第5作
CV:豊嶋真千子
妖怪横丁の長屋に住むろくろ首の女性。アニメ第5シリーズから容姿端麗の美女として初のレギュラー入りを果たし、作中ではネコ娘に次ぐヒロイン的位置付けとなった。得意技は相手に自分の首を巻き付ける『首巻き』。
本来は首を伸ばした状態でいるのが自然体で、ずっと首を引っ込めているのはかなり辛いらしい。具合が悪いと首を縮める事すらも出来なくなる。
ネコ娘と同じく人間に近い容姿をしているため、人間界では“ろく子”と名乗ってネコ娘と共に働いている。そのため、ネコ娘とはお互いを「ろくちゃん」「ネコちゃん」呼び合う程に仲が良い。
性格面では、度々そそっかしい面が見受けられる。ネコ娘とプールなどへ行く際の水着は、露出が多く際どいビキニを着用しており、スタイルも抜群である。
とある大学の売店のアルバイトの際に知り合った人間の青年・鷲尾誠と出会い互いに惹かれ合う。その後妖怪おどろおどろの事件にて怪我をしてしまった鷲尾を助けるために、永遠の別れになる事を覚悟の上で首を伸ばし、仲間達に知らせた。
最終的に鷲尾は「あの人は自分の事を顧みずに僕の命を救ってくれた」と、ろく子が妖怪であっても受け入れた事から晴れて恋人同士となり、交際する事になった。
人間界の名乗りやアルバイト、恋愛など本作オリジナル要素も多いが、デザインは伝承を基に水木しげる氏により正規に描かれた妖怪画をベースにされている。
第6作
CV:久川綾
初登場は第23話。花魁を彷彿とさせる妖艶な美女で、姐御肌かつ義理堅い性格の持ち主。
本作では、人間界の『爽快アパート』というアパートに1968年からあかなめや唐傘と住み着き、当時若かった大家夫婦や住人を散々怖がらせていた。大家夫婦に懇願されても一向に行動を改めようとしなかったため、困り果てた大家夫婦の手紙によって呼び出された鬼太郎に一度懲らしめられる。しかし、いつしか情も感じていた大家夫婦の好意で3体共住人に姿を見せない事を条件に、以後もそのまま住んでいた。やがて大家夫婦もその娘も亡くなり、一人残った孫娘を陰ながら見守っていた。
以降は西洋妖怪編で再登場、店子として行方知れずになった砂かけ婆を心配していた。