概要
(※一部wikipediaより引用)
主に江戸時代の怪異譚などに登場する妖怪で、文字通りスッポンの霊魂が化けた存在だとされる。
水木しげるの妖怪画ではC字に体をくねらせ、口を尖らせた僧侶の霊のような姿で描かれる(水木しげるロードではU字に配置されている)。
すっぽんは一度噛み付いたら離さない特性を持ち、そこから執念深い性格だと考えられるようになった。
スッポンを大量に食すという事は彼らの恨みを買う事であり、人間に取り憑いてスッポンのような顔にさせたりするなどの祟りを引き起こすとされた。また、幽霊でなくともすっぽんが妖怪として登場する伝承が各地に存在し、すっぽんという生き物が日本人にとってどれだけ身近な生き物だったかがわかる。江戸時代の怪異譚に登場するのも、スッポンが江戸時代の頃には庶民の間で慣れ親しまれた食材になっていたが故だろう。
ゲゲゲの鬼太郎では5期に登場。1stEDの背景に登場したのち、モブとして度々出演している。