ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

京極夏彦による小説シリーズ。2011年から『怪』にて連載開始され、2018年に終了しているため、京極の作品でも最大の長編となっている。ゆうきまさみがショート漫画を提供している。


妖怪大戦争シリーズ」と『帝都物語』シリーズをベースにしており、そこに京極自身の『豆富小僧』シリーズのエッセンスも加えられている。


最大の特徴は、なんと言ってもその異様にカオスなストーリー展開であり、(登場人物いわく)極めて節操がないほどの大規模なクロスオーバーが特徴。数多のキャラクターだけでなく、実在の人物たちが実名で登場している。水木しげる荒俣宏・京極夏彦・宮部みゆきなどの「水木ファミリー」はもちろん、KADOKAWA(旧大映徳間書店)の面々など彼等との関わり合いが強い大映特撮の関連者に関する言及も目立つ。


上記の通り、妖怪大戦争シリーズ水木しげる作品(大映の「妖怪シリーズ」も今では十分に「水木作品」である)、『帝都物語』を中心に扱い、そこに京極自身の『豆富小僧』や『京極堂』などのエッセンスも加えている。そのため、ダイモン加藤保憲がメインの敵として登場し、豆腐小僧もナレーター的な役割を果たしており、終盤でカメオ出演しているキャラクター群でも特にガメラ大魔神鬼太郎などへの言及が比較的に多い。

  • そもそも、水木しげると楳図かずおと大映特撮の関わりのきっかけを作り、「第一次妖怪ブーム」の間接的な立役者となったのがガメラである(参照)。
  • 山村貞子KADOKAWA系列のキャラクターであり、たとえば仲間由紀恵の登用だけでなくこれまでも何度か(仲間由紀恵の登用も含めて)『ガメラ3』や『貞子DX』など互いの製作面で影響し合ってきたことが判明しており、調布市(ガメラと大魔神と鬼太郎達が街のあちこちにいて時には並んでいる事もある)では、展示で共演(?)したこともある(参照)。また、イリスも『虚実妖怪百物語』にて実名で言及されている。
  • ガッパも、日活のキャラクターであるが、やはり調布市のマンホールの一部に描かれており、日活もガメラシリーズ妖怪大戦争シリーズの配給に協力してきた。ガメラの生みの親であり、日本の近代文化に大きな爪痕を残した永田雅一も日活に所属していた時期があり、円谷英二犬塚稔も永田の影響で日活に一時的に所属していた。

ストーリー編集

水木しげるの意味深な警告と共に、日本中で事件が多発し、社会情勢が混乱していく。


さらに、なぜか妖怪の目撃情報が多発し、事態はさらに悪化することとなる。そんな日本の様子は世界の注目の的となる。


そして、妖怪だけでなく、作家、政府、警察、自衛隊、宗教界、など様々な人物や組織が暗躍し、ついに大事件が起きてしまう・・・。


登場キャラクター編集


実在の人物編集

およそ百名以上の実在の人物や実在の人物をモデルにしたキャラクターが登場する。

このリンクで挙げられているのも一部にすぎない。

人間編集


妖怪・悪魔編集


神仏系編集

悪霊系編集


怪獣・動物系編集

※召喚が検討されたが却下された

登場人物がそれぞれ好みのゴジラのバージョンを列挙したが、どのゴジラを召喚するかで揉めて決着がつかず、結局は空を飛べるからという理由でラドンにされた)

ロボット系編集

(學天則以外は未登場:自律できないモノは召喚しても動けないという理由から却下された)


関連動画編集


外部リンク編集


関連タグ編集

京極夏彦 妖怪大戦争シリーズ 帝都物語

クロスオーバー 夢の共演

公式が病気 混ぜるな危険

関連記事

親記事

京極夏彦 きょうごくなつひこ

兄弟記事

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました