おほほほほほ
概要
西アフリカの「アサンボサム(ササボンサム)」という吸血鬼がモデルの南方妖怪。
にも拘らず、出身地域がポリネシア、インドネシアと媒体によって異なる。
水木しげる関連では良くあること。
マガジン版ゲゲゲの鬼太郎「血戦小笠原 中編」にてドラキュラ、ランスブィル、ペナンガラン、夜叉(髪の毛の妖怪ではない)と共に鬼太郎の敵として登場。
1期鬼太郎と3期鬼太郎でもドラキュラの配下としての登場であり、吸血樹復活のために恐山にある血液を狙って鬼太郎達と戦った。前者では一反木綿に、後者ではぬりかべに倒されている。
4期ではランスブィル、ペナンガランと共に「アジア最強妖怪三人衆」を結成するが、吸血樹に血を吸われる末路を辿った(ここでもアジアの妖怪扱いだが、本来は西アフリカの妖怪である)。
ニュージーランドマオリ族の木彫りが姿のモチーフとなっており、口で噛んでいる樹液を吐きかけて鬼太郎たちを動けなくさせてしまう。
3期鬼太郎では不気味な笑い声を上げるだけでしゃべらなかった。
なお5期鬼太郎においてはマガジン版でも一緒だったランスブィルのほか、アカマタ、やし落とし、ポ(かつてのチンポ)と仲がよく、行動を共にしている。 口から飛び出た大きな舌が特徴で、他の南方妖怪より大柄な体躯をしている。
他の妖怪同様に知能はあまりよろしくなく、東京を征服しようとして北海道に上陸している。