概要
サウス校チャンピオンの3年生。
融合素材を相手の墓地から選択するという化石(フォッシル)融合デッキを使用。 ワニのカレンを背中に背負っていて流暢な英語を使う。幼少時にカレンを救う為に怪我を負った為右目を包帯で覆っている。そして、その失った右目にはオリハルコンの眼がはめられており、かけがえの無い友を救う為にその力を発揮する。
地質学及び考古学の知識に長け、実際に密猟者のトラップ駆除などを幼い頃に嗜み、現在も発掘を行うフィールドワークのプロでもある。砂漠の異世界でも他のチャンピオンと共に十代達をサポートし続けた。
しかし2022年6月末のデュエルリンクスの加入イベントで覇王との闘いの一件で友を救えなかった後悔が残り続け、アカデミアを離れて以来、デュエルと距離を置いていたことが発覚した。しかしデュエルリンクスに埋まっているカードの残留思念(正確にはジムたちのデュエルの記憶データ)を掘り出したことで復帰した(原作ではどうなったかは不明)
FRIENDを救う戦い
砂漠の異世界から帰還したが、取り残されたヨハンを救うべく十代と共に再び異世界へ旅立つ。しかし、訪れた異世界がまるで違う次元であったにも拘わらず十代はヨハンがいると決めつけて暴走、その果てに仲間達を死なせてしまい、難を逃れた翔に見限られ、オブライエンも独断専行をとがめて一度距離を置いた。ジムだけは最後まで付き添って仲間達の墓を作ったが、いつの間にか十代は行方を眩ませてしまう。
その後、合流したオブライエンと共に十代を探すが、十代は異世界を支配する覇王と化していた。ジムは十代を取り戻すべく、来たときから反応していたオリハルコンの眼の力で十代を救うべく奮戦する。
苦しいデュエルの中、ジムは覇王が十代の心の闇が作り出した地層と分析、その地層とはライフの差だと考えて同点に持ち込むことに成功する。だが、地層という解釈こそ正しかったものの、地層の分析そのものを見誤ったジムは超融合の前に倒れた。
オリハルコンの眼をオブライエンに託したものの、オブライエンも覇王の圧倒的な恐怖に逃げ出してしまった。しかし、オブライエンもまた自分の力を求める人々とジムの意思を胸に再起、オリハルコンの眼に残ったジムの意識と共に覇王という地層を完全に貫く事=ライフを0にすることに成功した。
二人の命がけのデュエルによって十代は正気を取り戻すが、覇王の記憶を持った十代にはジムとオブライエンを殺した事が更なる追い打ちを掛け、続けざまにエドを喪ってしまい、立ち直るのはしばし先になる。
主な使用カード
攻撃力2000 守備力1200 レベル4の岩石族モンスター。
下級ながら高い攻撃力を持つアタッカー。
OCGでは化石融合-フォッシル・フュージョンのサポートカードになっている。
守備力2000 レベル4の岩石族モンスター。
表側主部表示の時、一ターンに一度、相手ライフに500のダメージを与えるバーン効果を持つ。
覇王戦の先攻一ターン目に守備表示で召喚され、守りを固めつつ牽制し、オブライエンから「攻守を兼ね備えた最善の1ターン目」と評価されたが、直後のインフェルノウイングの攻撃で手痛いしっぺ返しを受けた。
攻撃力1200 守備力1300 レベル4の岩石族モンスター。
フィールド魔法「聖地の守護結界」とのコンボで防衛線を張った。
OCGではリバース時に特殊召喚されているモンスターを全滅させ、さらに表側表示でフィールド上に存在する限り互いの特殊召喚を封じ込める後継作の主人公たちが泣きそうな効果を持つ。
ガジェットと組み合わせた「パキケガジェット」などのデッキレシピが有名。
攻撃力2800 守備力1000
戦闘時、相手の攻守を半分にする強烈な効果を持つジムの切り札。
フォッシル・フュージョンと聖地の守護結界を突破した覇王に反撃を仕掛け、追い詰めた。
化石融合モンスター
「自分の墓地の岩石族モンスター」+「相手の墓地のレベル4以下の恐竜族モンスター」の融合で生み出せる化石融合モンスター。
レベル4以下という緩い制限ながら攻撃力2500を誇り、アニメでは対剣山戦で速攻召喚された暗黒ドリケラトプスに対抗し、その生贄に使用された俊足のギラザウルスを利用する形で特殊召喚された。
また、化石融合モンスターは新生代から中生代、古生代に連れて攻守が一定値ずつ高くなる設定だったらしく、後述のスカルギオスの守備力が0であることを考慮するとスカルガの守備力も0であった可能性が高い。
