ピクシブ百科事典

5期鬼太郎

ごききたろう

ゲゲゲの鬼太郎アニメ版の第5シリーズ。またはそれに登場する鬼太郎の愛称。2016年時点の最終作。
目次[非表示]

概要

2007年4月1日から2009年3月29日まで、全100回が放送された作品。この作品を持って、同一の原作を5回に渡ってアニメ化したとして、ギネスブックにも記載された。

常に時代に合わせた作風でお馴染みの鬼太郎アニメだが、本作では「マスコットキャラ」「萌えキャラ」「妖怪の人間くささ」が特に目を引く。3期や実写映画の時には鬼太郎の変容に戸惑いを隠せずにいた故御大も、この頃になると「お金を運んできてくれるからok、息子達には変わりない」と寛容的になっていた。

だが、全体的な作風や音楽はシリーズ屈指のダークさを誇る2期を基調にしている。勘違いされる事があるが、妖怪の紹介バンクは大神のパクりではなく2期の再現。これらは、初代回帰を目指してジブリ的な独自の方向を目指した4期との対比である。原作の関係もあり、マンネリ化による事実上の打ち切りがこれまでのシリーズの課題であり、5期は作画も含め多くの試行錯誤が見て取れる

目玉おやじはこれまで知恵袋としての活躍が主だったが、本作では可愛いマスコットとしていろんな活躍をさせられることが多くなった。声優の田の中勇も「いじられるから疲れる」と冗談めかして話していた。
萌えキャラは本作の一番の特徴と言えよう。猫娘が現代テイストを盛り込んだ可愛い女の子キャラとしてデザインされ、歴代でも最もアニメファン受けしやすそうなデザインとなった。
それ以外にも、ザンビア雪女葵ミウ など、美人妖怪キャラが多く描かれるようになり、それぞれ人気を博した。一方男性キャラは蒼坊主黒鴉等が人気を博していた。

妖怪の生活感も変わっており、本作では妖怪横丁と呼ばれる、鬼太郎の仲間となった妖怪達が住む生活圏のようなものがある。そこにはたくさんの妖怪が暮らしており、商店街のようなものを形成している。
このため、従来の鬼太郎ファミリーの出番は大幅に減少したものの、これまでピックアップされなかった妖怪が多数フィーチャーされるようになった。
二年目からは長編を意識した内容となり、鬼太郎が「妖怪四十七士」の仲間達を集めていくというストーリーとなった。また、鬼太郎は前作までの妖怪オカリナに変わって、地獄の鍵という大技を授かっており、劇中では二つ目まで開放された。

猫娘の萌えキャラ化、これまで以上のヒロイン化により、ねずみ男の出番は激減し、クレジットも1つ下がっている。それどころかねずみ男は時折無償で鬼太郎を助ける存在となっており、これまでのようなトリックスター的な活躍も鳴りを潜めた。

一方で鬼太郎役の高山みなみの声質もあって、普段は呑気だが「どことなく闇を抱えた感じの鬼太郎」という個性を定着。人間を陥れるエピソードは僅かなものの、人間を追い込む回はかなり黒い。
当時としては十分な高視聴率こそ取っていたが、関連商品が売れず、記念映画『日本爆裂』の興行収入が思わしくなかったため、全100話というキリの良いタイミングで終了した。ドラゴンボール改をスタートさせたいというテレビ局側の思惑もあって、四十七士や地獄の鍵の伏線を放置したまま終了した。
これに納得のいかないスタッフ・キャスト一同によりゲゲゲ組を結成、アニメ復活を目指した活動を続けていたが、目玉おやじ役の田の中勇、閻魔大王役の郷里大輔、ぬらりひょん役の青野武らの相次ぐ逝去から活動が縮小し、アニメ復活運動は事実上の立ち消え状態となった。
このため、本作は田の中勇が最後に担当したゲゲゲの鬼太郎である。

余談だが、ノイタミナで放送された墓場鬼太郎は、この5期が放送していた時期に深夜帯で放送されていた作品である。
同じシリーズの別作品が同時放送されるのは今でも珍しい(ガンダムシリーズ、特撮で言えば仮面ライダーシリーズなど)が、それが鬼太郎で行われたという点は異例中の異例であると言える。

レギュラー(一部)

鬼太郎:高山みなみ
目玉おやじ:田の中勇
猫娘:今野宏美
ねずみ男:高木渉
砂かけ婆:山本圭子
子泣き爺:龍田直樹
一反木綿:八奈見乗児
ぬりかべ:龍田直樹

キャラクターとしての5期鬼太郎

これまでの鬼太郎と比較して目が好青年のように描かれており、やや大人びた感じになっているのが特徴。実際キャラとしても見た目は子供で、それらしい言動や行動も多いのだが、考え方や人生観はかなり成熟したものになっている。ただし、兄のように慕っている蒼坊主を前にした際は非常にキラキラした表情となった。

映画において、この世界では妖怪図鑑に寸分違わぬ説明と原作準拠の見た目で載っている事が判明。そこには、「50年以上も子供の姿でいる」、「女に弱い」、「怒ると地獄に流される」などと書かれている。だが、実在する存在として人間に認識されているかどうかは別。ちなみに、50年というのは、「もうりょうの夜」でも言及されていたが、判明している記録を元に人間が認識している範囲であり、実際はそれよりも遥かに昔から生きている。このため、この鬼太郎が赤ん坊の時に水木に会っていたのかは不明。

高山みなみ=江戸川コナンというイメージが強かったせいか、ゲゲゲのバーローと呼ばれることもあった。これは、同じ東映系列作品である『デジモンクロスウォーズ』の主人公工藤タイキにも言える(しかも後者は名字も共通している)。

関連動画



関連タグ

ゲゲゲの鬼太郎
1期鬼太郎 2期鬼太郎 3期鬼太郎 4期鬼太郎
墓場鬼太郎

pixivに投稿された作品 pixivで「5期鬼太郎」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 8657

コメント