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曖昧さ回避

  1. を司る超自然的存在。冥府神と同一視されることも。本項で説明。
  2. 命日を迎えたを冥府まで引導する神、デス。
  3. タロット大アルカナ13番目。→死神(タロット)
  4. 落語の演目。→死神(落語)
  5. 漫画『暗殺教室』のキャラクター。→死神(暗殺教室)
  6. 漫画『黒執事』の用語。→死神(黒執事)
  7. 漫画『DEATHNOTE』の用語。→死神(DEATHNOTE)
  8. 漫画『BLEACH』の用語。→死神(BLEACH)
  9. 漫画『MFゴースト』の用語。MFGが開催されているコースの中でも危険度が高くて事故も多発しているエリアの通称でデスエリアとも呼ばれている。作中で発生した富士山の大噴火とそれによる火山ガスの霧・火山灰が原因であり、開幕戦の小田原パイクスピークでは火山ガスの霧に覆われた箱根の温泉街の区間が、第2戦の芦ノ湖GTでは火山灰が降り積もった道路がデスエリアと呼ばれている。
  10. アニメ「機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線」のキャラクター。→死神(ガンダム)
  11. ゲーム実況者の一人。→しにがみ
  12. 何もしていないのに殺人事件などに遭遇しやすいキャラクターを指すネットスラング。または歩く死亡フラグ記事後半で説明。
  13. EF64-1031号機のこと。→廃車回送

概要

生命の死を司る神のことを指す。

生物を死に誘ったり、死ぬ気を起こさせたりすると言われている。しかし、その実態ははるかに複雑であり、一概に「死の使者」と断定することはできない。

「命を奪う」というイメージが強いため、忌み嫌われる存在として扱われる事が多い。

宗教・神話における死神

多くの文化では、その神話の中に死神を組み入れている。

人間の「」は「誕生」と並んで、人生で最も重要な位置を占めるものであり、性質上「悪の存在」的な認知をされている。

しかし死神の要素を併せ持つ冥府の神であれば話は別で、こうした地獄(冥府)を司る神は宗教の中で最も重要な神の1つとされ、最高神もしくはそれに次いで位の高い神となっている場合が多く、崇拝の対象にしている宗教もある。(日本でも閻魔大王は「地獄の閻魔さま」と敬意を払った呼び方をされることが多いが、それと似たものと言えるか)

単に死神崇拝といっても「絶対的な力を持つ神」の能力の一部に「生死を操る能力」があるなど、いわゆる邪教崇拝だけではない点に注意するべきである。穀物生成や輪廻転生に関連付けられる地域では死と再生の神々として捉えられることもある。

キリスト教に於けるデス

旧約聖書失楽園に登場する、ルシフェルとサイン(罪の天使)の間に生まれた娘。一神教なキリスト教では天使として扱われている、そして役目は亡霊や死に掛け生霊を大鎌で収穫し、確実に裁判の間に導くこと。

骸骨の姿は生まれつきで、大鎌は魂の収穫の為につけられている。ヨハネの黙示録の四騎士の四人目もとされている。

死を迎える予定の人物が魂のみの姿で現世に彷徨い続け悪霊化するのを防ぐ為、冥府へと導いていくという役目を持っている」といわれている。

「god of death」に当たる冥府を統率する神サタンとは別人。

英語圏では「Death」と呼ばれる、擬人化尊称である為、イニシャルのDが大文字

各言語での別称

言語カナ表記綴り意味
スペイン語ラ・ムエルテLa Muerte例の女史
英語グリムリーパーGrim Reaper厳しい刈り手
ドイツ語ゼンゼンマン / ゲファッター・トートSensenmann, der Tod大鎌で刈る者/死そのもの
イタリア語ラ・モルテLa Morte死そのもの(女性単詞)
フランス語ラ・モーフ / ラ・モールLa Mort死そのもの
中国語死神(スーシェン)Sishen

