ブギーポップシリーズ
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ぶぎーぽっぷしりーず
上遠野浩平によるライトノベルシリーズ。電撃文庫(KADOKAWA。旧メディアワークス)刊。
上遠野は1998年、第1作『ブギーポップは笑わない』で第4回電撃文庫大賞を受賞し、デビューした。
イラストは緒方剛志。
世界を滅ぼす「世界の敵」と呼ばれる存在が現れた時に、それを倒すために現れる謎の人物・ブギーポップと、彼らの戦いに巻き込まれた人々の物語。
登場する人物は、多かれ少なかれ夢や希望、あるいは悩みや絶望を抱えており、彼らが立ち直る、あるいは落ちていく様もまた作品の軸の一つである。
上遠野による他の作品と世界設定を共有しており、本シリーズのキャラクターや組織、設備などが他シリーズに登場したり、その逆もある。
90年代後半~ゼロ年代前半を代表するライトノベルの一つであり、ラノベ分野においては他に類型を見ないことから多くの作家・作家志望者に影響を与え、「ブギーポップ以前・ブギーポップ以後」という概念すら作り出した。
本作に影響を受けたことを公言した人物として、西尾維新、時雨沢恵一、奈須きのこ、佐藤友哉などがいる。
2度のテレビアニメ化、実写映画化を果たしている。
メディアミックス化の際は、第1作『ブギーポップは笑わない』のタイトルで展開しており、シリーズの代名詞にもなっている。
よって、より詳しいことについてはブギーポップは笑わないを参照。
タイトルは、第1作『笑わない』と短編集である『夜明けのブギーポップ』を除き、「ブギーポップ・○○ ×××××」(○○は英語)で統一されている。
- ブギーポップは笑わない
- ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター PART 1
- ブギーポップ・リターンズ VSイマジネーター PART 2
- ブギーポップ・イン・ザ・ミラーパンドラ
- ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王
- 夜明けのブギーポップ
- ブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師
- ブギーポップ・カウントダウン エンブリオ浸蝕
- ブギーポップ・ウィキッド エンブリオ炎生
- ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッド
- ブギーポップ・アンバランス ホーリィ&ゴースト
- ブギーポップ・スタッカート ジンクス・ショップへようこそ
- ブギーポップ・バウンディング ロスト・メビウス
- ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟
- ブギーポップ・クエスチョン 沈黙ピラミッド
- ブギーポップ・ダークリー 化け猫とめまいのスキャット
- ブギーポップ・アンノウン 壊れかけのムーンライト
- ブギーポップ・ウィズイン さびまみれのバビロン
- ブギーポップ・チェンジリング 溶暗のデカダント・ブラック
- ブギーポップ・アンチテーゼ オルタナティヴ・エゴの乱逆
- ブギーポップ・ダウトフル 不可抗力のラビット・ラン
- ブギーポップ・ビューティフル パニックキュート帝王学
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