「嵐の前の静けさに ひしめく鼓動は青の炎」
「熱を帯びたステージに 吹き荒れる風は暁の印」
「白く染め上げた過去と今 ハジマリの雨を降らせましょう」
『青嵐総合芸術院 舞台学科 ステージ専攻』
『今日も嵐を起こします!』
概要
2018年10月に上演された舞台『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The Live- #2 Transition』にて、聖翔音楽学園で行われる交流プログラムに相手校として訪問した学校。舞台のコミカライズ版にも登場する。
三人中二人は聖翔メンバーと因縁があり、確執を乗り越えていく過程が見どころのひとつとなっている。
2020年5月、ゲームアプリ『少女☆歌劇レヴュースタァライト -Re LIVE-』(スタリラ)にも実装されることが発表され、同年12月9日から実装された。
2020年12月には、青嵐総合芸術院のメンバーが主役となるスピンオフ公演、『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The Live- 青嵐 Blue Glitter』が上演された。
2022年2月に上演された、シークフェルト音楽学院の主演舞台『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The Live- エーデル Delight』にも出演(八雲響子役の小林氏は声のみ)。
2024年9月には、スピンオフ公演第2弾『少女☆歌劇 レヴュースタァライト -The Live- 青嵐 Baby Blue』が上演された。
スタリラで追加された勢力と比較しても連帯感が強く、まさに三位一体。名乗り台詞はあるが、三人同時に行うものである。
が、その分仲間を押しのけてでも主役に上り詰める野心はないといった扱いを受けている。
実力と特色
創立30年ほどの学校で、聖翔と比べると歴史は浅いが、全国高校演劇選手権で優勝候補とされるなど高い実力を持つ。
聖翔音楽学園では役者を育てる俳優育成科と裏方を育てる舞台創造科に分かれてそれぞれの道に特化した教育が行われるのに対し、青嵐総合芸術院舞台学科ステージ専攻は役者と裏方が専攻として分かれることなく、全員がすべてのセクションを総合的に学ぶという特色を持つ。
全学年を通して職人ないしクリエイター気質の者の発言力が強く、やや融通が利かない生徒が多い。
小さないがみ合いは絶えないものの、結束した時は強烈なキラめきを放つ。
女子しか登場しないが、OBがいる旨の発言があることから、共学である模様。
また、小春たちの所属する舞台学科のほかに、「普通学科」と「アート学科」が存在するらしい。
レヴュー服
古代の鎧と現代のパンクファッションが融合したようなデザイン。スタッズが目立つのが特徴で、三人それぞれ靴とスカートの形が違う。上がけは肩アーマーのような形をしている。
武器には共通の意匠としてマイナスねじと、それぞれの下の名前のイニシャルが描かれている。聖翔と比べると破壊力の高そうな得物を好んで使う傾向がある。
関連人物
- 教師
八雲響子(やくも きょうこ)
(キャスト:小林由佳)
青嵐総合芸術院の教師。聖翔音楽学園の第76期卒業生。
- 2→3年生
柳小春(やなぎ こはる)
(キャスト:七木奏音)
舞台学科ステージ専攻チーフ。
寡黙で淡々とした口調で話す、青嵐の代表生徒三人のリーダー格。
役者として高い実力を持つ。
姉2人と、さくらという2歳下の妹がいる。さくらは聖翔音楽学園第101期生として舞台創造科に入学している。
南風涼(みなせ すず)
(キャスト:佃井皆美)
舞台学科ステージ専攻サブチーフ。
明朗快活で背の高い、代表生徒三人の一人。露崎まひるの中学の同級生。
中学時代はチアリーディング部に所属し、殺陣やアクションを得意とする。
穂波氷雨(ほなみ ひさめ)
(キャスト:門山葉子)
舞台学科ステージ専攻サブチーフ。
礼儀正しく小柄な、代表生徒三人の一人。大場ななの中学の同級生。
中学時代は合唱部に所属し、高い歌唱力を誇る。
- 1→2年生
名前は設定されていないようだが、登場するのは4人。メンバーも変わっていない。
- 新1年生
制服を着崩した、いかにもな現代っ子。ネットの世界に親しんで生活しており、先輩たちを戸惑わせる。
普通科。かなり背が高い子。先輩にも平気で噛みつく気の強い後輩。和と仲良し。
ヘッドホンをつけた子。1年生の中でも特にノリが軽く、「勉強するのが嫌で俳優科に入った」と堂々とのたまっている。音楽が好きだが、「まじめな音楽」は嫌いらしい。
以上三人はネットアイドル「クリームソーダ」のメンバー。
普通科。眼鏡をかけた小柄な子。髪の先が外向きにカールしている。ボソリと毒を吐くシニカルな性格で、先輩のおせっかいをはねのける傾向がある。
「クリームソーダ」の撮影担当。
気が弱く、人に合わせがちな子。七八について普通科に入ったが、内心俳優科に憧れがある。新入生歓迎会で氷雨に惚れてしまったらしい。特技は服飾。
「クリームソーダ」の盛り上げ担当。
注意
タグとしては青嵐が使われることも多いが、「青嵐」という名のキャラクターは他作品にもあるので注意が必要である。