CV:岩崎征実
概要
『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』におけるデュエリスト養成学校「デュエルアカデミア」の学園長(校長先生)。
スキンヘッドに豊かな髭をたくわえた、恰幅のいい男性。
デュエル流派「サイバー流」の師範も務めており、丸藤亮は学園の生徒かつ弟子にして正当後継者である。
使用カードは「サイバー・オーガ」、エースモンスターカードは「サイバー・オーガ・2」。
デュエリストとしてはサイバー流の教義である「相手をリスペクトするということは、相手の心となって自分を見ること。即ち相手の全力を引き出し、それを全力でもって迎え撃つ」という、リスペクトデュエルを信条としている。
教師としてはデュエルアカデミアに通う生徒の健やかな成長を第一に願う人物で、生徒の成長のためなら世界大会を開催するために各国へ自ら出向き、参加者を自分の足で探し歩くこともいとわない行動力を持つ。
〆るところは〆るが基本的にはおおらかな性分のため、時には自身より低い立場であるクロノス・デ・メディチ教諭にたしなめられることも。
他にもデュエルアカデミアに封印されている三幻魔の監視役も兼ねており、作中では数回に渡って再封印を施している。
購買スタッフのトメさんに好意を抱いている。
彼女のこととなると途端にポンコツと化すため、生徒達からは呆れられぎみ。
余談
ネット上ではあまりよろしくない人物評をされることが多いようである。
人柄や教育理念こそ悪いものではないものの、大会参加者がデュエルに消極的な生存策に走る可能性を考慮していなかったために頭を抱えたり、デュエルのスタイルが豹変した亮を案じつつもその心中を分かってやることができなかったりするなど、教育者としては今一つなのが否めない。
※某サイトでは亮が最下位ザーの時に表立ったフォローを何もせず、ヘルカイザーになってから否定的に介入した点が批判されている。
※リスペクトデュエルの一側面である「相手へのリスペクトさえ貫けていたのなら、自身の勝敗に拘る必要はない」という部分がプロリーグでは通用しない(敗北=自身やスポンサーの評価を下げる行為)ということがわかっていなかった節があり、流派の教義を重んじる立場と環境が災いしたとも言える。
私怨のために生徒へ嫌がらせをしたクロノス教諭や佐藤先生といった前例もいるが、教師らしからぬ発言もあった。
遊城十代とクロノス教頭が卒業を賭けて行ったデュエルでは、つい在校生たちに釣られて「(寂しくなるから十代たちに卒業してほしくないという在校生たちの意見を聞いて)私も同感です」と発言してしまっている。
ちなみに中の人は次回作で某リアリストを演じており、そこでも「オーガ」と名のついたモンスターを使用している。
…もちろん性格は真逆である。