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ヨナルデパズトーリ

よなるでぱずとーり

ヨナルデパズトーリとは、メキシコの伝承に登場する人間の魂を支配する冥界の神。
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概要編集

厄神的側面を持つ神であり、夜更けになると森の中に現れて斧で木を切る様な音を立てるが、この音を聞いた者は病気になると言われる。

またヨナルデパズトーリを見ようとして逆に見付けられると、見付けられた者は命を奪われてしまう。

この音の正体は首のない死体の様な姿をしたヨナルデパズトーリが胸のドアを開け閉めする音だとされている。このドアの中身にある黒い心臓を掴めば退散すると言われているが、大抵の場合彼らに呪い殺されるか、ドアの中にある空間に閉じ込められると言われている。


日本ではそれほどメジャーな存在ではないが、水木しげるの作品に時折登場する。


実は…編集

ナワトル語で『夜の斧』という意味で、その正体はアステカ神話の創造神の一柱で、斧が象徴のテスカトリポカの化身の一つであるといわれる。


創作作品編集

悪魔くんでのヨナルデパズトーリ編集

CV:田の中勇

悪魔くんこと埋れ木真吾の仲間の白悪魔達、12使徒の1人で第3使徒。通称「学者」。ファウスト博士の一番弟子で、彼の不在時は代わりに(こうもり猫をこき使いながら)『見えない学校』を管理していた。本記事のメイン画像はこのキャラクターで、pixivに投稿されているイラストの殆どは彼である。

通称の通り博学であり、アニメ版では常備している『魔界辞典』を用いて真吾や仲間達にアドバイスを行うが、肝心な事を言い忘れて危機を招く事が時々ある。12使徒きっての頭脳派だが、語尾に「~である」「~だわさ」と付ける事からも分かる様に普段はとぼけた性格をしている。しかし馬鹿にする時はその知性でもって盛大に馬鹿にする(その対象は主にこうもり猫)。


ゲゲゲの鬼太郎でのヨナルデパズトーリ編集

CV:田の中勇

原作では、南米の地獄の亡者の番人として登場した。ぬらりひょんによって操られて巨大化したが、鬼太郎『霊波遮断剣』を脳天に突き刺されて正気に戻った。

アニメでは4期で初登場し、妖怪王となったぬらりひょんの命令で、がしゃどくろを操り魔鏡の欠片を探し出した。

5期ではバックベアードの配下として登場。地獄総攻撃作戦で深手を負い眠りについた初代ドラキュラ伯爵に代わり地獄侵略の任に就く。発明家であるがその発明品は壊れやすく、若手妖怪を実験台にする。


InfiniteDendrogramでのヨナルデパズトーリ編集

IFに所属しているマスターエミリー・キリングストンエンブリオ

銘は『魂食双斧 ヨナルデパズトリ』で、赤く黒く乾いた血の如き鈍い光沢の斧。トマホークに近いが、その刃はまるで怪鳥が羽を広げた様な形状をしている。

他人を殺して生き残るスキルによって限定的な不死身を実現しており、スキルの凶悪性では指折りの<超級エンブリオ>である。


関連項目編集

悪魔くん ゲゲゲの鬼太郎


12使徒


テスカトリポカ 

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