タロットカードにおいて

タロット占いでは「大アルカナ」の13番目のカードとして死神が使われる。

死神は「停止」や「損失」など、不吉な出来事の予兆とされるが、カードの組み合わせやデッキから引き出したときの図柄の向きによって「死からの再生」や「やり直し」に意味が変化する。

外見

解釈によって様々だが、一般的に巨大な大鎌、もしくは小ぶりな草刈鎌を持ち、黒を基調にした傷んだローブを身にまとった人間の白骨の姿で描かれる。時に、ミイラ化または白骨化している馬に乗っていることがある。あるいは脚が存在せず、常に宙に浮遊している状態の物も多く描かれる。

イメージの原点としては12世紀に黒死病が流行し、その恐怖を表した絵画である「死の舞踏」に描かれた「踊る骸骨の軍勢」があるとされる。

日本における死神

天国と地獄からの魂迎え役である天使悪魔のような天女火車などの魂迎え役が日本にもいる。

異名における死神

主に戦地などで相手側が恐怖を込めて異様な戦果を挙げる兵士を「死神」と呼ぶこともある。また、味方の内で所属する部隊が壊滅・全滅するような状況で1人や少数が生き残ってしまい、それが幾度となく繰り返されることで「所属する部隊は彼以外は生き残れない」という悪評が立ち、味方殺しの死神と侮蔑されることがある。しかし裏を返せば他人より優れた技量や生存能力、強運を持ち合わせていることであり、優れるからこそ死地も生き残れるのである。

その他死神がモチーフ/異名のキャラクター等

キャラクター

※登場作品名50音順に追加

特徴的な設定 アニメ編

夢のクレヨン王国

CV:山口健

かつて武烈女王クラウス公爵に倒されて、お墓島に封印された悪魔。花の旅の悪役・死に神をアレンジしたキャラクター。正体は白い毛皮のヒヒでいつもは影の姿をしている。他者に乗り移ったり、死に灸で年寄りを石にしたりする能力がある。ただし擽りに弱く特に脇の下を擽られると強大な笑い声を出す。

シルバー王女の誕生日前日くらいに落雷で、祠が壊れて復活して、武烈女王を消滅させるために、彼女の子孫であるシルバー王女を利用しようと、僧侶に取りつくが、カメレオン総理達に偶々王女を連行されてしまい失敗、ゴールデン国王オパール王妃を石にしようとする。クラウス公爵も彼を倒した人物であるにもかかわらず、彼の子孫のクラウドまでは狙おうとしなかった。

クラウドがシルバー王女の両親を魔法で石に変えた為に、死神と同一人物と疑われたことがきっかけで主人公は、死神を倒すためにストンストンアラエッサと共に各地に散らばった死神を倒すヒントを書かれた詫び証文を探す旅に出た。

最終的には自分の弱点の詫び証文を解読されてクラウドが召喚した竜に拘束されて、黄金のマゴノテで片方の脇の下の擽りを受けて、ヒヒの姿になりその毛をクラウドに毟り取られて、シルバー王女クラウドに鏡の中に封印されてしまう。鏡はその後お墓島の祠に封印。その後、イタズラ天使の力で蘇り、シルバー王女を狙うが共に封印したクラウドまではまたもや狙おうとしなかった。また力は不完全で復讐は敵わず、最後は天使の力を解かれて、鏡に逆戻りする。

満月をさがして

死者を迎えに来る神様で、正体は現世で自殺した死者の魂。

初心者は白い羽のリュックを身につけ、成長すると天使のような羽が生え、小児科所属の場合は動物の耳の帽子や飾り尾を身につけ、成長すると本物の動物の耳や尾が生える。また動物や人間に変身が出来る。小さいものの白い羽があるので死神と見えにくい。

