卵料理のホビロン
ホビロンはベトナム語。他に、バロット(フィリピン語)、マオダン(中国語)といった呼び方がある。
概要
ゆで卵の一種で、アヒルの卵を孵化直前に茹でたもの。胎児を殺す意味から「㱯𪇯」とも書かれる。
調理方法のシンプルさと値段の手ごろさから、フィリピンやベトナムの東南アジア諸国ではごく一般的に食べられている。
栄養価は高く、滋養強壮の効果がある。
ゆで卵とはいっても、体のできかけたアヒルの雛が茹った状態で出されるため、日本人には非情にグロテスクに感じられるかもしれないが、逆に諸外国からは日本の卵かけご飯が気持ち悪いと言われているとか(映画『ロッキー』における「生卵一気飲み」もそういうネタ。まぁサルモネラ菌とかの話もあるが)。
Googleの画像検索にて、「ホビロン」「バロット」で検索すれば簡単に見つかるし、pixiv内にもイラストが投稿されているが、閲覧には十分注意していただきたい。
関連タグ
外部リンク
バロット - Wikipedia ※画像あり
『花咲くいろは』の「ホビロン」
または、同作第3話のサブタイトル。
概要
ほんとに
びっくりするくらい
論外!
の意。
鶴来民子(みんち)は、主人公の松前緒花と相性が悪く、ことあるごとに「死ね!」と罵っていた。
だが緒花に「"死ね!"はよくない」と指摘され、試行錯誤の末に編み出したのが「ホビロン」であった。
民子のイラストにこのタグがつけられているのはそのため。
この場合は劇中の意味ではなく、単に鶴来民子を表す単語として、あるいは民子に対する愛称として用いられる。
漫画版ではネタバレ防止のためか「ホビロン」の代わりに「サンナクチ」(「散々わめいて なれなれしくて 口だけ一人前の チビな奴」の略で、韓国のタコのぶつ切りが由来)となっている。