型(通称傀儡忍者どこぞの宇宙忍者の奴ではない)「聖なる誓いの合重奏」では騎士型などオリジナルエネミーのオートスコアラーは登場しておりこちらは心を持たない完全な兵器として扱われることが多い。

余談

ナイトクォーターズの名はワイルドアームズに登場した魔族の幹部四人を指す言葉が語源となっている。

また、オートスコアラーの武器や攻撃方法は、トランプや小アルカナのスートに対応しており、それぞれに設定されたファミリーネームはアラブのトランプで用いられていたスートと一致する。

パヴァリア光明結社のオートスコアラー

ティキ(CV:木野日菜
ティキティキby蜘蛛
パヴァリア光明結社の統制局長であるアダム・ヴァイスハウプトに付き添うオートスコアラー。

詳細は個別記事へ→ティキ(シンフォギア)

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