- 漫画『百鬼夜行抄』に登場する妖魔。
- 漫画『白い戦士ヤマト』に登場する大横綱の闘犬。
- ソーシャルゲーム『陰陽師〜平安妖絵巻〜』に登場する式神。
- 『少女☆歌劇レヴュースタァライト』に登場する学校。→青嵐総合芸術院
漫画『百鬼夜行抄』に登場する妖魔
かつて蝸牛に仕えていた使い魔。本来は龍の姿をしているが耳の長い人型の姿になることもできる。
蝸牛が死んだ後は、彼との契約により孫である律の護法神になっていた。が、律の心臓が一時的に停止したことで契約が終了してしまった。
しかし「こんな割の良い餌場を捨てられるか」と、自らの意思で飯嶋家に残っている。
普段は蝸牛の術の失敗により式神に殺された息子・飯嶋孝弘の体に住み着いている。
人間の身体は基本的に「窮屈な服」くらいにしか思っておらず、留守中に別の妖魔が勝手に入ったのを追い出した際にも「一度他人が着た服というのは、なんとなく気分が悪い」程度にしか思っていなかった。
しかし「長く着続けると、愛着というものが出てくるものだな」とも思っているらしいので、一応気に入ってはいるのだろう。
基本的にいい加減な性格で、一応危険に対する忠告などはするが律が生命の危機にならない限り積極的に守ろうとはせず、律の頼みや願いに応じるようなこともあまりない。
本人曰く「私の主は蝸牛だ、お前じゃない」「守ると従うでは、微妙にニュアンスが違う」ということらしい。
だが蝸牛が律を守るように頼むだけあり、並みの妖怪など一飲みにしてしまう程の圧倒的な力を持っている。
大食らいで妖怪や人間の食べ物もよく食べる。ただ人間の食べ物は孝弘の身体で消化吸収しなければエネルギーにならないらしく、孝弘の身体が行方不明になった時には困り果てていた。
また契約により、人間を食べることはない。初期は「人間なんて美味しくないぞ」と言われて「わからないじゃないか、食ってみなけりゃ」とボヤいたりしていたが、途中から「契約で人肉だけは食えない」と自ら言っている。
また律を守ることに託けて、妖怪をたらふく食らおうと画策することもある。
関連項目
虚実妖怪百物語 - クロスオーバーの一環として、他の多数の有名キャラクターたちと共に青嵐がゲスト登場している。