普通の人には見えないのだが、通常死に際の人間または神山満月のように特別な条件を持った人間には見える。

ゲゲゲの鬼太郎

骸骨の姿をした妖怪で、アニメ2期では準レギュラーとして度々鬼太郎達に戦いを挑んだ。家族がおり最後は、反省して家族仲良く暮らすようになる。

2期で担当した神山卓三の声をイメージするファンが多い。他の水木しげる作品にも同一個体、または同族が頻繁に登場する。

詳しくは→死神(ゲゲゲの鬼太郎)を参照。

豆富小僧

現代において信じられなくなったために、多くの妖怪たちは姿を消してしまったが、時代が変わっても人間は死からは逃れられないために存在していた。

特徴的な設定 漫画編

BLEACH

死神(BLEACH)も参照。死後の世界尸魂界に住み、魂の管理者として現世にやって来る存在。「死覇装(しはくしょう)」という黒い着物を着ていること、斬魄刀(ざんぱくとう)」という刀を所持しているのが特徴。この刀を使って良い霊すなわち整(プラス)を成仏させたり、悪霊すなわちを斬り浄化したりするのが主な仕事。

基本的に護廷十三隊という死神の実働部隊に属している。はもちろん、滅却師と呼ばれる霊力の高い人間の集団とも敵対関係にある。

死神とは言うが、尸魂界で普通に人生を送ったり家族を作ったりすることが可能であり、生活の実態はそれほど普通の人間と変わらない。また、死んだ人間が護廷十三隊に選ばれ「死神になる」ことでいわゆる輪廻転生のサイクルから外れることもある。

黒執事

死神(黒執事)も参照。この作品内での死神は、「死神派遣協会」という組織に属する公務員のような存在自殺した人間が罰としてなる「職業」。

人の魂の回収というのは既存の死神と同じだが、それが「業務」であり、服務規程なども存在し、規定違反を犯した者は普通の会社員のように謹慎処分や始末書作成などの罰則が設けられている。

「神と人との中間の存在」であり、人よりも高い運動能力をもつが、死神は全員近眼であり、喪服のような黒いスーツを着ている。

一部の例外を除いて、人間への情は持ち合わせていない。

ににふに!-単純冥界交霊譚-

本来は死者の魂を持って帰るのが役目のはずだが、未練のある霊を成仏させることが役目になっている。

ネットスラングにおける死神

アニメや漫画などにおいて、その場にいるだけで殺人事件または殺人未遂事件などに遭遇しやすいキャラクターがファンから「歩く死亡フラグ=死神」と呼ばれる場合がある。

特に『名探偵コナン』の江戸川コナンや『金田一少年の事件簿』の金田一一を指すことが多い。両者とも「名探偵とは言え肩書的には普通(?)の学生に過ぎない」と言う事が理由の所謂主人公補正である(逆に『金田一少年』と作者が同じ『探偵学園Q』は、学生とは言え探偵学園故に「正式な依頼」が来るので、「偶々事件に遭遇した」と言う始まり方に頼る必要が無い)。

また、ユーザーが自由に編集が可能な百科事典サイトにおいて「有名人が亡くなると速攻でその旨を該当記事に記載するユーザー」のことを死神と呼ぶ場合もある。

更には『超人ロック』や『強殖装甲ガイバー』等の人気漫画が、掲載誌の廃刊を複数回乗り越えた事で「漫画界の死神(この漫画を掲載すると廃刊する)」と呼ばれる事も。

余談

日本の創作物に登場する「死神」を翻訳する場合は、例えば英語では「shinigami」のように音訳のみにする傾向がある。宗教上支障がある「god」を避けるためと思われる。

関連タグ

死に神 Death……表記ゆれ

  髑髏 魔女 タロット  大鎌

 冥府 冥界 黄泉

死神ピカー 死神コンビ

閻魔 ラストジャッジメント JUDGE EYES:死神の遺言

黒い死神 白い死神

アフリカスイギュウ・・・通称「黒い死神」。アフリカ現地では多くの死の原因として恐れられる。

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Grim Reaper

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