CV:市ノ瀬加那(アニメ2作目)
概要
感情の起伏が少ない少女。
シリーズ第2章『VSイマジネーター』で物語の中心人物として初登場。不良に絡まれていた谷口正樹を助けようとしたことがきっかけで交際するようになる。
なお、1作目『Boogiepop Phantom』でも第3話で登場しているが声は当てられていない(このためクレジットがなく、作中でも名前も明かされていないため、シナリオ集で初めて存在が明かされた)。
人物
一応カミールのコードネームを与えられてはいるが特殊能力や常人離れした身体能力などは一切なく、スプーキーEの部下としてこまごまとした雑用をさせられている。
あえて言うなら人間と全く同じ肉体が特徴ともいえる。それ故に性交ができない=肉体的に不完全であることにコンプレックスを抱いているスプーキーEからは、特殊能力を持たない「失敗作」と蔑まれている。また、事あるごとに虐待を受けた挙句(藤和機構の人造人間の実験の一環でもある)人間との交配実験を行わされており、「頼めば見返りなしでヤラせてくれる」と一部では有名になっていたようだ。
スプーキーEの命令に従い、正樹の好意を利用してブギーポップの真似をさせイマジネーターをあぶりだす作戦に利用していたが、共に行動し普通の女の子として扱われ続けたことで、人間らしい感情と彼への好意が芽生え、正樹を巻き込んだことを後悔する。
事件解決後は谷口家に同居することになり、正樹の義姉霧間凪からも弟のことを任されている。