※もしかして→人造人間(ドラゴンボール)
概要
古来より、機械のような特徴をもつ「無機的人造人間」と、生物のような特徴をもつ「有機的人造人間」の両方があった。
いずれの人造人間も、人間と同等の「心」をもつ存在として描かれるものと、そうでないものがある。
遍歴
無機的人造人間の元祖としてはギリシア神話のタロスやファンタジーによく登場する「ゴーレム」などがある。
有機的人造人間の代表的なものにはホムンクルス、「フランケンシュタインの怪物」など。
アンドロイド
アンドロイド (android)はヴィリエ・ド・リラダンの小説『未来のイヴ』に初めて登場する。
ギリシャ語で「男性」を意味する andro と、「もどき」を意味する oid(接尾語)の合成語。女性型人造人間はガイノイド(gynoid)と呼ぶのが正しいとも言われているが、そもそもその語源となった『未来のイヴ』に登場するハダリー自身が女性型人造人間であったりする。
バイオロイド
バイオロイド(bioroid)は、有機的人造人間のことを指す用語である。
その中でもバイオテクノロジーなどの科学技術で造られたものを指すことが多く、オカルト的な手段で造られたホムンクルス等を指すことは殆どない。
人間を遺伝子操作によって過酷な環境下へ適応させた新人類をこれに含めることもある。
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場する女性型生体アンドロイドはバイオロイドの呼称を用いている。
作品固有の呼称について
「人造人間」「アンドロイド」(ガイノイド)という一般的な呼称を避け、作品内での固有の呼び名を用いることがしばしばある。
- ターミネーター(ターミネーターシリーズ)
- レプリカント(ブレードランナー)
- レプリロイド(ロックマンX)
- ロボひろし、鉄拳寺堂勝(逆襲のロボとーちゃん)
- 合成人間(バイオメガ、エイリアン)
- ゾーダ(ファルコン伝説)
- キャスト(ファンタシースター)
- ビメイダー(長谷川裕一作品)
- コーディネイター(機動戦士ガンダムSEED)
- イノベイド(機動戦士ガンダム00)
- ネアン(メタリックルージュ)
- グーイージ(ルイージマンションシリーズ)
……等々。