サイバー流
さいばーりゅう
甘い!サイバー流にとって、攻撃力の制限など無意味!
TVアニメ『遊戯王GX』に登場した流派の1つ。
しっかりと装備を調えて登山しなければならないほどに豪雪吹き荒ぶ海外の山岳地帯に道場を構えている。
≪サイバー・ドラゴン≫を始めとした「サイバー」と名のつく機械族モンスター群と≪サイバー・ドラゴン≫の融合体を使用し、「相手の心となって自分を見る」リスペクトデュエルを教義に掲げているのが特徴。
当流派に属する者は師範の鮫島と正当後継者の丸藤亮の2名のみ。
亮が修行のすべてを修めて巣立つまではそれなりに門下生を抱えていたが、光の結社編時点での鮫島によれば「故あって、現在は名を残すのみとなっている」状態らしい。
免許皆伝に至った者へは≪サイバー・エンド・ドラゴン≫のカードが継承される習わしがある。
また、後述する「サイバー・ダーク」と呼ばれるカード群も存在するが、教義からかけ離れた特性を理由に長らく封印されていた。
「相手の心となって自分を見る」ことに主眼を置いたデュエルのこと。
ようは「自分にやりたいプレイングがあるように、相手もまたやりたいプレイングがあるのだから、互いに全力を出し切れるよう最善を尽くして最高を目指す」というもの。
この「相手」というのはデュエルにおける対戦相手のことを指す場合が殆どだが、相手のデッキコンセプトはもちろん、本来は自分のフェイバリットカードや客観的に見た自分の本心なども含まれる。
以下はその例。
- 相手が攻撃力増強コンボでカウンターを仕掛けてくるのを予測する→同様のコンボでカウンターにカウンターを決める
- ≪サイバー・エンド・ドラゴン≫の心に寄り添う→初期手札に≪サイバー・ドラゴン≫×3枚と≪融合≫を引き込む
- ドキドキやワクワクを感じるデュエルをしたうえで勝ちたい→相手も全力を出せるよう、さっさと全力を出す
また、あくまで「互いが全力を出し切る」ことを是とするため、必ずしも自身の勝利に拘らないのが特徴。
上述した「サイバー・ダーク」と呼ばれるカード群と墓地送りが容易な効果を持ったドラゴン族を主体としたデッキ。
もともとはサイバー流の開祖によって封印されていたため「裏デッキ」どころか名前が付けられてすらなく、亮以外に呼称する者はいない。
サイバー流の誕生時に生み出さたものの「あの手この手でドラゴン族を墓地へ送り、相手の墓地にあるドラゴン族をも利用して勝つ」という特性が故、教義である「リスペクトの精神」に反するとしてすぐに封印されてしまった模様。
このデッキはあくなき勝利と進化を望む貪欲…もとい暴食な性質を持ち、使用者に対しても弛まぬ成長を要求する。
無理に使用を続ければ心身を病むことは必至なため、「リスペクトの精神に反するから」という理由以上にこちらが原因で封印された可能性もある。
ヘルカイザーとなった亮はもともとのスタイルが完成していたことに加え、早々に戦術の確立にも至ってしまったため、本人も気づかぬうちにその性質に応えられなくなってしまっていた。
結果、地下デュエルで使用していた衝撃増幅装置による過剰なダメージも合わさり、心臓を病むことになる。
≪サイバー・ドラゴン≫とその融合体を主軸とするデッキを呼称したり、そういったデッキを使用するデュエリストが名乗る際に用いられることが多い。
かつては≪サイバー・ドラゴン≫を素材とする融合体を使った1ターンキルも可能な超火力でガンガン押していくのが最大の特徴だったが、現在はカードプールの大幅な増加に伴ってかなり多彩な戦術をとることが可能になっている。
機械族の中でも大所帯のテーマで非常に多くのカードが所属し、特に≪サイバー・ドラゴン≫の派生種は多岐に渡るため、テーマの大半を占めると言っても過言ではない。
アニメ終了後もOCGオリジナルの新規カードが度々登場しており、既に準環境クラスのカードパワーが有るにもかかわらずストラクテーマ投票を勝ち抜く等、今なお圧倒的な人気を誇っている。
裏サイバー流
「サイバー・ダーク」シリーズを主体としたデッキを呼称したり、そういったデッキを使用するデュエリストが名乗る際に用いられる。
こちらもサイバー流であることに変わりはないのだが、区別してこう呼ぶことが多い。
そのため、≪サイバー・ドラゴン≫主体のサイバー流を指して「表サイバー流」と呼ぶこともある。
『遊戯王デュエルモンスターズ』でも高打点の境界線であった3000を超える攻撃力をポンポン繰り出しては1ターンキルを狙ってくる印象から、「ワンキルしてくる対話拒否のどこがリスペクトデュエルだ」「裏サイバー流デッキの方が対話してんじゃねぇか」と皮肉られることが多々ある。
GX関連の二次創作においては、一時サイバー流そのものが悪役として扱われるヘイト創作が多くみられる時期があった(83話で実況が評したヘルカイザーのデュエルスタイル「アンチリスペクト」が総称として使われていた)。
この手の二次創作では門下生が大勢いたり亮の性格がただ悪辣なものであったりと原作から乖離した描写が多く見られるほか、あまつさえリスペクトデュエルの定義自体が「相手の事情を一切認めず、サイバー流の勝利のみを至上とする」という、ヘルカイザーを悪意的に解釈したようなものになっていることが多い。
サイバー流の内実が語られたのが上記の通り83話のみであるためか、劇中で語られた現状やリスペクトデュエルの定義がアニメ視聴者やOCGプレイヤーには共感され難かったのが原因と思われる。
また、以下も原因であると考えられる。
- 亮の主役回の多くが「反撃されることを容易に予測できる状況であるにもかかわらず、(亮の対戦相手が)無策・無警戒に突っ込む(ように見える)」というプロレススタイルだった
(アニメ作品のデュエルでは仕方のない面もあるが)
- ネット小説の隆盛期にはGXの放送が終わっていた=アニメを見直す機会に恵まれなかったorそもそも見たことがないミリしら勢が多かった
- OCG環境での≪サイバー・ドラゴン≫に対するヘイトが高まっていた時期だった
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