「自分の墓地の岩石族モンスター」+「相手の墓地のレベル7以上の恐竜族モンスター」の融合で生み出せる化石融合モンスターにして、ジムの繰り出す化石融合モンスターでは恐らく最強の攻撃力を誇る一枚。
スカルガゆずりの攻撃力は3500に跳ね上がり、さらに貫通効果を付与。
極めつけは攻撃対象のダメージ計算パラメータを攻守の好きなほうで選べるという特殊効果付き。
OCGでは融合召喚されている場合に限り、相手モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージが倍になる効果が追加された。
「自分の墓地の岩石族モンスター」+「相手の墓地のレベル4以下の戦士族モンスター」の融合で生み出せる化石融合モンスター。攻撃力2000 守備力800
チェスでいうところのポーンに当たるモンスターだが、それでも攻撃力2000と当時では高め。
「自分の墓地の岩石族モンスター」+「相手の墓地のレベル5または6の戦士族モンスター」の融合で生み出せる化石融合モンスター。攻撃力2400 守備力1100
さらに戦闘後フィールドにモンスターが残っていればもう一度だけ攻撃できる条件付き二回攻撃効果を持つ。
「自分の墓地の岩石族モンスター」+「相手の墓地のレベル7以上の戦士族モンスター」の融合で生み出せる化石融合モンスター。 攻撃力2800 守備力1400
スカルナイトの二回攻撃効果に、さらに貫通効果が付与された強力モンスター。
怒りのアンカー・ナイトの自己再生を逆手に取り、連続攻撃で大ダメージを与えて勝負を決めた。
OCGではモンスターがいなくても連続攻撃が可能でさらに相手ターン限定で相手の墓地のモンスターを蘇生させる効果が追加された。
詳細は不明だが、化石モンスターの1体。
おそらく「自分の墓地の岩石族モンスター」+「相手の墓地のレベル4以下の機械族モンスター」の融合で生み出せる化石融合モンスターと思われる。
「自分の墓地の岩石族モンスター」+「相手の墓地のレベル5または6の機械族モンスター」の融合で生み出せる化石融合モンスター。 攻撃力1700
時代を遡れば遡るほど強くなる化石融合に機械は相性が悪かったのか、半上級をコストに要求しながら攻撃力は新生代のスカルポーンやスカルガに及ばない。
因みに登場時のエピソードではジムとオブライエンが覇王城に向かうために新生代化石マシンと思われるモンスターを運転して移動していた。
中生代がワゴンなら、こちらはセダンかカートだろうか……?
「自分の墓地の岩石族モンスター」+「相手の墓地のレベル7以上の機械族モンスター」の融合で生み出せる化石融合モンスター。攻撃力2100
覇王城にて留守番をさせられていたコザッキーとのデュエルにおいて、前述のスカルワゴンを逆進化させて特殊召喚した化石マシンの最終形態。
古生代で攻撃力2100は物足りないが、特筆すべきはその効果にあり、何と一回のバトルフェイズに三回攻撃ができ、さらに破壊したモンスター一体につき1000ものダメージを相手ライフに与えるというマイフェイバリットも真っ青なダメージ効果を持つ。
コザッキー戦ではこの効果をフル活用し、ライフ100の状態から特殊召喚されるやスカルライダーと二体のカオスライダーグスタフを連続撃破。さらに3000のダメージを叩き込んで1ターンキルという離れ業をやってのけた。
因みにこの効果でダメージを与える際にはどこからどもなく戦闘破壊されたスカルライダーとカオスライダーグスタフのバイクの破片が空から降り注ぎそのままコザッキーを下敷きにするというえげつない演出だった。
OCGでは融合召喚成功時限定で相手モンスターを弱体化させる効果が付加され、自身の攻撃力の低さをカバーできるようになった。
ジムのカードでもっとも有名な融合カード。自分の墓地の岩石族モンスター一体と相手の墓地のモンスターをそれぞれ選択して化石モンスターを融合召喚する。
化石融合モンスター専用のサポートカード。
ライフ半分をコストにフィールド上の化石融合モンスター一体をエクストラデッキに戻し、そのワンランク上の化石融合モンスター一体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
漫画版
ジェームス・クロコダイル・クック名義で登場。
トラゴエディアの手駒として暗躍。
この作品ではアメリカ校の生徒として描写されていた。