CV/杉浦宏策(第1作)、増田均、西脇保(第4期)、高塚正也(第5期)、蓮岳大(異聞妖怪奇譚)
概要
老人の様な顔をもつ火の玉の妖怪。初出は原作「モウリョウ」の回。アニメでは第1期第1話(なんとねずみ男よりも先に登場している)。
鬼太郎たちの仲間の1人で、鬼太郎から髪の毛無線などで連絡を受けると颯爽とやってくるナイスガイ(?)で、殆ど喋ることは無いが、アニメ初出の第1話と39話では喋っているのでただ単に普段は無口(?)なだけのようだ。ちなみに週刊少年サンデーではモブとして、ゲーム『異聞妖怪奇譚』では最初から協力してくれる仲間の1人として登場している。
相手に自分の体を直接押し付けて焼き払ったり、照明として明るさを調整することが出来る(やろうと思えば太陽に偽装できる程の明るさになれる)ほか、新編ゲゲゲの鬼太郎では内から炎を吐いて攻撃する事が出来ることが明らかとなった。
コミックボンボン連載の『妖怪千物語』においてはスカラベの集合体であるミイラ男に対し、ねずみ男の屁を受ける事で「妖怪火炎放射」を発動し、決まり手となる大活躍を見せる。
また、3期鬼太郎では“炎の妖怪五人衆”の一員として登場しているほか、2期、4期、5期では集団で鬼太郎たちの元へと駆けつけた事もある。
作者のお気に入りなのか活躍する場面も多く、少年マガジン掲載版ではやし落としや姑獲鳥、新編ゲゲゲの鬼太郎版では麻桶毛や竹切り狸との戦いでは彼(?)の攻撃が決め手となっているほか、ぬけ首との戦いでは爆発寸前の彼の頭を彼の胴体に戻したり、死霊軍団との戦いでは炎を吹きかけたり、ヒ一族との対決では他の炎の妖怪たちと共に先陣を切っていた(ただしあえなく敗退してしまったが)。
なお、彼の住居にもちゃんとポストがあるらしいが、どのようにして手紙を飛んでいるのかは不明。妖怪なので、熱も調整できるのだろうか?
6期と繋がっている映画版では灯りを灯す事は勿論、タバコの火代わりにもなっている
妖怪ランプ
つるべ火にそっくりな容姿をした妖怪で、本家本元よりも見た目が小さいという相違がある(妖怪火とも)。鬼太郎父子に1か月パン一切で雇われており、その見た目通り、火力が弱い為に主に家の室内照明や暖房として活躍している。
つるべ火と違ってしゃべるシーンが無いので、喋れるかは不明(2期では顔が存在しない)。
資料によっては妖怪ランプとつるべ火を同一視として扱う資料と扱うものも存在する。
アニメでの活躍
1期第2話の夜叉や 第52話「吸血妖怪団」ではドラキュラ及びそれに巻き込まれる形で妖怪樹に止めを刺したり、第12話では現場写真から姿を消していたぬらりひょんの姿を炙り出す。18話の「魔女人形」の回では魔女の箒に火を放つなどなど大活躍。但し14話では水虎との水力に負けてしまい、つるべ火と交代している。
2期では第17話「縁切り虫」に登場。この回のネズミ男の「鬼太郎の家の妖怪ランプ」というセリフから他の妖怪の住処にも妖怪ランプの同族妖怪が存在する可能性も仄めかされた。