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ブギーポップ

ぶぎーぽっぷ

ブギーポップとは、『ブギーポップは笑わない』の主人公。宮下藤花の別人格。

上遠野浩平の小説『ブギーポップは笑わない』の通称、またはその主人公の名。小説の詳細はブギーポップは笑わない参照。本記事は主人公としてのブギーポップを扱う。

概要

CV:清水香里

世界の危機に関わる異変を察知した時に、自動的に現れる宮下藤花の別人格。一人称は「僕」。竹田啓司は「彼」を最初「変身ヒーロー」と連想していた。「ブギーポップ(不気味な泡)」という名前は、世界の危機をきっかけにして無意識下から自動的に現れるその性質を、水底から水面へ浮かび上がる泡に喩えた自称。また「死神」や「世界の敵の敵」などとも呼ばれる。
ワーグナーの『ニュルンベルクのマイスタージンガー』を口笛で吹きながら現れる。他にはピンク・フロイドの『原子心母』なども吹けるらしい。
特殊な鋼鉄製のワイヤーを武器として戦い、対峙した敵の多くはそれによってバラバラに切断される。人間の身体能力の限界を引き出している相手や、強力な戦闘用合成人間相手であっても圧倒する程の戦闘能力を示す。更にMPLSが持つ能力の効果外の存在である事が多く、特に心理攻撃に関してはほとんど影響を受けた事がない(影響を受けたのは同種の存在であるイマジネーターと歪曲王の能力のみ)。
また音速で移動する敵を速さで上回ったり、最強と呼ばれるMPLSですら苦戦した洗脳能力の解除を洗脳者を一瞬だけ殺すことで解除したり、「無機物に宿った意思を、別の無機物に移す」といった、統和機構すら労力を要する、或いは不可能とされる特殊作業を事も無げに行った事もある。他人の夢の中に侵入するといった芸当も可能。
戦闘においては、あまり武力行使をせずに相手の心理の弱点を的確に把握してそこを追撃するという戦法を行う(能力よりも心理的要因の方が世界の敵としての起因として大きいため)。場合によってそのまま相手を改心されることもある。
シリーズ一作目のタイトル『ブギーポップは笑わない』が示すように、感情を表す(と思われる)時は左右非対称の奇妙な表情(笑顔+その他の感情である事が多い)を浮かべるが、一度だけ「歪曲王」にて笑顔を見せている。これは当初「歪曲王」がシリーズ最終作になるはずだったための演出であった。
本人は「嘘を吐いた事がない」と言っているが、フォルテッシモとの約束を破り「大嘘吐き」と呼ばれた。女子高生の間では都市伝説的な存在として知られている。「その人が一番美しい時に、それ以上醜くなる前に殺す」存在と噂されており、前述した"死神"の他に時折「そういう」"殺し屋"なのではと噂されている事が多い。
何の悩みにも縛られず、ただ殺すための存在だが、天色優に辻希美のスケッチブックを渡すなど粋な行動を見せた事もある。またアニメ版スタッフはシナリオ集において、ブギーポップが殿村望都に「早乙女正美を殺した」という事実と異なる発言をしたのは、「彼は優しい人であるため」とコメントしている。
誕生した時期は藤花が瀕死の合成人間スケアクロウに遭遇した頃(宮下藤花が中学生時)であり、その際に出会ったスケアクロウが身に着けていた筒の様な帽子とマントを愛用している。程無くしてフィア・グールと対面した時に、「世界の敵として死ぬときはこんな曲に送られたい」と言われたその曲こそが、いつも口笛で吹いている『ニュルンベルクのマイスタージンガー』である。
霧間凪は彼も「何らかの可能性」の体現であり、彼自身が世界を終わらせる対象とした"世界の敵"と同種の存在である事を示唆した。
彼の存在理由である水乃星透子とプーム・プームの未来を遮断(前述は肉体的な死、後述は能力的な死)した後もその存在が残り続けていることに、彼自身も自身の存在理由に疑念を抱いている。
本シリーズと関係の深い『ビートのディシプリン』『ヴァルプルギスの後悔』『彼方に竜がいるならば』にも登場し、それぞれの作品の主人公と一時的な対面を行っている。

関連タグ

ブギーポップは笑わない 宮下藤花

電撃文庫FIGHTING CLIMAX
(サポートキャラとして登場、原作通りの鋼鉄製ワイヤーを使い相手の動きを止める。<発動後すぐに出るパターンと背景が暗転し数秒後に発動する2パターンがある>)

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