概要
いつの間にやらカテゴリー化していた遊戯王系列の人造人間シリーズ。
基本的には「人造人間-サイコ・ショッカー」が中心となった機械族モンスターの派閥の一つであり、現状としては所属するモンスターは全て闇属性の機械族である。海外では「Jinzo」シリーズと呼ばれている。
カテゴリーの成立自体は人造人間-サイコ・ジャッカーの登場に端を発するため、2014年末頃にまで遡る。しかしそれから4年以上が経過した2020年春現在、所属モンスターは僅か6体、専用サポートカードも極少数という状況。一時期は一世を風靡したサイコ・ショッカーが筆頭となっているとは言えカテゴリーとしては極めて非力と言わざるを得ず、現状としてはカテゴリー統一のファンデッキの構築さえも難儀するレベルである。遊戯王OCGの中でも特に大所帯な種族として知られる機械族の一派閥であるため、他の機械族カテゴリーと組み合わせて使用されるケースが無きにしも非ず、と言ったところだろうか。
一応、遊戯王GXではこのカテゴリーの扱いに特化したデュエリストの猪爪誠が登場している(ただし彼は自身のスタイルを「サイコ流」と名乗っている)。劇中ではサイバー流と双璧を成すという機械族の中でもとりわけ有名で強力な戦術と見られているが、少なくとも現在のOCGではもし対峙するとなれば相性的には人造人間側の旗色が非常に悪い(というか機械族中心のデッキでサイバー・ドラゴンデッキに真っ向勝負を挑むこと自体が無謀の極みと言える)。
11期(2020年5月)DP24で7枚の新規カードが登場する。備えよう。
……かと思いきや新規カードは全て人造人間-サイコ・ショッカーを指名している。
さらに、エクシーズモンスターである人造人間-サイコ・レイヤーも登場しているが、対象となるカードはデッキにあるカードであるため、このカードは含まれない。
と言った形で、このカテゴリは半ば形骸化してしまった。
「サイキック・ウェーブ」の登場で空気化は免れた形だ。
所属モンスター一覧
・・・1体だけ明らかに毛色が違うような気がしなくもないが、気にしてはいけない。